053304
HOME \| DIARY \| PROFILE	【フォローする】【ログイン】

障害者マジシャンの未確かな記憶　～可能性を広げるために～

[哲学] カテゴリの記事

全84件 (84件中 1-50件目)

1 2 >

言葉考

最近また色々思うことがあって、久々にブログ記事を書いてみる。まず、この世界には二種類の言語が存在する。いや、ちょっと待て、そんなわけないだろ、この世界には何ヵ国も存在していてそれぞれの国が共通の言語を持っているし今パッと頭に浮かぶだけでも日本語、英語、中国語と、この地点で既に二種類は超えている。確かに。そういう意味で言うなら先程書いたことは間違っているだろう。ただ、私が言いたいのはそんなことじゃない。この意見の食い違いも、ちょっと関係してくると思う。例えば、さっきから使っている言葉の中にも私の言う二種類の言葉が出てきているかもしれない。例えば｢世界｣と、私が言う時、その単語は二種類の役割を持っているということだ。それは固有名詞的かと普通名詞的かということであり、実はこの言葉に対して固有名詞的に使うのか、普通名詞的に使うのかによって話の内容は随分と変わってくる。さらにそれはとんでもない誤解を招く可能性を持っている。例えば哲学をする時、｢私｣という言葉が使われるが、この単語にも固有名詞的か性質と、普通名詞的性質がある。おそらく一般的には固有名詞的に使われる言葉だろう。つまり｢私が言いたいのは・・・｣と、言った時、この｢私｣という言葉が表しているのは他ならぬ私自身のことであり、ここではこの世界に存在している人としての私を指す言葉であってこの使い方だけで議論が進むなら難しくはない。しかし、先程から言っているように言葉にはもうひとつ概念を表すという意味で使われることがある。こと哲学の分野には、顕著だ。例えばある本で読んだ話だと、キリストの言葉が引用されている。｢私からしか、真理に達することは出来ない｣この言葉の意味は一般的な意味で捉えると、キリストに従うことが真理に至る唯一の道であるということになるだろう。が、しかし、この言葉に出てくる｢私｣という単語がキリストがキリスト自身を指して使ったものでなく誰もが持っている私という感覚を指している言葉であるなら、話は随分変わってくる。哲学的に使われる概念的意味としてみるなら、これはさまざまな宗教や思想を矛盾なく読みとける考え方の指針になるだろう。例えば｢汝自身を知れ｣等は正にそういう意味であろう・・・まとめ言葉の使い方としてある特定の物を指す言葉なのかそれとも概念として使われるのか、見極める視点が世界を広げる。

2017/03/28

コメント(0)
長々とした招待状

私達は死ぬとどうなるのか？何のために生きているのか？何故善いことと悪いことがあるのか？･･･哲学は様々な問いを提示してきた。そしてこれからもそれらの問いは繰り返されることなんでしょう。ただ、いわゆるそういった哲学的命題は、興味のない人や面白さを感じられない人からしたら｢なんでそんなこと疑問に思うの？｣とか｢もっと有意義な時間の使い方出来ないの？｣とか、思われるのかもしれません。まあ、こんなブログ書いてる人なので私はそんなこと言われる筆頭なのかもしれませんが、でもだからといって私自身が哲学をする意味を疑問に思わないわけではなく、というかその問い事態が哲学的な問いでもあるといったある種のパラドックス的事態に陥ります。･･･と、長々前置きを書いた訳ですが、また最近上のようなことを考えていたのですが、ふと、直感しまして･･･いや、直感なので言語化するのが難しいのですが、端的にいえば哲学的命題とは、決して明確な答えが出せるものがないんじゃないかと･･･いや、この文を読まれた方の中に何を今更なことを言ってるんだと、思われている方がいるのも分かっています。ですが、人の思考の性質だとも思うのですが、おなじ言葉を繰り返し反芻することで、府に落ちるという感覚があるんじゃないかと思います。今回の私の感覚が正にそれで、府に落ちたんです。｢そうか、哲学の目的は分からなくなることなのかもしれない｣と･･･しかしこの定義が正しかったとして、やっぱりそれは哲学に対して意義を見出だせないっていうことなんじゃないか･･･なんか、話が堂々巡りしてる様に見えるかもしれませんが、大丈夫！だと思う、多分！というのは、ただ何も考えず分からないものは分からなと、決め込んで生きるのと、考え抜いたうえで分からないというのは全く違うことだと思います。以上のことがもし認められるならば、ある意味哲学のマップが出来たことになるんじゃないかと思います。というのはマップ(地図)の役割が目的地に着く為のものと思うからです。目的地(ここでは分からなくなること)が分かっていれば少なくともまだ足りていない事が分かるからです。まあ、冒頭でも触れたように興味のない人にとってはより一層無意義に思えるかもしれませんが、私は哲学というものをもっととっつきやすいものになってもらいたいと、思っている部分があるので、何が言いたいのかというと、｢もしよかったら、こんな遊びをしてみませんか？｣という提案です。以上。

2016/09/22

コメント(0)
復活のブログ

やっとスマホが使えるようになり、ここにもログインして記事を書けるようになりました‼･･･と、勢いで書こうと思い、開いてみたものの、何を書こうかな~･･うん、やっぱりここは一番得意分野の哲学で！いや、手品ジャナイノカヨ！？みたいな声が聞こえてきそうですが･･･そうなんですよ、まあ、自分でもよくわかりません(笑)いや、分からないというのは決して悪いことではなくて、その分からなさをいかに味わっていくことが出来るか、その方向性の思考こそ必要なんだと思います。うん、もしかしたらあながち間違っていないかもしれない。哲学は最終的に2ヒリズムに向かう･･･私の言うニヒリズムとは、無価値論と言うよりも疑価値論であり、それは結局のところ決めつけないという意味だ。決めつけないと言うことは、分からないままにしておくとあうこと、きっとそれは居心地の悪いことかもしれない。しかし、なにがしかに決めつけてしまうことの方が何倍も気持ちが悪あ。決めつけると言うことは、固定するということでそれこそ思考することの放棄なんだと思う。そして、このブログのタイトルにあるように可能性を、ひろげることこそ私の目指すところなので･･･うん、久しぶりの記事でノープランの割には書けたほうかな、ということで、これからブログ、徐々に復活しますので、宜しくお願いします。

