憂きも一時

プロダクション・システィーナという会社から、

毎年カレンダーを買っている。

ルネサンス～マニエリスムあたりの名画を上等の紙に
精巧にプリントした
それはそれは美麗な（そしてカレンダーにしては高価な）カレンダー。

ひと月に、２枚ついている。全体1枚、ディテイル1枚。
ディテイルの方には画家の紹介や絵の意味、美術史上の価値など簡潔な
説明書きがついている。

綺麗だから、絵と説明文を毎年残しておいた。
それが積もり積もってもう10年くらい経つ。

ミケランジェロ、ラファエロ、ダビンチを始め有名所の
画家の名画がどど～んと積まれて４センチにもなりました。

どうしよう？

最近１冊本屋で目にとまった。

【送料無料】手づくり文房具

”Self-made　Stationery"
"hand-made"じゃないのが気になった。
下に小さく
"Handmade　goods　for　myself"と書いてある。

そうかあ、自分仕様で、自分に使いよい様に、
自分の気に入るように作る、ということか。
と勝手に解釈して気に入り、購入した。

著者：宇田川一美　発行：2009年9月19日。
(池田書店）
そう新しい本ではないですね。ご存じの方も多いのではないでしょうか。

｢文房具が必要になったとき、お店に買いに行く前に、
まずこの本を参考にしてみてください。」（P3）

とある通り、
しおり、ポチ袋などすぐつくれそうなもの、
ペンケース（紙製・てぬぐい製）、わゴムノート等々作る過程が楽しそうなもの、
切手のマグネット、糸巻きでつくるハリネズミのクリップボードなど思いもつかないものを組み合わせたアイデアの文房具など、
楽しい自分仕様の文房具のアイデア満載。

セルフメイド文房具とその作り方の他に、

良く使う道具と材料の紹介
紙のコレクション（これがお菓子の包み紙から電車の切符までいろいろ…）
文具についてのコラム
おまけ＆型紙
つき。

掲載されている「チケットメモボード」が作りたくて、
さっそく点線カッターを買ってきた。
でも、私のself-made第一号は全然違うものでした。へへ…（*^_^*）
CDじゃけっと。（そのうち掲載予定）
自分では気に入ってるんですが…。