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ロマンチックのかけらもない男3人とLottaの4人。 とにかく香港食に食い倒れて飲みまくって充実した香港だった。 が。 男3人の内訳は旅友英さんとそのお友達のアキラそして現地香港人のシェーン君 日本人の男2人はLottaより1日早くバンコクに行くことになっていた。 ゆえに、25日の朝にはホテルをチェックアウトしてバンコクに向かった。 宿をとってなかったLottaは彼らのホテルにもぐりこみ、 彼らのツインの部屋なのになぜかLottaがベッドに寝て英さんを床に寝かせた鬼でゴザイマス。 が、彼らがチェックアウトしたのでLottaは改めて25日1泊だけどこかホテルを取らねば。 ということで、油麻地という屋台街で有名な所に程近い通称「日本人宿」の共同部屋のベッドをめでたくゲットした。 それがこの入り口。「ラッキーハウス」と言って日本人の間では有名で歴史ある(35年くらい続いてるらしい)安宿だそうです。 一見ちょっとびっくりしちゃう入り口です。 一緒についてきてくれたシェーン君はぎょっとしてました。 中はこんな感じです 古い建物に古いベッドだからちょっとぎょっとしちゃうけど日本人向けだから 見た目よりずっと清潔だし、なによりも細かな所が日本人仕様なのがうれしい。 シャワーだってすっごく熱いお湯に水の出の勢いがすばらしい。 で、シェーン君もずっとうちらに付きっ切りだったので疲れただろうとお家に帰し、 Lottaは宿で夕食をどこで食べようか(そんなんばっかり!)ガイドブックで物色中。 そしたら一人の女の子に「もしよかったら夕食みんなで食べに行きませんか?」と誘われたので ありがたく同伴させてもらうことにいたしました。 Lottaを含め女の子3人に男の人1人。まぁみんな20代だろうなという感じで Lottaは男の人と話をしながら屋台街を歩いてた。 その彼を仮にモジオ君としておきます。 モジオ君は数日前に香港に来たばっかりだそう。 「広東語を話せるんですか?」というLottaの問いに 「いやぁ~全然ダメなんですよ。北京語も話せなくて英語だけで~」と頭をかいていた。 そして「Lottaさんは話せるんですか?」と。 Lottaはずーっと現地人のシェーン君のお世話になっているので広東語話せないけど不便じゃないですよ~と笑った。 そしてモジオ君が「じゃぁ、そのお友達とは英語ですか?」と聞くので「そうですねぇ」と答えた。 そしたらモジオ君が突然「英語ってすっごく難しいですよね!語彙も多いし発音も」と、同意を求めてきたので 「そうねー。単語もすぐ忘れちゃうしね~。難しいよね」なんて相槌を売っていた。 そしてお店に入りさて注文をしようとなったときに 他の女の子2人はそれぞれ広東語と北京語が少しできるとはなしていたから、それだったら彼女たちにオーダーをお願いしてもいいのかしらん なーんて話してたらモジオ君が手を上げてウエイターさんに 「ヘーイ!(HEY)」っと呼び止めた。 Lotta、ここでびっくり仰天!「ヘ~イ!」なんて呼び止めていいのだろうか。 そして広東語ができる彼女にお願いするのかと思いきや 「I want ○○ and ×× and △△。」 (○○がほちいでちゅ。それと××と△△も!) と、日本語にしたらこんな感じになるような言い方でオーダーをしたのでちょっといやな汗をかいたワ。 そして香港も一応冬で夜なんかは結構寒いのにエアコンが入ってたから 「ちょっと寒いから消してもらおっか~」なんて話してたら モジオ君再び。 「ヘ~イ!」っとウエイターさんを呼ぶ。 ってオマエは江戸っ子寿司職人かっ!? 「えくすきゅーずみー」と言おうではないか! そして「あい あむ そ~こーるど!!!ストップ!ストップザット!」 ( I am so cold !!! stap ! stop that )←日本語訳なんかぁ~チョー寒いんだけどぉ~!アレ、止めろよ! っと言い放ったのには青くなった。