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休廊日の昨日、友人に誘われて恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館に、『野町和嘉写真展/聖地巡礼』を見に行ってきました。
……………………………… 結構、良かったです。 イスラムや仏教、キリスト教、舞台は主に発展途上国なのですが、宗教に対する情熱というかパワーというか、が伝わって来て圧倒されるようなイメージが多かったと思います。 私自身は無宗教で、歴史的にも世界中で起こった(起こっている)戦争の多くが宗教的なぶつかりによるものでもあるという事実もあるし、宗教に関しては批判的/否定的な部分があります。何故宗教が生まれたのか(死への恐怖や自然への畏怖からか)や、生きて行くのが楽になるから信仰する等々、これについては語りはじめると議論はつきないsubjectですが………。 対英時代には下宿先の大家さんが経験なクリスチャンだったり、同じ学校のパレスチナ人の学生と話をしていたり、ロンドンに移ってからは他民族の集まりで特にインド人も多いし、最後に住んでいた地域には大きなムスリム系のモスクがあったり、テレビでもそういった事情に触れることも多々あり、、、 そんなこんなで、日本にいてな~~~んにも考えずに、ニュースにも気をとめずにいた頃とは違う目で展示を見られたのかな、という気もします。 なにはともあれ、面白い展示でした。 キャプションで『ここでは写真を撮ることに対して特にタブーはなかった』(特に女性の被写体に多かったかな)という一文を要所要所で目にしたので、逆に写真を撮り続ける旅の間、かなりのタブーがあったのだろうな、と推測されました。 各地での風習等を長年の経験で熟知して、それに基づいて現地の人に接しているから故に、撮れた写真達なのだろうな…と、そこにも感心させられてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.02 09:20:10
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