2016/08/21

コメント(0)
ニヒリズムを支えるもの

実は、まだすっきりできていない部分がありました。このテーマについて書くことも何度目かになりますし、これからも自問自答は続いていくでしょうが、最近頭に浮かんだ思考を書き留めてみます。ニヒリズムとは、無の思想である→無意味論である→無価値論である。前回まではこのような書き方で終わっていたと思います。しかし、無とは魅力的ですがやはり恐ろしさもあり、ニーチェが更なる探求を求めたくなり、超人を求めt気持ちも分かります。ここで私の頭に浮かぶのはドラマ等で使われるような台詞「なんでもないってこと（無ということ）は何にでもなれるって事なんだよ★」こんなことを言ってるドラマとか漫画を見て冷めた視聴者は「何を青臭いこと言ってるんだそんなに現実は甘くねえんだよ」みたいなこと言うかもしれませんが、こと思想ということに関してはどうでしょう？上のカッコ内の台詞がこの世界の見え方や価値観に対しての話だとしたら、私にはとてもおもしろく感じます。ニヒリストとして（ここではもちろん「無意味論」ではなく「無価値論」として使いますが）、哲学をしていこうとするのはなんだか木にロープを掛けて首を吊りながら「よし！生きていくぞ！」と目に炎を宿らせていることのように思います（笑）。どういうことかというと、ニヒリズムとは哲学の最終地点でありゴールなのえすから、もうそれ以上何もしようがないところまで言ってしまっているんです。散歩をしに出ようと思って部屋のドアを開けたら自室につながっている。バカ殿様のコントみたいな状況なわけです。・・・うん、いや、たぶんですけど、私のブログの常連さんなら気づいてらっしゃるかもしれない・・・そう、脱線しすぎ？（笑）いや、気づいてよかった！あのままだとね、いろんな例えだけ羅列して次回の記事に本題を任せるとこでしたよ・・・まあ何かというとですね、無価値論であるということはそれを支える感覚というか感情というか根拠があるのではないか？そう思ったんです。無価値であるということはなにを無価値と思うことなのか？はたまた価値その物に対してを無でくくっているのか？・・・まあもちろん、後者の立場を取るわけですが、そもそも何故価値観の否定をするのか？ということです。まあ実を言うと無だと断言したからといってそれすなわち否定になるというのも本当なのか？と、思った部分もあるのですが・・・そう、実は私的には否定まではしていないというのが本音なんです。しかし、じゃあ何を持って無というのか？それは疑えたからです。もしかしたらこれはデカルト的な「この世で唯一疑い得ないものとは何か？」という問いかけと似ている部分があるかもしれません。まあそれによりデカルトは自分が思考している（疑っている）ということ自体は疑うことが出来ない故に「我思う（疑う）故に我在り」となったわけですが、ニヒリズムに関してはおそらく最終的に疑い得ないものまで行く事自体には興味がなかったんじゃないかと思います。そしてこの世界の見方（眼鏡）を社会から与えられて「？」がたくさん生まれたことにより疑えるということは本質なんてないんじゃないか？と、なったのではないか？・・・ということで（ムダに）長くなりましたが結論として無価値論者である私の思想を支えるものは疑価値論である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

2016/05/19

コメント(0)
ニヒリズム：唯識の根底にあるもの

ニヒリストであるとはどういうことか？私は普段からニヒリストであることを意識してはいるが、これがというような定義というか生き方を意識していたわけではなかった。そんなことを思いぼーっと体の感覚、思考等に集中してみた。今、温度（室温）を感じている「ほどよい温度だ」、お尻に当たるクッションを感じている「柔らかい感触だ」、キーボードを叩いている「硬い感触が一瞬一瞬繰り返される」・・・様々な感覚およびそれについての思考（感想）が渦巻いている・・・ニヒリズムとは無意味論という意味と無価値論と言う意味とのどちらかで書かれているが私の思考は無価値論だ。価値とは何か？それはおそらく相対的なものさしを持つことによって生まれてくる概念だ例：善悪、寒暖、高低etc・・・これらの基準は本当に存在するのか？そんな疑問から無価値ということについて考察してみる。例えば一時期話題になった日本一（もしくは世界一？）低い山「天保山」は本当に低いと言えるのだろうか？明らかにあの山は低い低すぎるだろう。しかし、その高低を決めているのはしっかりとした基準が設けられたことではなく、他に高い山々が連ねられて山に対してのイメージが浮かび上がってくるからだ。別にこれこそ低いとか高いとか決められた基準が自然界に存在するわけではない。同じように人間の感覚的なものは様々な独自の次元を持っている。それこそ善悪のものさしなどは個人個人で全く異なるものであろうし「ひとまずこの価値観（道徳観）で暮らすようにしましょう」と取り決められた法律もあるにはあるが万人を納得させることは出来ない。・・・このように書いていると価値観全てを否定しているのか？何も感じないのか？というように言われることがあるかもしれない。もちろんそんなことはない。（そうなっている部分も少しはあるが）痛みも感じれば暑さも感じるし、生きていればそれらの感覚はなくてはならないものだろう。だから、わたしはそれら感覚のことを否定しているわけではなく、厳密に言うとないものだという視点で生きているということだ。では、この世界には何があるのか？感じることにより判断を下すという行為、その判断から導き出される答えには個人差があり統一された価値観などは存在しないということであるが、では一体何が存在するのか？こんな疑問がたまに聞こえてくる。しかし、これはちょっとおかしい、何がかというと、そもそもこの質問には最初から言っているようにニヒリストには存在しないと言われている価値観に焦点が当てられているからだ。対象として扱えるものはもっと手前に存在している。それは・・・そう「感覚そのもの」だ。私たちは生きているという過程において世界と関わる。その関わりの中で様々なものを感じるその感じたものに対してどのような思考を持つのか？その結果的なものを見て生きていくよりもまずそれを感じるために心があるこの感じるという判断を加えない純粋感覚だけは否定出来ない。と、これこそ仏教で言うところの唯識という思想なのではないか？ニヒリズムからは仏教思想の唯識が派生するのではないか？最近そのようなことを感じた。私の経験でした。

2016/04/27

コメント(0)
自信の付け方

世の中でよく耳にすることがある。「自信をつけなさい」とか・・・「〇〇なさい」という類の文だ。決してネガティブな言い方をしていないのでその辺はまだいいとして疑問が出てくる。果たして自信とはなんだろう？それは、自分の中から湧き上がってくる精神的なものなのか？もしそうだとすると、それは本人の中でしか理解できないものだと思う。しかし、そうだとすると違和感がある。「あの人には自信があるから出来るんだ」そんな言葉を耳にするからだ。もし、自信というものが自分の心の中にしかないものなら、他者からそう言われることはないんじゃないか？本当に自信があるかどうか？本人次第で決まることではなくもっと確固たる客観性があるものなんじゃないか？そんなことを考えていた今日このごろ。ということで、結論から言うと・・・「自信とは世の中と関わることである」ということです。どういうことかというと、また、私の言葉遊びが始まるわけですが「自信」という字、「自分を信じる」までではなく、もっと分解出来ますよね？ちょっと語順は変わりますが「人から言われた自分」こんな風に読むことも出来るんじゃないか？これならただ単に自信をつけろなんて言われるよりもずっと分かりやすいです。つまり、自信とは自らの内から自然に湧き上がってくるような精神的な概念ではなく、私達が世の中と関わることによって他者から付けられる私達へのイメージなんじゃないか？ということです。もしそうなら自信をつけるための手段としてとにかく家を出てみる。とか行動あるのみというよく聞く言葉にも説得力を感じることが出来るんじゃないか？まとめると「自信とは社会と関わることによって構築される他者からの自己評価である」ということです。最近考えたことでした。

2016/02/24

コメント(0)
実在について

見える・聞こえる・・・etc私たちは様々な感覚の中に生きている。これらの感覚は全て脳内で起こる電気刺激によって感じることが出来るものである。だとすれば、この身体が、心が感じているもの、この世界は本物なのか？私達の生きている世界は実は幻で脳がいつからか取り出され何かの機械に取り付けられ、ただひたすら電気刺激を与えられているだけで生きているという幻覚を見せられているのではないか？なんだかどこかで聞いたような話だし、SF映画等でも使い古された感のある話だが、感覚等が脳内で電気的に処理されているというのは本当のことらしい。では、「私」とは何か？この感覚さえもただの電気信号なのだろうか？きっとそうなのだろう。私は「私」というものを感じて生きている。ただ、これを考えるといつもおかしなことに気づく。何故「私」を感じられるのか？何故「私」が分かるのか？この疑問は不思議に聞こえるかもしれない。けれど考えてみれば変だ。だって「感じられる」ということは「分かる」ということ。「分かる」ということは「区別できるということ。じゃあ、一体何と「私」を区別しているのか？私達が何かを感じられる（分かる）ためには、そこには必ず空間がある。例えば文字を読む時の文字が書いてある紙がそれだ。その文字の部分と文字でない部分があるからこそ文字を文字として意味のある記号として認識することが出来る。じゃあ「私」とは一体何を持って感じる（分かる）ことができているのか？「私」が「私」を感じているのか？この文には何か違和感がある。何処かに空間が私達が「私」を世界から切り取って感じられるような空間が脳内に（心に）存在しているとしか思えない。実在とは何か？この問に哲学は答えようとしてきたが、私はここで「空間」こそが実在であるという結論を出してみようと思う。以上、最近の私の頭の中でした。

