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カテゴリ:フルーツ仕入れ奮闘記
先日、御坊市の山本さんちにブルーベリーを分けてもらいに行った時、
いつものように、山本さんちのおばあちゃんがブルーベリーを用意してくれていて、 それを受け取るときに、ショッキングなひとこと。 「おじいちゃん、のーなったんらよー(亡くなったのです)。」 と、御坊独特の口調で。 思わず、聞き返しました。 最近あまり姿を見かけなかったのですが、 もともとおばあちゃんが相手してくれていたので、そんなに気もとめていなかったのですが、 そんなことになっていたとは。。。 90歳を超えても、とても元気にされていたのに。。。 直前まで、病院で免許の書き替えをする準備をしていたとか。 とても悲しかったです。 とても気の良いおじいちゃんで、ブルーベリーを使わせて欲しいと初めて伺ったときにとても喜んでくれたのを思い出します。 80歳を過ぎてから、研究してブルーベリーの栽培を始めたバイタリティあふれるご老人でした。 しかも、和歌山でのブルーベリー栽培は、草分け的存在。 元々みかん農家だったのですが、年をとると重いみかんを運ぶのが大変なので、手間がかかっても軽いブルーベリーがいいのではないかと始められたのだそうです。 そして、御坊市周辺をブルーベリーの産地にしようと活動もされていました。 山本さんのおかげもあって、最近和歌山ではブルーベリーの生産が盛んになってきました。 和歌山でのブルーベリー栽培の功労者、立役者なのです。 その時たまたま召し上がってもらおうと思って持っていたブルーベリーのケーキをお供えさせていただきました。 本当に今までお世話になりました。 ご冥福をお祈りいたします。 ちなみに、おばあちゃんは「私一人でがんばらな。」とおっしゃっていたので、安心しました。 女性はやはり強いのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.10 23:23:35
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