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September 18, 2020
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テーマ:おすすめ映画
みなさん、こんばんは。さきの台風は九州をかすっていきましたね。しかしコロナ感染の影響で避難所が定員オーバーになってしまったとか。課題は残りますね。

映画バッド・ジーニアス 危険な天才たち​を見ました。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち​
BAD GENIUS

監督
ナタウット・プーンピリヤ

出演
チュティモン・ジョンジャルーンスックジン チャーノン・サンティナトーンクン
イッサヤー・ホースワン

 冒頭は尋問を受けている学生達だ。カンニングを疑われているらしいが、皆とぼけている。視聴者は彼等に感情移入すればいいのか、それともやはりカンニングはいけないな、という教訓映画として見ていいのか最初はわからない。誰の視点で見ればいいのかはラストでわかる。

 頭のいいリンは、進学校に特待生として転入する。特待生の面接の際に、その場で学費の免除をゲットする場面からは、つきそいの父親よりもはるかにしっかりしていることがわかる。高校で典型的ながり勉スタイルだったリンは、親しく声をかけてきた友人が演劇部を続けられるようにするために、答えを教えてあげる。つまりはカンニングだ。これ一度だけなら、試験会場を見て回らない怠慢な教師も悪い。しかしこの事が彼女のBFに知れ、少しずつカンニングを仕事として引き受けたことから、彼女の運命は変わっていく。

 これは実話では?と思ったらやはりそうだった。但し、舞台はタイではなく映画の中で報じられた国-中国と韓国で発覚した。2014年、米国留学への条件となる大学進学適性試験(SAT)で学生多数によるカンニングが発覚。受験予備校が主導し、時差の関係で数時間早く実施される外国の試験会場から、雇われた受験生が試験問題を携帯電話で連絡係に伝える組織的な手口が各国で報じられた。

 カンニングをさせる側=奨学生、カンニングをする側=報酬を払える裕福な家庭の子女、と顧客と担当者の貧富の差がはっきりしている。金さえ出せば何とかなると軽く考えている凡才と、自分の力で這い上がっていかなければならない天才、どちらの能力があるかは一目瞭然なのに、タイの社会でもそうなっていないということだろう。家格が上で最初から幹部候補社員として入ってくる凡才が、厳しい就職試験を潜り抜けた天才の力を借りて格差社会を広げ続ける。他人から借り続ければずっと実力はつかないままだが、それでも世の不公平が正されないため真面目な人間も染まってしまう。作中ある人物の豹変には驚くが、それだけ社会の圧が厳しいのだろう。それでもリンは最後に言う。「何事も私次第ね」始めたら止められないのではなく、始めたなら止められる。冷静に考えればこんなに単純だったのだ。


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最終更新日  September 18, 2020 12:04:42 AM
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