2016/02/16

コメント(0)
改めてヘルメス哲学とは・・・

また例によって勝手な解釈をしていこうと思うのですが・・・久しぶりにヘルメス哲学です。以前も似たような話は書いた気もしますが、ヘルメス哲学のキバリオンの格言「上なるものがごとく下に、下なるものがごとく上に」の言葉の意味するところが私達人間の認知機能のことを行っているのではないか？という事を最近、また改めて思うことがあったのです。というのも最近ある本に出会ったのですが、それは著：酒井邦嘉氏「言語の脳科学」です。この本によると私達の言語というものは、認知機能の中で一番上位にあるらしく、さらに私達の認知のしかたには感覚器官から脳へ情報を伝えるというボトムアップという方法と、思考したことを末端の手足等に伝え世界と関わるというようなトップダウンという２つの方式があり、それぞれボトムアップからは最後に行き着くのが言語で情報を表現するということになり、トップダウンの方法では言語が一番最初に機能するのだそうです。これはまさに「上なるものがごとく下に、下なるものがごとく上に」という言葉にピッタリの現象ではないでしょうか？更に言うなら、去年購入しましたエメラルド・タブレットの原著には「言葉こそがすべての鍵である」というようなことが書いてあったことからも想像に難くないのではないかと思うのです。（エメラルド・タブレットに関してはヘルメス哲学の原著ともいうべき書物のことです）以上のことからヘルメス哲学とはやはり哲学というものであって、それは一つの世界の捉え方というべきものだと思われます。しかし、それは単なる個人の価値観（世界観）というものを超えた人間が持つ認知機能を捉えたものだったのではないか？そしてもちろん、もしヘルメス哲学が我々人間の認知の仕方についての定式ならば、この世界の物理学や天文学の基礎になったというのも納得できるのではないでしょうか？というのも認知機能を記述したということは私達人間が世界を見るため（経験するため）のベースができているわけであり、その枠外で私達が世界を認識することはあり得ないからです。以上、最近またふと、思ったことでした。

2016/01/27

コメント(0)
言葉について

IN　THE　LOGOS人は言葉の中に生きるものであり、世界は言葉でできている。哲学や数学の思考をしていてこんな感覚に陥った人はわたしだけではないんじゃないか？ただ非常に感覚的な話だが言葉とは決して私達が普段使ってるような性質として矛盾が起こることを許す言葉ではなく、無矛盾な言葉なのだろう。そう、だから「Language」ではなく「LOGOS」なのだ。プラトンのイデア論から考えるなら私達が日常触れている言葉とはLOGOSの影であり、私達が会話として使える言葉が存在できるための絶対必要条件ということになるのではないか？そこで、私は三度登場の比較物理学を実行しようと思う。例えば「LOGOS」と「Language」の関係を「X:Y」という式に当ててそれぞれの変数を違う概念で考えてみようということである。ここではX=LOGOSY=Languageとして・・・この関係「XからYが生まれた」というようなものをこの世界で私達が扱えるものを当てはめてみようということだ。すこし面倒なので日本語で書きますがXには私達が普段使っている「言葉」を当てることにしましょう。そしてYには「文字」を入れることにします。これなら確かに文字は音（言葉）から生まれたもう一つの伝心手段であるということで言葉の影のようなもの考えられるのではないか？ということです。もしそうなら文字が生まれるためのベースというものが必要です。いやもちろん、それの一つは言葉なのですが、もう一つ必要な条件があります。それは「見えること」・・・何を当たり前なことを行っているのか？と、思われるかもしれません。しかし、これは大切なことです。私達が普段使っている言葉にしても聴覚刺激ですから必ずそれが存在するためには「聞こえること」という条件がなければならないはずです。ただ、あまりに当たり前すぎて語られること（考えられること）すらないのでしょう。さて、ここでこの条件がどういう働きをしてくるのでしょう？「見える」や「聞こえる」ということも刺激の認知システムが違うだけでそれらの刺激によって「分かる（区別できる）」ということを言い表しています。では文字が見えるとは一体どういうことでしょうか？それは書かれた部分と書かれていない部分が区別できるということです。例えば白い紙に黒のボールペンで文字を書いた時、私達が見ているのは文字部分（黒部分）だけではなく何も書かれていない部分（白地部分）を同時に見ているということです。これは喋り言葉（音）の方にしても同じことです。私達が言葉を使って会話をしている時、必ず発せられている音以外の音（普段音として意識されることのない無音）も同時に聞いているはずなんです。さて、ここまでで一応XとYに関する式の概要は終わりました。あとはここから何が導き出されるか？ということですが・・・ここでまた変数を最初の状態に戻してみましょう。つまり・・・X=LOGOSY=Languageです。先ほどの関係性からYはXの影であり一つ違う認知システムによって作られた媒体であるということが分かります。ここでではLOGOSを認知する方法とは？という話になってくるのですがそれはそもそも私達人間の五感で捉えられるものなのか？という疑問が湧いてきます。おそらく無理なのでしょう。もしそのような感覚で認知できるものなのであればその概念は言葉になり私達の日常で常識的に使われていてもおかしくないんじゃないか？と思います。では、なんだ・・・ここまで長々と読ませておいて結局わからないとかそんな落ちかよ！？と、憤慨されるのはまだ早いです。私達が生きているうえで五感以外の感覚というものはもう一つあるじゃないですか！動物的第六感？いえ、そんな抽象的なものではなく、私達の誰もが持っていながら科学の世界では一時期否定されていた器官・・・そう、心です。心で感じること、考えてみればこれは、時には五感よりもはっきりとした迫力を持って感じられるものがあることもあります。しかし、この心で感じることはこの世界からの情報だけではないような気がします。もしかしたら、心という器官こそが唯一「神の言葉（私は無神論者ですが、便宜上こう書いておきます）LOGOS」を聞く事ができる感覚器官なのではないか？ということを思いました。追伸：テーマ上かせつにしかならなくてすみません。

2016/01/21

コメント(0)
今月の講座

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。ということで新年一発目の記事ということになりますが・・・まあ去年はですね、手品師なのに折り紙の講座をしたりとか、よく分からない自分にも未知の自分を発見するような一年だった気がします。そして今年！また一つ手品以外の講座をやることになりました！それは・・・「精神世界（哲学）から自己啓発へ・・・」みたいな感じのものです。まあこの題目に関しては私自身が決めたことですし、実際折り紙よりも長いことその世界を見てきているので大丈夫だろうとは思ってるんです。頭の中だけならどんな話をしようか大体決まってますし・・・まああとはその場の雰囲気でしゃべろうかなと、質問が全く無いこともないでしょうし、これも考え方の一つですが質問が出るような講座は恥ずべきことだ！みたいなこと言ってる方いましたけど、かならずしもそうではないと思うんですね・・・まあ今回のような議題だと特に。というのも、そもそもが講座一つを受けて分かったことになってしまうものなんて限られていますし、そんなもの既知のものかそれに付随するような知識でしかないものだと思います。私が目指すものは、自由です。自由というのは「常識だとか固定されることをとにかく（あってもいいけど）気にしない感覚」だと思います。上に書きましたカッコ内の部分はとても大切だと思います。それがなければ・・・「固定された状態」を受け入れられない不自由さが出来てしまうからです。固定されようがされまいがどちらでもいいけど自分が自ら選んであったほうがより自由人で要られると思いませんか？・・・う～ん・・・なんだか理屈っぽくなってしまった感はありますが、とにかく！自由への道をちょっとでも見せられることができたらと、思っています。自己啓発に関しても同じことが言えるのではないか？と思うんです。よく成功哲学と言う言葉がありますが、これは本当に私達が目指すべきものなんでしょうか？そもそも何をもって成功といえるのでしょうか？その考えこそ固定されたイメージでしかないのではないでしょうか？いや別に成功者を目指すなと言ってるわけではありません。ただたった一度の人生です。誰もが夢見るような法則に自分を縛り付けてしまうのではなく（いやもちろん自ら選ぶのならばいいのですが）自分だけの成功（価値観）を生きることを目指してみませんか？そんな感じの講座にしたいと思っています。１月２４日日曜日朝１０時３０分～１２時３０分場所：渋谷プロミスの２階イベントスペースにて料金：無料お時間・ご興味ある方是非お越しください＾＾

