ドラマ のだめカンタービレが最終回を向かえ、俺の脳内ドラマランキング2006で、白夜行をぬいてトップに躍り出たっす
クラッシック音楽というメジャーそうで純文学並みにマイナーなジャンルになりつつある題材をコメディータッチで、楽しく描いていたっすよ
音楽教師でチェリストである俺の母親がポロっともらした事があるっす。
「あなたは本当はコンダクター(指揮者)にしたかった」
す、すまんw 一応ぎりぎり芸術家だと思うから、許してくれっすw
でも俺もなりたかったなぁ コンダクター。
ただ、俺が知っているプロクラッシック家への道はそんなには甘くないっす。
3歳の頃から、ピアノの英才教育を受け、ピアノが嫌で嫌でしょうがなかった俺は、今でもハノンの旋律を聴くと、気が狂いそうになるっす。
俺は、さっさと離脱したからいいけど、その倍も音大に向けて地獄を味わった妹はのストレスを考えると、想像を絶する。しかもそうまでして苦労して音大に入っても、プロオケに行けるのはごく一部っす。就職率などを考えたら、超ハイリスクな進路と言えると思うっすよ。
俺が中学生の頃、俺の町の普門館という何かの宗教用のホールにあの近代クラッシックでもっとも天才的なコンダクターがやってきたっす。
彼の指揮棒を右から左に持ちかえるという破天荒な癖にしびれたっす。彼の名はもちろんヘルベルト・フォン・カラヤン。
そして、演奏されたのはルードイッヒが耳が聞こえなくなってから作ったあの世界でもっとも有名な交響曲っす。
俺の身体も老化により、これからどんどん破壊されていくだろう。
例えば視力を失ってからこの偉大なルードイッヒのような作品を作れるだろうか、いや作る気力を持てるだろうか。
そういえば、もうすぐ世界中にこの交響曲が流れる季節っすね
やな思い出ばかりの年末だけど、この合唱付を口ずさみながら、もう少しがんばってみようかな