|
カテゴリ:日々の暮らし
昨日自殺について書いたあと、ふとシルバーバーチはどう言っていたかしら?と思い、読み直してみたらこう書いてありました。
「地上生活を自分で勝手に終わらせる権利は誰にもありませんが、自殺に至る事情には酌量すべき要素や環境条件がいろいろとあるものです。 いずれにせよ自殺行為は絶対にためになりません。地上生活を勝手に終わらせることが魂にプラスになったということは絶対にありません。 自殺は精神異常者や、霊に憑依される場合もありますが、大多数は臆病者の逃避行為です。 果たすべき義務に真正面から取り組むことが出来ず、死んでこの世から消えることがその苦しみから逃れるいちばんラクな方法だと考えるわけです。 ところが死んだつもりなのに相変わらず「自分」がいる。そして逃れたはずの責任と義務の観念が相変わらず自分につきまとう。 その精神的錯乱が暗黒のオーラを生み、それが外界との接触を遮断します。その状態から抜け出せないまま何十年も何百年も苦しむ者がいます。 しかしいちばん大切なのは動機です。動機が利己主義でなく利他主義に発している時、つまり自分がいなくなることが人のためになるという考えに発している時は、たとえそれが思い過ごしであったとしても、先の臆病心からの自殺とはまったく違います」(「シルバーバーチの霊訓」より引用) この最後の文章を読んで、戦争中の特攻隊で片道燃料だけで飛び立って行った若者たちのこと、そして題名は忘れましたが、北海道でブレーキの効かなくなった列車の前に飛び込んで列車を停め、多くの人の命を救った人についての実話に基づいた三浦綾子さんの小説が頭に浮かびました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年07月16日 23時56分21秒
[日々の暮らし] カテゴリの最新記事
|