2016/01/01

コメント(0)
新しい学問　実践編

以前の記事で書いた「プラスチックの定規」の話が本当に腹に落ちたと言いますか確信になってきました。ただ、果たしてその話が分かったところで、事実だったところで一体何の役に立つのだろうか？そう、この感覚の応用法を考えようと思ったのです。よく自己啓発等の本を読んでいますと「ポジティブに考えよう！そうすれば人生変わるよ！」とか書かれています。いや確かにそれはそうでしょう、本当になんでもポジティブに考える癖が付いたら楽しいでしょうしいい気分でいられることでしょう。・・・が、しかし・・・そのように決意して本当にそこまで徹底して考えられるようになる人がどれほどいらっしゃるでしょうか？少なくとも私や私の知人では出来た！という人を見たことがありません。私なりに考えてみましたら、このいわゆる「ポジティブ思考主義」には潜在的にネガティブが潜んでいるということです。というのは「ネガティブへのネガティブ意識」ということです。ポジティブのみで生きるというのはやって出来ないことはないかもしれませんが。そこに行くまでの間にどれほどのネガティブの否定（ネガティブ）を経験しなければならないでしょうか？そもそもプラスがあればマイナスがあるということで常にプラスばかり見ようというのはあまりにアンバランスになってしまうということになります。ということで、私が提案したいことは「自由への道」です。これだけ言われてもピンと来ないと思いますので以下説明をします（当たり前ですが）前回プラスチックの定規が曲がるという話をしましたがそれは例えば思考するという行為が物事を見る時に与える重力圧みたいなものだという感覚なんです。その重力圧により定規は必ず曲がってしまうということです。ただ前回も言ったように曲がった定規というのは必ずポジティブかネガティブになってしまうということです。詳細は前回の記事「新しい学問」を御覧ください。まあそのように思考するということ以外で物事を見ることは難しいのですが練習をすれば結構出来るものです。それは事実をそのまま記述するような見方をするということです。例えば・・・「風邪をひいたから辛い」という文があったとします。もちろん、この文は普通のものに見えます。しかし・・・「風邪をひいたからラッキー」という言い方も出来ないでしょうか？いや、違和感があるというのは百も承知なんですけどまあ暫く付き合って下さい。感覚的には変かもしれませんが言えないことはない・・・いや、言いたいことはこれじゃないんです。今は例としてネガティブな見方とポジティブな見方というのを分かりやすく書きましたが・・・ここに書かれたことは思考が入った見方です。思考の部分はもちろん「辛い」とか「ラッキー」という部分です。そう実際に起こっている出来事は風邪をひいたということだけです。そこからポジティブになるかネガティブになるかというのは選べないと思われることがほとんどだと思いますが、私はこれこそ思い込みで一旦事実だけを見るという癖を付けることによってどちらにでも行けるという状態に落ち着くことが出来るのではないか？そう、思ったんです。私達の頭は物事を見るのに思考（感情）を入れなければならない癖があるように見えます。それはきっと安心を求めるからだと思います。私達の頭は（社会もかも知れませんが）わからないもの（不安定なもの）に不安を覚えるんだと思います。だからネガティブであろうとポジティブであろうと判断を下せたところで落ち着くという感覚があるのではないでしょうか？ということで不安を消す為の方法として私はこの提案をしているわけじゃないということをまず断っておきます。そう、この方法はある意味私達を不安に導くかもしれません。しかし、思うんです。必ずこれは自由への道であると・・・だって思いませんか？たまにネガティブになりたい気分の時もあるってそれも欲求ですよ、叶えられてしかるべきと思います。なので私が提案するのは物事をフラットに見る（事実記述的にこの世界を見る）訓練をしてその状態になったら気分に合わせてポジティブに考えるかネガティブに考えるかを選ぶようにできるんじゃないかな～と、思います。あ、嘘は言いません。いろいろな自己啓発の本におきまりの文句「誰でも出来る」とかそんなことは言いません。この方法は私にしか通用しない考え方かもしれません。ただやってみるだけなら自由です。お金もかかりませんし（難しいかもしれないけど）出来ればかなり強力な思考ツールになるんじゃないかと思います。ということでフラットな見方「事実記述的世界観」というものを提唱してこの記事を終了します。

2015/12/18

コメント(0)
新しい学問

・・・タイトルでそんな風に意気込んでみたけれど、もちろん私の視野の狭さゆえにすでにあるものを見逃してるだけかもしれないことを最初に断っておこうと思います。今までも似たようなことは書いていったつもりなんですけど、しっくりくる名前が思いつかなくて、でも灯台下暗しとはまさにこのことかと思います。そう、もう既に私が好きな学問分野にヒントが有りました！それは・・・「比較解剖学」です。これはヒトと動物との解剖学的な共通項や違いを研究する分野の学問で（間違ってたらすみません）そして私はこのように比較対象として様々なものを並列的に考察していく（新しい関係性を見ていく）ような世界の見方を目指しているんです。と、学問的な内容の方は結構頭の中にあったのですが、何故今まで「比較」という言葉のアイデアが出てこなかったのか・・・しかし、それも何か意味があったのかと思います。というのも、今まで以上にこの新しい体系についての知識が増えてきたのでストックが十分溜まったからということで出てきたのかもしれません。私が今回提唱するのは「比較物理学」です！・・・いや～、実はまだちょっと悩んでるんですよね～・・・ネーミング・・・「比較心理学」とか「比較力学」とかそういう名前でもいいのかな～、と・・・まあいいです。どっちにしろ同じ内容なので・・・ということでいつもどおり長い前置きも終わりましたし、詳しい内容は次回の記事で・・・・・・はい、すみません（笑）いや～、また悪い癖が出てきてしまったのですが・・・まあ何かというとですね、そもそも私達人類（に限らず生物も含め全てのもの）は宇宙の中の物質であるということから、宇宙の構成要素の一つであるという思想に基づき、宇宙の法則の物理学や熱力学の性質を万物に見ることが出来るのではという考え方で世界を捉えてみよう！そんな趣旨のものです。ということで最近感じたことがありまして、これは学問的な法則とかそういいうことではないのですが、例え話として書いてあったことです。「例えばプラスチックの定規を手に立てるようにして圧力をかけていくと定規は右か左に必ず曲がります。それがどちらに曲がるかはその時の力のかけ方等により、分からない」・・・と、こんな話があったのです。なんでもないようなことに聞こえるかもしれませんが、私個人的にはとてもいい話と思えたのです。というのも、この話、私達が世界を見る上での特徴を表しているように思えたのです（心理的な意味で）。例えば私達がある物事を見て考える時、そこにポジティブな反応をするのかネガティブな反応をするのか、ということが起こります。先ほどの定規の話と照らしてみますと・・・例えば定規が右に行くとポジティブで左に行くとネガティブだったとしてみましょう。そうすると、私達の価値判断的なものを感じたのです。この考え方で見ると人によって物事の捉え方倫理観等、そういったものの差異が出来る理由になるのではと思えたのです。物事を判断する時、に上のように定規に圧をかけるような見方をしているのでは？ということです。更にもう二つ「視点」と「見る角度」という一般的にもよく使われる言葉を組み合わせてみましょう。先ほどの手の上で曲がった定規のようにこの世界を見ているヒトがいたとします。この時、その定規が物理的に見えたとするならば、そのヒトの真向かいに立っている人からすると文字通り定規は逆側に曲がっていることになります。つまり、その定規（善悪の定規と仮に名づけてみましょう）はそれを中心に円を描くように見る事ができ、どの角度から見るかは人によりけりということです。そしてもちろん、その善悪の定規をどの位置から見るかによってポジティブやネガティブの度合いすらも変わってくるということです。・・・さて、ここまで読んでこられてもうわけが分からずパンクしそうという方もいらっしゃるかもしれません。ということで最後に、完結な言葉でまとめておきましょう。それは・・・この考え方により、人それぞれ様々な見方（生き方）が存在する。決してこれが絶対の真実だとかそんな頑なな気持ちで生きるのではなく、お互い認め合って生きることが出来るんじゃないかということです。

