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珈琲の淹れ方勉強中~コーヒーを楽しみたい~

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2019年01月14日
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カテゴリ:博物館
神戸のポートアイランドにある「UCCコーヒー博物館」へ行ってきました。




目的は、定期的に開催されているイベント「(コーヒー)5種類の飲み比べ【基礎編】」に参加するためです。

参加者17名、ほぼ男女半々(なぜなら私以外、ほぼ夫婦orカップルだったから!)。4つのテーブルに分かれて座ります。

コーヒー鑑定士の資格を持つと言う、学芸員さんの挨拶(仕切り上手でした。慣れておられる感じ)でイベントスタートです。


この5種類を飲み比べます。


コーヒーについて、学芸員さんの解説を聞きつつ、コーヒーが配られるのを待ちます。

コーヒー到着。


配られる前に、学芸員さんから、「いきなり香りを嗅がないで下さいね」という指示が出ていました。

色を見る

香りを嗅ぐ

味わう

のプロセスで行うそうです。


『色を見る』

近くで見ていてもあまりわからないので、なるべく遠くから見たほうが良いとのこと。

何なら、自分の座っているテーブルのコーヒーでなく、他のテーブルのコーヒーを見るくらいでも良いとの事。

確かに、遠くのコーヒーの方がよく分かりました。


『香りを嗅ぐ』

色を見て、明るい色をしていたコーヒーから嗅いでいきます。

手の匂いが邪魔にならないように、なんならカップに鼻を突っ込むくらいで。

嗅ぎ続けて香りがわからなくなって来た時は、自分の服の香りを嗅いでリセットすると良いとの事。


『味わう』

コーヒーの味を見る時は「大きな音を出してすすって飲んで、口内で霧状にして味わう」。

他のコーヒーセミナー等でも良く聞きます。

でも、さすがコーヒー鑑定士の学芸員さん。

お手本で見せてくれた、すする音のレベルが違いました。

音を出してすするって言うと、ちょっと行儀悪いとか恥ずかしいという印象がありますが、あそこまで行くと別物ですね。

なお、すすったコーヒーは、口内にとどめつつ、鼻から空気を抜いて味わいます。

こうする事で、甘みがよく分かるとの事。


で、実際に5種類試して、産地や精製方法、焙煎具合の違いによる味わいの差をみて行ったわけですが。

今回衝撃的だったのが、上の写真で4番の「ロブスタ」を試した時。

印象はとにかく「麦茶」です。香りも味も。


最近読んだ「珈琲の世界史」(2017・旦部幸博)という本の中で、ロブスタコーヒーがアメリカに最初に伝わった時、「商品価値なし」とされたエピソードが紹介されていました。

珈琲の世界史 (講談社現代新書) [ 旦部 幸博 ]

そのエピソードを読んだとき、「そこまで違うものかな?」と思ったのですが、当時のアメリカ人の気持ちがよく分かりました。


自分がイメージしている「アラビカ種のコーヒーの味」とは完全に別物です。


ただ、もちろん不快な味という訳ではないです。

「アラビカ種のコーヒーの味のイメージ」を持って飲んだからびっくりしただけで。

ブログを書いていて、今もなんかもう一回味わいたい気がしてきました。

実際に「商品価値なし」とされたはずのロブスタコーヒー、その後世界中に普及したわけですし。

ちなみに、日本人参加者がみんな「麦茶のような」と表現したこの味、海外の方は「トーストの焦げたような」と表現するそうです。


このロブスタ100%コーヒーを味わえたのが、今回のイベント参加で一番の収穫だった気がします。

「当店のコーヒーはアラビカ種100%です!」というお店はあっても、「ロブスタ100%です!」というお店は見たことないですから。

他にも色々面白いお話を聞かせて頂いて、色々と勉強になったので、また別のイベントがあれば参加したいなと思います。

展示等の感想はコチラ→

読んでいただいてありがとうございました。
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Last updated  2019年01月18日 22時11分12秒
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