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カテゴリ:博士課程
今日は先生の都合で、授業が1時間ほどで終わり、あとはまったり過ごしていた。
なかなか実験がうまくいかないので、なぜうまくいかないのか、ノートや資料をぼんやり眺めながら考えていた。 考えるためには、時間に追われないこういうのんびりした時間が必要ですね。 ん?ひょっとして、これが原因? PCRでDNAを増殖するためには、増殖するためのとっかかりとなるプライマーと呼ばれる短い塩基配列をデザインする必要がある。 ForwardとReverseの両方をデザインし、ForwardとReverseで挟まれた領域が増殖する。 そのReverse側のデザインをミスしていた。全部。。。 道理で増えないわけだ。 Reverse側は、頭としっぽを逆にした上に、ATCGの組み合わせも逆にする。 ATCGは逆にしていたけど、頭としっぽをひっくり返すのを忘れていた。 遺伝子実験をするうえで、ものすごく基本的な当たり前のところで間違えていた。 私はこの数か月、いったい何をしていたんだか。。。あほや。 でも自分で気が付いて良かった。 自分で気が付いたミスというものは、次からは絶対に間違えないものだ。 前向きに、肯定的に。 さて、プライマーを注文しなおそう。 ![]() 【送料無料】もっと知りたい! PCR実験 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月08日 22時20分53秒
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