2015/12/07

コメント(0)
役に立つニヒリズム

今まで私自身がニヒリストであるということは結構書いてきましたが、そのニヒリズム（虚無思想）というものが一体どんな役に立つのか？ということにはあまり触れませんでした。ので、今回は実践編としてちょっと書いてみようかなと・・・まず、哲学というものは最終的にニヒリズムに行かざるをえないということは哲学を勉強した当初からなんとなく感じていました。プラトンのイデア論にしてもデカルトの「我思う故に我あり」という思想にしても突き詰めるとそれってニヒリズムと何が違うの？という思いが頭から離れませんでした。そもそも哲学はなぜ始まったのか？そのきっかけを考えるとやはりその根底にはニヒリズムがあるような気がします。一言で言えば、哲学とは新しい価値観の構築だと思います。この世界に生まれ生きていく中でこの世界が提供する価値観（思想）がなんとなく信じられなくなった時、この世界の新しい見方を模索すること、それこそが哲学であると・・・この立場で見ると一番最初に哲学をするスタート地点には何もない（虚無思想）が横たわっているように感じられます。哲学の根源は疑うことにありなんて言葉もありますし、物事はすべて最初に戻るというような教えにもリンクしてくるんじゃないでしょうか？つまり、「イデア論」や「思惟する我」こそ真実だという思いも根底にはニヒリズムが横たわっていて、そのニヒリズムに無理やり意味をもたせた結果なんだと思うわけです。そもそもニヒリズム的な観点というものは争いの全くない世界のように思います。もちろん私達人間はこの世界に生き、やがて死んでいきます。その道程で直面するものに悩み苦しむことがないわけでもありません。人と対立することもあるでしょう。しかしそれもこれも全て結局は無（もしくは仏教思想的に言うと空）に過ぎないという気の持ち方が出来れば全てを認め合うことが出来るのではないでしょうか？ではなぜニーチェは他の哲学者たちの意見を批判したのか？もうこれは想像に過ぎませんし、蛇足かもしれませんが、私はこう思います。「中途半端が許せなかった」よく言いますよね、その人にきつくあたってしまうのは昔の自分を見ているようだったからとか、ニヒリズムが哲学の最終地点だということはそこにたどり着いたニーチェは他の哲学者に過去の自分を見たのではないでしょうか？そして彼らの思想をとてももどかしく思ったのではないでしょうか？「なぜそこまで着ているのにもう一歩踏み出して結局何もない虚無の思想を唱えることが出来なかったのか？」と・・・ということでまとめます。私の考えではニヒリズムとは平和の哲学です。結局のところ全ては無（空）なのだからこの世界に見られるものにはこの世界に生きる人の数だけ見方があっていいんだと、そのように認め合うことが出来る。そのことが根底であることこそこの世界から戦争がなくなる方法ではないか？今の時代は様々な考え方や生き方が選べる時代になってきている。そのためには様々な人（考え・価値観）を持った人と和解していく姿勢が必要と思われます。そのためにはそれら全てを丸呑みに出来る根本的な共通概念が必要ではないでしょうか？それが・・・そう「ニヒリズム」だと、私は思います。

2015/11/24

コメント(0)
こんな考え方どうだろう？

自己啓発系統の本は読んでいると必ずスピリチュアリズム系の知識を目にする。まあ今さらながらなことだけど、これはビジネスと哲学とか精神活動には相関があるということが考えられるだろう。私の場合は自己啓発から入って精神世界的な知識に移行していったタイプである。そして自分が求めている知識は精神世界の中でも哲学の部分にこそあるという確信を持って今までそういう本を読み漁り勉強をしてきた。無論これからもずっとこの勉強は続いていくことだろう、そしておそらく何かしらの指標というか根本的なベースというのはあるものだ。私にとっては以前から何度か引用してるように「ヘルメス哲学」を考える時の一つの指標としている。その中でも最近頭に出てくるのが振り子の原理だ。この原理はいわゆる物理学のエネルギー保存則と同じものが精神的な意味でも同じように働くという考え方である。大いなる成功を得るためには・・・いや・・・なんか、もっとこう・・・一般的な例えがないかな・・・こういうのはどうだろう？「助走付けると早く走れるよ」うん、そんな感じ。ちょっと乱暴すぎる？（笑）まあでもそういうことだと思います。そして、今日ふいに思ったことがありまして、それは昔から言われてきた会えう言葉・・・「失敗は成功のもと」この言葉は小さな失敗を積み重ねていくことによって改良を加え、最終的に成功していくことを意味する言葉と紹介されています。そして以上の理由により失敗を恐れるな！と鼓舞する激励の言葉として使われていますが、なんだか私には今ひとつピンときませんでした。そして今日思いついたのが振り子の原理とこの言葉を合わせて考えるということです。振り子の原理は一種の相対論だと思います。例えば「明暗」明るい部屋に４～５時間いて急に暗くなると周りの景色が見えなくなります（逆も然り）。これはまさに走っていると急には止まれないというエネルギーが溢れるような状態と似ているのではないでしょうか？走っているのを止まるためには徐々にエネルギーを殺していくようにスピードを落とすのが一番です。このスピードを落としている状態が明るい状態から暗闇に（暗闇から明るい状態に）目を慣れさせるための必要時間ということになります。このように、精神的な振り子の原理も同じで成功を目指すならその前の助走（エネルギー）として、逆側（失敗側）に振り子を持って行って手を放す。というような原理が必要なんじゃないかと・・・あ、もちろん振り子から手を放すとかそういうのは比喩です。どんな天才でも必ず失敗をしているということが言われるのが不思議でなりませんでしたが、この様に原理として働いている物理学的なメタファーがあったら、私はすごく納得できただろうにな～・・・と、そんなことを思った今日このごろでした。

