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カテゴリ:私の心を揺さぶるこの1曲
前回の日記で、過去に随分お世話になった方、Eiken Akiyamaさんからコメントをいただきました。
大変ご無沙汰をしておりました。私のブログを忘れず覗いてくださって本当にありがとうございます。 そのEiken Akiyamaさんからありがたくもライブアルバムのリクエストを頂戴しました。 The Rolling Stonesのアルバムから1枚とのこと。 そうですね、やはり私なりにストーンズのライブ盤からチョイスするなら、これが筆頭に上がりますでしょうか。 Get Yer Ya-Ya's Out! The Rolling Stones in concert (1970) ![]() こちらのアルバムはCDとLP両方持っていて、CDではよく聴いていますから、せっかくなのでアナログレコードに針を落としてみました。 この音源は1969年11月のニューヨーク・マディソンスクエアガーデンにおける2デイズの公演を収録したものです。 当時ストーンズはブライアン・ジョーンズが脱退し(そしてご存じのとおり程なくして他界)、新たにミック・テイラーを加えたばかりの新体制で最初のツアーに繰り出したところでした。ライブバンド・ストーンズとしての黄金時代を迎えたばかりという状態。そのツアーの終盤、ニューヨークの集大成2デイズ。 そして素晴らしいのは、何というか…うまく言葉に言い表すことができなくてもどかしいのですが、ロックが最もロックであった60年代後期、その頃のアルバム群だけが持っている雰囲気、音像が絶妙に収録されています。そう、何の加工もされていない生のバンド演奏です。現代のロックエンターテイメントがSE、同期、デジタル技術を駆使しながらのスペクタクル巨編となって圧倒するのとは全く異なります。そこにはバンドと客しかありません。必然的にスタジオで聴かれるオリジナルと比べライブ音源は全く異なって聞こえます。演奏の仕方がまず全然スタジオとは異なっていたりもしますし。そして異様に生々しい。バンドが体を張ってオーディエンスと渡り合う1本勝負を感じるのです。 さらにこのアルバムが個人的に気に入っている点として、LP1枚にコンパクトにまとめ上げられているところが挙げられます。選曲も素晴らしく、最初から最後まで全く飽きることなく、スピーカーの前にいる私をあっという間にマディソンスクエアガーデンの最前列に連れて行ってくれます。 そしてそこには、独特の動きでステップを踏み踊りまくるミックがいて、キースが切れの良いギターリフを刻み、少し奥のほうで新加入のミックテイラーが流麗なギターソロを決めています。ロックバンドとは何か。その答えが凝縮された1枚であると言えるでしょう。どこをどう切ってみてもカッコいい。 さて、話を日常に移していきます。先週から今週にかけては少し疲労を感じており、体調があまり思わしくありませんでした。梅雨があけて急に暑くなったことに加え、仕事で少しストレスが上がってきたことが原因かな。とにかくコロナも流行っているし、こういう時は免疫力も落ちますので、休養と体調回復に努めております。 勤務先で珍しい昆虫に遭遇しました。ナナフシです。 ![]() しならく前に、近所のT先輩からいただいたバラの挿し木。植木鉢に植え替えて育てておりますが、ようやく新芽が出てきました。赤いところがそれ。うれしいですね。 ![]() アコギを少しずつ再開したことで、弦も交換。ネットで購入したDARCO弦を貼りましたよ。マーティンのM140がリニューアルされて値段も高くなり、従前のM140のスペックをそのまま引き継いでいるという話のDARCO。メキシコ生産なのですね。でも安価だし全然マーティンと遜色ない良い品です。 ![]() 妻が娘のTシャツをguで買ってきたのですが、いいなこれ。メンズサイズもあるのかな。自分も欲しいです。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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