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テーマ:研究生活つれづれ(38)
カテゴリ:博士課程
実験がうまくいかなかった理由が分かり、大きく前進した。
これで次のステップに移り、違う試薬(他のTaqポリメラーゼ)を使用して反応させ、電気泳動(核酸に電流を流すと、陽極側に移動し、分子の大きさごとに分けられる)にかける。 15分ほど流せば結果が分かるはず。 が、またしても装置が故障していた。(その前はPCR装置が故障した) 何も起こっていない。 そのまま他っておくとサンプルはどんどん拡散していくばかり。 どうしよう。(T^T) ふと、棚の上を見ると、新品の装置があるではないか!?! 誰が買ったの?他の講座の人のもの? 先生「誰のか分からないけど、ここにおいてあるということは使っていいということなんだ。使っちゃえ、使っちゃえ。」 今まで使っていたものに比べて、デザインが洗練されてスマートになってる。すごい。 サンプルがこぼれてしまわないようにそうっと動かし、再び泳動を始める。 泳動終了後、UVを当てて結果を見る。 坊主・・・なんですけど。 な~んにも写ってない。 PCRのどこかで、何かを入れ忘れたか、PCRの設定を間違えたか。 先生がまたしばらく出張に行ってしまうから、出来るところまで進めたかったのだが、結局進めず。 PCRからやり直し。 3歩進んで2歩下がった気分。 ![]() 【送料無料】電気泳動なるほどQ&A お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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