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アメリカに来て2年、ようやく普通の美容院にトライしました。DCへ行く前に、日本人OKの美容院をウェブで探して住所をプリントアウトしておいたんです。でも実際DCに着いてからはどうでもよくなっちゃって、「わざわざ足を運ぶまでもないかー」って美容院に行くのはやめるつもりでした。が、ジョージタウンを歩いていると、聞き覚えのある美容院の名前が飛び込んできました。
「あ、日本人OKの美容院だ~」 せっかく通りかかったんだからちょっと覗いてみよう、って結局店内に入ってしまいました。 「カットはいくらですか?」(すみません、まず料金を確認しないことにはコワイので...(笑)) 「50ドルよ、長さにもよるけど」 彼が「高い」という顔つきで私を見ます。 「アジア人の髪を扱える人がいるって聞いたんだけど」 と私が尋ねると 「ちょっと待ってて、予定が空いてるか聞いてみるから」 戻ってきたときは、カットしてくれる人がいっしょに現れ 「今なら空いてるわよ」 にっこりほほえまれ、思わず 「じゃあ、今お願いします」 カット担当の人はアジア人ではなくアメリカ人女性でした。 彼は相変わらず不安そうな顔をしていましたが、冒険もたまにはいいでしょ。 彼女にどんな風にしたいか聞かれ 「長さはこのままキープで、もっと軽く見えるように。でも色は変えたくないから、カットで軽く見えるようにしたい」 って、いつもながらアバウトな説明... 彼女は「OK、レイヤーで軽くするわ」 私は内心「お、レイヤーを知っている」とちょっと安心したりして(笑) 洗髪は日本とほとんどいっしょ。マッサージつきで気持ちよかったです。洗髪の最中「飲み物は何がいい?」と聞かれたので「コーヒー」って喜んで答えたのですが、このコーヒーは結局私の前に現れることがありませんでした...(笑) さて問題のカット。 髪を小分けにして頭に留め、少しずつカットしていく方法は日本と同じ。何が違ったかといえば、レイヤーをいれる量が極端に少ないということと、その手つきがちょっとぎこちなかったこと?(笑) 日本だと前髪は横に流すことが多いですが、彼女はまっすぐ額におろしてくれました...もちろんすいてくれたので日本人形のようにはなりませんでしたが、途中「引田天功になったらどうしよう...」って不安がぬぐえませんでした。 終わってみると、前の髪型よりだいぶ落ち着いた感じに仕上がりました。前はレイヤーが相当入っていたので(これはこれであまり気に入っていなかった)髪が踊るような感じだったのですが、今はストレートっぽくなったような... 彼が私の髪型を見て一言、 「パルプフィクションの女みたい(ウマサーマンのこと)」 ガーン、それって引田天功じゃん!! やっぱりアメリカ人の美容師だと、オリエンタルな髪型にされてしまうのねえ。モデルさんなら似合うんだろうけど、私の容姿じゃそうはいかない… やっぱりカットはアジア人美容師に限ります。 *ちなみに失敗というほどではなく、前髪を流せばそれなりに普通です。私の彼はなぜだか今の私の髪型を気に入ってるようです(笑)彼も感覚はアメリカ人? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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