2015/11/20

コメント(0)
わからないことの使い方

やっぱり私は別にプロではないし、何を書いても大して怖いことがない。・・・ということで、今日も自由に不躾なことは百も承知でだらだら書いていこうと思います。最近私が勝手に出した答えがあるのでそのことについて今回は書こうかなと・・・題して「哲学は何の役に立つのか？」まあある種の答えとして何の役にも立たないというのはそれはそれで正しいのですが、もう少し考えてみたんです。・・・と、これはどこかの本で読んだニーチェと同じことをしてしまっているのかもしれませんが・・・「分からないでいられる祐樹を持つことがニヒリストとしての生き方である」みたいな言葉があったような・・・まあいいや、それはそれで念頭に置いておいて、哲学の意義を探求することとニヒリストのままそこの核心的な部分に触れないことは両立できると思ったための行為（記事作成）です。まず、哲学は何の役に立つのか？という問に対して哲学とはそもそもどのような行為なのか？ということを自問しました。全くまだまだ未熟な知識のなかでの考えですが過去の哲学者たちがどのような哲学を提唱したのかについて振り返ってみました。やはり私の頭に浮かんだのはニーチェでした。ニーチェは「ニヒリズムを提唱して生きる価値そのものを否定しました。それから次に浮かんだのがプラトンです。プラトンは「この世界は全てイデアと言われる原世界の写像である」とイデア論を唱えた人です。次に出てきたのはデカルトでした。「我思う故に我あり」という有名な文句で知られる哲学者ですがこの方は最後まで疑ってどうしても疑いようのないことを求め、最終的に「自分が疑っているという行為そのもの」にたいしてはどう考えても疑うことが出来ない。つまり「我思う（疑う）故に、我あり」こそが疑いようのないこの世界の真実だと説きました。・・・以上があくまでも私個人の解釈です。なぜこの３人が真っ先に浮かんだのかというと、３人共の思想が私にとってとてもわかりやすいというか受け入れやすいものだったからです。現代にこの３人が生き返って対談をしてうまくまとまるとは決して思えませんが私の中ではこの３人の哲学をまとめて一つにした知的キメラが可能なんじゃないかと思えたのです。・・・まあ思い出話はこれくらいにしまして（というのは上に書いたことは高校生の時にそれぞれお三方の哲学に触れた時に思ったことだったからです）この３つの哲学的キーワード「ニヒリズム」「イデア」「我思う故に我あり」には一つの共通性が見られるんじゃないか？というのが、今回ふと思いついたアイデアでした。いや、言ってみればアタリマエのことなのですが、今回はなぜかその先が見えたんです。というのは、上の３つが扱っている対象は「生きていく上で分からない存在」についてのアイデアなんじゃないかということ。つまり、３人は３人なりに自分に納得の行く説明を「なんだかわからない（それに判ることもないであろう）存在」に向けて付与したのではないか？という感覚でした。まあそれが哲学だと言われればそれまでなのですが、なんだか今日は腑に落ちたんです。「そうか！哲学は自分自身がオーダーメイドで作る世界観だったんだ！」そう思いました。この世界は理不尽なことや苦しいこと煮え湯を飲まされるような体験等、たくさんの不条理に満ちています。もちろん、その不条理を生み出すこの世界事態がなぜ存在しているのか？やなぜ生きなければいけないのか？といったことは知るよしもありません。それらのことがわからないと不安になる人もいることでしょう。そこに希望をもたらすシステム、それが哲学なんじゃないでしょうか？「哲学は何の役に立つのか？」上に書いたのがこの問に対する私の（仮の）答えです。この作業はある種小説のような異空間を脳内に作り出し、そのなかで主人公として生きていくライブドラマのような感覚を味わえるツールとしても使えるかもしれません。さあ、皆さんも「哲学」やってみてはいかがですか？

2015/07/04

コメント(0)
「考える事」について・・・

結跏趺坐を組み３０分間寝る前に瞑想することが最近の日課になっている。瞑想の方法は目をつむり３０分のタイマーを携帯でセットしてタイマーが鳴るまでひたすら呼吸を見つめるというものです。昨夜のこと、いつもどおり瞑想をしていましたらふと、気づいたんです。考えることと意識を向けることは違うんじゃないかと・・・どういうことかというと、考えるとは違う言葉で言うと分析するとか判断するということになります。そして、呼吸を見つめるという行為に関して言えばどちらかと言うと「考える」ではなく「意識する」のほうが正しいのではないかという結論に至りました。ではどういうふうにすれば「意識する」が実現できるのか・・・答えはすでに出ていました。「感覚」。そう、鍵は「感覚」だと直感しました。呼吸をすると風を感じるように鼻腔、あるいはそれに準ずるもので確かに感じることが出来ます。その感覚に対して「お、これは吸気だ・呼気だ」等の判断（思考）は全くもって必要としないはずです。そう感じてからしばらく思考を流すということの意味が分かってきて以前感じたようなある種のトランス状態ふうな感覚にはなりませんでしたが、とても静かな心を感じることが出来、これはもしかしたら生きていく上でも応用できるスキルではないかと今日一日を通して実践してみました。つまり・・・「意識する」行動です。まだ始めたばかりですし、それほどの乱されるような問題も起きなかったのでうまくいってるのかどうかは全く分かりませんが、いつもよりも穏やかに過ごせた気がします。・・・さてここからはいいのか悪いのか分かりませんが私の思考に入ります。「考える事」とは判断することであるという結論から、私の中に語りかけてくる声というか、私のいつもの癖というか「判断」の文字が浮かんできて見えたんです。判断とは世界を歪める思考や迷いを生じる根源なんじゃないかと・・・というのは・・・「判断」の字、よく見てみますと「判る」という字と「断る」という字で出来ています。これは偶然でしょうか？「判断」をして導き出される答えというものはものごとの一側面しか捉えずに行動するということだと思います。それはまるでこの感じが表す通り「判ることを断る」という行為なのではないか・・・そんな風に思えてしかたがないのです。これはもしかしたら、アレクサンダー・テクニークにも通じることかもしれません。アレクサンダー・テクニークの教えに「感覚判断はあてにならない」というものがあります。この言葉の言わんとしていることはまさにこのことなんじゃないかと思ったのです。他にもこんな言葉があります。「考えるんじゃない、感じるんだ」そう、あのブルース・リーの名言です。これもおそらく、同じことを言ってるんじゃないかと思います。これからもTPOに応じて考えない（意識する）行動実践していこうと思います。そして何か発見がありましたらここで記していきたいと思います。以上！

2015/05/28

コメント(0)
永遠の生徒

ついこの前、友人から相談の電話がかかりました。まあ結構プライベートなことなので内容は触れませんが、実はその方はスピリチュアリズム関係で意気投合し、それから仲良くさせてもらっている方です。そして、こんなこと言うのはおこがましいことですが、私はその方からたまに先生なんて呼ばれてしまったりするくらい信頼を頂いているようで・・・あ～、自分の特技の欄にこの手の話しも書けるのかな・・・と、思ってしまうくらいなんですが・・・いや、やめておこう、私の感覚に合うスピリチュアルの方にはめったに出会えないし・・・・・・まあそれはともかく、私は世間話も交えつつその方の相談に乗りながら１時間ほどお話してお互い切りました。いや、お互いと言うのは適切じゃないか・・・まあいいや、とにかく、電話を切りました。その方との話はいつも私が聞かれたことに対して答えるというような形になるので、まあ行ってみれば確かに私が先生のような立場になるんですが・・・今回の会話で私が答えたことについて電話を切ったあとも自分の頭で整理も兼ねて考えていました。するともっと深くよりまとまった考えに至ることが出来ました。手品のレッスンをした時もそうでしたが、この経験も含めてより一層、自分の中を見つめる機会が持てたと思います。表裏一体というのは本当だなと、ヘルメス哲学でいうところの振動数の違いであって善悪は同じものだということもこれと同じように、教えることと教えられることにも違いはなく、自分で教わる気持ちを持ち続ければいつまでも成長の余地はあるものだと思いました。

