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カテゴリ:フルーツ仕入れ奮闘記
全国的にはどうか知りませんが、和歌山では、旧暦の初午(はつうま)の日に、お稲荷さんをおまつりします。
たぶん昔から商売をしている家には、お稲荷さんを祀っている家が多いと思います。 うちの会社も、明治から商売をしているので、お稲荷さんを祀っています。 初午の日には、提灯や幕で飾り、「福」と朱書きしたお餅や、いなり寿司、お菓子、成長を願っての芽の出る野菜(筍やフキ、アスパラガスなど)、赤い寒天、赤飯などを飾ります。お稲荷さんは赤いものが好きなそうです。だから、苺やりんご、人参なんかもお供えします。 それと、うち独特なのか、この辺の風習なのか知りませんが、「三宝柑」というオレンジも供えます。 江戸時代にお殿様(紀州だから徳川)に献上したといわれる由緒あるオレンジです。 三宝(時代劇とかで悪代官にわたす小判を忍ばせた饅頭をのせるやつ)にのせて献上したから、この名前になったとか。。。 デコポンのような形をしていて、味はさっぱり爽やか。酸味と甘味のバランスが程よくおいしいです。あっさり味のハッサクって感じでしょうか? 下津町の上山彰雄さんが持ってきてくれました。 和歌山ではよく見かけるのですが、あまり他には出ていないようです。産量が多くなく、形が梱包には向かないからだそうです。でも、最近はインターネットで販売されているようです。湯浅町が主な産地です。湯浅の「紀伊国屋文左衛門:楽天店」さんで、お取り寄せできます。 紀州 湯浅特産 “ワケアリ”三宝柑【5kg】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.22 13:17:58
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