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2009.11.10
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カテゴリ:FXの気持ち
820年にはイギリスのJohn ParisがThaumatrope(ソーマトロープ)を発明します。
これは今でも子供の雑誌の付録にあったりしますが、団扇の表と裏に例えば、
鳥の絵と鳥かごの絵を描いておいて、ぐるぐる回しますと、二つの絵が重なって
鳥かごに入った鳥の絵が見えるというものです。

1832年にJoseph Plateau が考案したPhenakistscope(フェナキストスコープ)が
いわば映画の直接の祖先ということになるかと思います。これは2枚の円盤を
使う物ですが、1本の軸に通した2枚の円盤の一方に絵を描き、他方にはスリッ
トをいれておきます。これで盤を回転させると、動くスリットを通して絵を見る
ことができます。これは近年日本では「おどろき盤」の名前で紹介され、作品が
作られています。

2年後の1834年にはWilliam Hornerが円盤ではなく円筒を使ったZoetrope(ゾート
ロープ)を発明しました。これはスリットの入った円筒状の機械の内側に絵を描き、
それを回転させて中の絵を見るものですが、Phenakistscopeに比べてハンドルで
回せるため慣れていない人でもうまく動画を見せることができるようになってい
ました。

1877年にはこの流れの最高傑作となるPraxinoscope(プラキシノスコープ)がEmile
Reynaud により発明されました。基本的にはZoetropeの方式なのですが、映像は
スリットではなく鏡を使って映し出されるため、スリットを通して見るよりも楽に
動画を見ることができるようになっています。Reynaudは1892年にこの方式を使った
劇場 Theatre Optique をパリに作りました。

一方1878年にEadweard Muybridgeは初めて「撮影する」という技術を開発します。
彼は12台のカメラを時間差で「シャッターを切る」というやり方を考案し、これで
馬が闊歩する様子をフィルムに収めました。

そして1891年にThomas Edisonの助手 W.K.L Dickson はコダック社の35mmロール
フィルムに撮影した動画を見ることができるkinetoscopeを発明します。これが
初めて十数コマという短い動画ではなく、ある程度の長さを持つ物語を上映する
可能性を生み出したのでした。

リュミエール兄弟のcinematographeが画期的であったのは、ひとつは投影方式に
することで多くの人が同時に動画を見ることができるようになったこと。もう
ひとつは、機械がとても小型で(普通の静止画用のカメラとほぼ同サイズだった)、
どこにでも持ち歩けたことです。エジソン達のkinetoscopeは大型で、移動させる
のもなかなか大変であったようです。

なお、リュミエール兄弟にわずかに遅れてアメリカのCharles Francis Jenkins
も同様の投影式の動画映写機 Vitascopeを発明しています。現代の映画の映写機
はどちらかというと、こちらの流れを汲んでいます。





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最終更新日  2014.11.04 14:10:28



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