2015/04/01

コメント(0)
ルールの対応

「上なるものがごとく下に」何度か登場しているキバリオン（ヘルメス哲学）の格言です。この言葉と更に私が今まで聞いてきた教えとを組み合わせて語ってみたいと思います。今日取り扱うのは「行為の中に溶け込みなさい」という教えです。これと上の格言を混ぜるために実はもう一つ接着剤的な教えが必要です。それが真我という概念。これは私達が普段意識している自分というのは本物の自分ではなく、もう一つ高次の自分というのがいるんだというものです。人によって色々な呼ばれ方をしています。例えばハイヤーセルフだったり、ただ単に”それ”という言い方をすることもあります。・・・まあとにかく、自分では意識すら出来ない高次の自分がいると思ってください。この考えを導入するとどうなるかというと・・・高次の自分（真我）：意識できる（低次の）自分という対応関係が出来ます。これはかなり抽象的な感覚ですし、言わば高次の（上のLvの）ルールとなるでしょう。さて、上なるものがごとく下にです。この教えを汲むならばこの対応関係が私達の意識レベルでも現れているはずです。それが意識と無意識なのではないか？というのが今日の主張です。・・・さて、ここまで来て「行為の中に溶け込む」とはなんだったんだ？と思われていらっしゃる方もおられることでしょう。大丈夫忘れていませんよ。・・・いや！本当ですよ！？え？疑ってないって？（笑）・・・すみません、どうも余計なこと言いたくなるんですよ・・・さて、ここでわらしが思ったのが意識：無意識の対応関係が真我：低次の自分というルールの抽象度を下げたバージョンであｒったとしてももう一段階下げることができるのではないか？そんな風に思ったんです。ここで出てくるのが「行為の中に溶け込みなさい」という教えです。この教えは身体意識の拡大について話しているように思います。例えば何かチームで成すべき仕事があったとします、この仕事を成しているのはチームですがその仕事の成就に向かってできることはひたすらに自分ができる事のみでしょう。この状況は私達が認識できる世界と似ています。例えば、学校の黒板全体が私達が見ている世界だとして、私達が本当に意識できるのは黒板に打ったチョークの点のみであるということです。これが意識と無意識を分かりやすく言った話だそうです。つまりチョークの一点以外のことは私達には見えていません。このルールを先ほどのチームプレイと比較してみましょう。同じ目的のものに対して、動いているチーム（黒板全体）の中の自分（チョークの一点）というこんな関係性にしてみることができると思います。さて、行為の中に溶け込んだとしたら、もうこの時の感覚はチーム全員という感覚ではないと思います。そう、チームが一人の人間であると思うことができるのではないでしょうか？そう、ここでいうところの無意識とは他者のことです。さて、今日私はこんなことを考えつきました。これを読まれている方の中には「また怪しげなこと言ってるよ！」と、思われてる方もいるかと思います。しかし、これは秘湯の考え方として本来何か仕事を任された時等、自分が本当に集中してやるべきことや、他者（無意識）への注意喚起というより効率的な姿勢を見つけるヒントになるのではないかと、そう思ったのです。

2015/02/14

コメント(0)
だらだらと書いてみた

前々から思っていたことがありました。人間の思考についてです。最近元素について語っている本を読んでいます。この世界を構成する物質が全て同じもので出来上がっているということです。確かに超ミクロの世界から見ればそのようになるのでしょう。電子と原子の２つの要素がこの世界のあらゆる元素を形作っている。それならばエネルギーは？E=MC2乗これはエネルギーと質量が等価であるという意味だと私は理解しています（間違ってたらすみません）。もしそうなら人の思考というものはなんだろう？と考えました。キバリオンにはこう書かれています。まだ未発見の元素がたくさんあると・・・私はその内の一つが人の思考を形作るエネルギーの元になるものなんじゃないかと・・・いやもしかしたらこんなことも言えるかもしれません。つい最近発見された宇宙の銀河の形をつなぎとめていると言われるダークマター、そしてそのダークマターと逆の作用を持つとされるダークエネルギー、これらの存在は人の頭（脳）がこの世界を認識するために生み出した思考的なエネルギー物質なんじゃないか？と・・・う～む・・・なんだか夢想家みたいになってきたな・・・そして分かってます。自分でも何を言ってるのか？考えがまとまっていない状態です。まあ、聞き流して（読み流して）ください。

2015/02/13

コメント(0)
無知の知について

「私は知らないということを知っているのだ」無知の知。そう、これはソクラテスの有名な言葉です。これは私達が見えるものは所詮真実ではなく、事実だけであるということなんじゃないか？そんんあことを今日このごろ感じたのです。例えば誰かに嘘をつかれたとしましょう。まあ嘘が下手であればすぎにバレてしまって本当（真実）が見えることもあるでしょう、しかしどんな嘘でも見抜けるものでしょうか？それこそ自分への過信と言わざるをえないでしょう。ということは嘘を貫き通すことが出来る人がいたとします。というのは例えば誰かに本心でそう思っていなかったとしても「お会いできることを楽しみにしています」とか言われてしまうこともあるでしょう。・・・まあ勿論、あまり考えたいことではないと思いますが（笑）でもありえることです。人の意志のみで交わされるようなものでさえ本当（真実）が分かるとは限らないんです。そりゃあこの世界の成り立ちや宇宙の仕組み等、諸々のことについてなんでも知っているというような態度をとるのはあまりに謙虚さに欠けた態度なんじゃないかと・・・そんなことを考えた一日でした。

2015/02/06

コメント(0)
逆に言えば

「逆に言えば・・・」なんていい方をよく耳にします。ということで、今回は今まで言ってきたことの逆を言ってみようかと思います。このブログでは死について考えるとかそういう言い方をしてきました。「もしかしたら今日死ぬかもしれない」この考え方が後悔せずに今を生ききるという思想に至るためのツールであると・・・しかし、これはある種刹那的な生き方をしているようにも思えます。ということで逆に考えてみてはどうかと・・・つまり・・・「長生きしてしまったらどうしよう？」です。奇妙な言い方に聞こえるかもしれませんが、この考え方は幾分現実的に聞こえます（※個人の見解です）。長生きというとなんだか掴みどころがなく聞こえるかもしれませんので、言い方をもうちょっと変えてみましょう「明日生きてたらどうしよう？」とても陰気な言い方に聞こえるかもしれませんが、「今日死ぬかもしれないから今日やりたいことができる日にしよう！」という考え方と組み合わせるといいのではないかと思うのです。というのも、もし今日死ぬかもしれないのだから後悔しないようにと生きていては貯金をするだとかそう言った計画的なことは一切意味を持たない話になってしまいます。しかし、この考え方が後悔しないためだけにあるのなら将来的なことも考え計画性を持った生き方をすることも考えなくてはいけません。なので今までの死というものをいつも考えておく「いつ死んでもいい」という心構えは保ったまま「でも仮にもし明日も生きていたらどうしよう？」という考えも同時に置いておかなければならないのではないか？そんな考えが浮かんだのです。いつか聞いたことがあります。「片輪だけでは車は走らないよ」と・・・それにどう考えても自分が寝て目覚めて生きているのか？死んでいるのか？そんなこと究極的にはわからないのですから、死を見据えて生きるなら同時に生き残ってしまった場合の事も考えなければ苦しい思いをするだけでしょう。・・・なんかポジティブなんだかネガティブなんだか自分でもよく分からない話になりましたが今日はそんなことを思いました。

2015/01/23

コメント(0)
二分化

二極化というか二元論というか相対論というか、言葉は色んな言い方ができると思いますが、この世界には２つに分けて考えるということが非常に多い気がします。この考え方は確かに便利でいいツールにもなっているのですが、もしかしたら分けたことによって分かりにくくなってるところもあるんじゃないかと思います。今日、話すのは「遊び」と「仕事」です。この２つは本当に違うものなのでしょうか？というのも、例えば警察犬というものがあります。勿論、これは立派に仕事という概念に分類されるように思います。しかし、警察犬になるための訓練としては犬が遊びとして警察がやって欲しい課題を挑戦させるというものでした。・・・いや確かに、動物と人間では感覚も何も違うじゃないか！と言われればそれはそうなのですが、でも子どもの遊びとして擬似遊びというのはよくあります。おままごとしかり、お店やさんごっこしかり・・・世の中にある実在のものを遊びとして使います。私がやってることが遊びなんだか仕事なんだかよく分からない部分があるので一層そう思ってしまうのかもしれませんが、動物を働かせる方法として遊びとおなじ感覚で訓練するというのはなるほどなと思いました。さらに言えば必ず子供の頃に夢を聞かれます。「将来何になりたいの？」この質問をされて答えるのは全てがそうとは言いませんが「やってることが楽しそうだから」です。これ、やっぱり遊び以外の何物でもないと思うんですよね。それがいつの日にか「やりたい」という感覚がなくなり「やらねば」になっていく・・・やらねばになった時、遊びは仕事に変わります。自分が本当にやりたい仕事と思えるなら、やらねばと思うよりもやりたいと思うことが大切だろうと・・・・・・うん、なんか生意気なこと言ってすみません。今回の記事はこんな感じです。