ラッキーか否か、そのウエイターさんはそれなりに英語を理解すると思われる方だった。 それならばなおさらこういった英語はとても不愉快だろうともう生きた心地がしなかった。 もう、まさに「あちゃぁ~」なのよね。 古っ!って自分で突っ込んじゃうけど、もう心境はまさに両手で頭を抱えて「あっちゃぁ~」ってのがぴったり! そして女の子2人は「英語話せるんですね~。アタシ、英語は全然だめなんですよ~」なんて話してるのに対して モジオ君ってば・・・・ 「いやぁ~英語って思ってるより難しくないですよ?」 (Lotta心の声:おいっ!さっきと言ってること違うじゃん!) モジオ「だって、日本語みたいに尊敬語とか丁寧語とかそういう使い分けがあまりないから、その分楽ですよ!ハハハ!」 ここからモジオの独壇場 「たとえば、今みたいにエアコンを止めてほしければ「Hey !I am so cold ! I want to stop」って言えば通じちゃいますからね。ハハハッ」 なんだか得意気ですねぇ。 たしかに英語は日本語ほどは上下関係の会話は複雑ではないかもしれないけど それなりにへりくだった言い方や相手を思いやる言い方、遠まわしな歪曲表現などはきちんと存在する。 英語をまだ勉強中であろうモジオ君が積極的に英語を使おうと試みるのはすごくいい事だと思うけど ヘイ!っと相手を呼ぶのはすごく失礼だし、(仲良しさんならあるけどさ)I want なんて子供じゃないんだから! であります。 それになにより「お願いします。のプリーズ」がひとっこともついてない。 日本でもウエイトレスさんがガラ悪いおっさんに 「よぉ、ネーちゃんオシボリくんない?」なんて言われたら 「なにこのオヤジ?!」って誰もが思うでしょう。 英語だって同じことです。 モジオ君の「あちゃぁ~」は英語がつたないことではなく、「これでいい」っと思い込んでしまっているところなのよねっ! つたない英語でも一言「プリ~ズ」とつけるだけでだいぶ印象が違う! 外国をを遣っていると母国語ほど酷い言葉を言っているとか歯の浮くセリフを言っているという感覚が薄い。 だからLottaのタイ人のお友達も日本語で「チ○チ○かい~!(痒い)」っと叫ぶ。(Lottaが教えたわけじゃないわよっ!) それは外国語だから恥ずかしいという意識が薄いんだなっていつも思う。Lottaだってタイ語でならいかがわしい言葉を言おうと思えば言えちゃう! そんなこんなんで、ちょっと鳥肌が立ったディナーをなんとか終え、 屋台街をプラプラ。 香港の人や中国の人と言うのはずいぶん縁起をかつぐ。 だから路上占い師も多い多い! それを見てモジオ君は「占いやって行きます?」と活き活きしている(爆) でも女3人はそれほど興味も持てず、「いや、いいです~。やるんだったら待ってますよ」っと。 そしたらモジオ君ってば一人の女の子をターゲットに 「占いを信じないんですか?占いってうんたらかんたら・・・」 およそLottaにはどうも理解できないような内容で女の子を説得に入ってる。 アンタ!業者のまわしものかっ?!っと思うくらいだ。 挙句の果てには「ほんとはやりたいんでしょう?無理してガマンしなくてもいいんですよ?!」っときたもんだ。 アンタがやりたいんでしょっ!っと女3人同じことを思ったに違いない。 なんとか説き伏せて宿まで戻ってきたときには女3人ぐったりで苦笑いをお互いにした。 あぁ。モジオ君。あなたは今どこでなにをしていらっしゃるのかしら? いろんな意味で気になってます。 次の日香港観光を誘われそうになったが幸いLottaにはシェーン君がいるのでうまく断れた(ほっ) まぁ、いろいろあるやね。 とっても疲れたよるでした。 ちなみに、油麻地は夜結構うるさい。 だから寝ててもよく聞こえる。そのせいもあると思うけどよく眠れるLottaがうなされたのはそれだけじゃないはず・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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