2015/01/21

コメント(0)
大は小を兼ねる～小も大を兼ねる

大は小を兼ねるなんてよく聞きます。確かに小さい袋よりも大きい袋のほうが沢山のものが入りますし、大局観と言えば物事を全体的に捉える見方としてこれも大きいという字が出てきますし物事の捉え方としても大きく見るほうが効率が良いのかもしれません。しかし、分析や、考えるということに関しては「大は小を兼ねる」よりも「小が大を兼ねる」ことになるのではないかと思うのです。以前本のカテゴリーで紹介しました「元素をめぐる美と驚き」というものの発想からだったり、数学だったりからこのような考えに至りました。勿論、私の考え方はこの世界のものを２極に分けて「（＋）＋（ー）＝０」という式であり、この世界は潜在的に０であるというのは物事を大きく捉える見方ではあります。しかし、この計算式というのも曲者で小さい（数字の）計算式が大きい（数字の）計算式に当てはまる＝小が大を兼ねるという考えを私にもたらした張本人でもあるのです。数字というのは無限に数えていくことが出来ます。それは人が一生かけて数えていっても（そんなコトする価値が有るかどうかは今は問いません）最後まで数えることは不可能です。つまり終わりのない存在ということになります。しかし、ここでまた数字にちょっとだけ違う概念をくわえるだけで全ての数字を網羅することが出来ます。それは・・・奇数＝偶数です。・・・う～ん・・・これも大局観なのかな・・・奇数に対して偶数は同じ数だけ存在します（逆もしかり）。これが数字を全て含めた言い方ということになります。なぜここで∞という記号を使わないのか？それは最低でもこの２つの区分が小が大を兼ねる思考を説明するのに必要だったからです。さて、数字というのは奇数と偶数に分けられるということになります。では奇数と偶数の最小数字はなんでしょう？１と２？いえ、０と１です。・・・いやまあ１と２でも全然構いはしないのですが・・・計算機能をほぼ皆無の状態でも全ての計算を俯瞰できる式を作ることができると言いたかったのです。（勿論＋やーの記号を使う場合に偶数を使わねばならない時は２に登場してもらいますが）さて、０を偶数としてみた時に０＋０＝０この計算式を見ると偶数＋偶数＝偶数という公式が見えてきます。同じように１＋１＝２の式は奇数＋奇数＝偶数という公式が見えてきます。この式は数字がどんなに膨れ上がっても成り立ちます。更に先ほど言った＋やーの記号を付けることによって両方の数字が同じ場合は足し算ならかならず０になるということになります。・・・この計算が何の役に立つかって？・・・うん、それは聞きっこなし♪（笑）まあとにかく、この考え方は小さいものの見方も考え方や考える対象によっては大局観と同じくらいの便利なツールになるんじゃないか？そんなことが言いたかったわけです。

2015/01/19

コメント(0)
仕事としてやるべきこと

こんな話を聞いたことがあります。「世の中にある職業の真の目的は、その職業がなくなるためにある」例えば、「お医者さん」だったら病気がこの世界からなくなり、誰もが怪我をしない世界を作ることが出来ればいいという話です。なるほど確かに、すべての病気及び外傷を治せる万能薬が出来たり、もしくはそういった事象が発生しない世の中というのは誰もが夢見ている世界かもしれず、もしそれをかなえることが出来るとしたらそれはお医者さんが一番近いように思えるのかもしれません。この理屈で更に言うなら犯罪をなくすのは警察の仕事でしょう。しかし、上の２つはいいのですがここでちょっと考えてしまうのが・・・「じゃあ手品師が撲滅しようとしてるものってなんだ？」です。それは勿論、私自身が手品師だから思うことなのですが・・・やっぱり上の話は詭弁なのでしょうか？世の中に存在するすべての職業が何かの代参品というか何かをなくすためにあるという考え方で見ていると上のような話が成り立つわけであって例外のほうが多いように見えるのですが・・・例えば無理くり考えて手品師の最終的目標とは魔法使いになることであるというのはあるかもしれません。この理屈は世界に手品師が必要なくなるではなく、手品師が手品師を名乗る必要がなくなるという意味です。あるマジック界のレジェンドの言葉に「手品師とは魔法使いを演じる役者である」というのがありました。この言葉が今も手品師の間で語り継がれているということは、それがやはり手品師が手品師たる所以だからでしょう。もし、私自身が魔法を使えるようになったら手品師を名乗る意味が無いのです。だって、本当に魔法が使えるならそう言って出て行ったほうが夢がありますものね。夢を売ることが仕事であるなら正直なことを言って魔法が使えるようになる道を研究して人に教えたほうが絶対有用です。さてここで、ちょっと変な話をしようと思います。それは・・・「不境界論」です。まあこの言葉自体は私の造語ですし、もしかしたら同じような考えを持った人がいるかもしれないことは最初に言っておきますが・・・例えばこの世界に生きている人全てが同じ人（魂）の影だとしたら、私達が分かれて別々の存在のように生活してるようにみえるだけで、過去現在未来に生きるすべての人が同じモノとして現れては違う状況を選び可能性を探求しているだけだとしたら・・・もしそうなら、私達が職業として選ぶもの（例えば医者）の目的とは世の中のためにあるものではなく、自分の世界に自分の中に見つけるべきものなんじゃないかということです。分かりやすいのでお医者さんを例に取りますが、勿論お医者さんなので患者さんの病気や怪我を治したりすることは重要です。しかし、本当の目的は医者自身が治療を必要としなくなることなんじゃないか？そしてもし、それが可能になったらそれを他の人にも応用していくことが出来るんじゃないか？アレクサンダー・テクニークの考え方の中に何よりもまず自分というのがあります。（これは他の宗教的な教えの中にもあると思いますが）それはもしかしたら上に挙げたような話なんじゃないかということです。しかし、今の現状そのようなことを成し遂げられた職業はないように思います。まあここでもう一つ言えることは、本当にそれは可能なことなのか？という、今まで書いてきたこと全てを否定してしまうような一言ですが（笑）そんな疑問が頭をもたげます。そして職業というのは一生自分が続けていくこと（専門職に限りますが）なので、ある意味決して完成してはいけないものでもあります。・・・なるほどそう考えると世の中にある職業は上手く出来ていますね、どの職業も決してその職業が目指すべき究極の目的は個人が達成できるようなレベルのものではありません。少なくとも今の段階ではですが・・・まあこんなことを考えて一体何になるのか？と思われるかもしれませんが、これを考えることによってもしかしたら自分が自分の選んだ職業で本当にやるべきこと、もしくはやらなくてもいいことは何なのか？ということの答えが少し見えてくるかもしれませんよ？という一つの提案でございました。

2015/01/05

コメント(0)
新説・裸の王様

開設より６６６日目に突入いたしました！いや、だからなんだよ？って感じしますが・・・（笑）まあ何気なく日数見てみたらそんな表示があったのでちょっと言ってみました。ところで、今回の記事のトピックは・・・「裸の王様」です。皆さんも知っての通りあの童話です。まあ一応ザッと話しておきますと・・・素敵な服が着たい王様がある仕立て屋さんに「バカには見えない服」というものを見せられて見えないと言えば自分が馬鹿だと思われると思い「素敵な服ですね～」と見えもしない服（本当は何もない）ものを買わされてそれを着てパレードをしていますが、馬鹿だと思われたくない大人たちはみんな素敵な服だと褒めそやします。が、なんの邪神もない子供は正直に「王様は裸だ！」と、言い出します。そして赤っ恥をかく王様・・・ザッとそんな感じの話ですね。これについて最近ちょっと思ったことがあります。あの「馬鹿には見えない服」の意味がちょっと違って見えてきたのです。おそらく夜に言われている一般的な解釈では「安易に見栄を張るのは考えもの」というような意味だと思います。しかし、私には違う側面が見えてきたんです。いや、もしかしたらもう言われていることかもしれませんが・・・まあいいや、とにかくそのことを書いていきます。禅や仏教の話（勿論哲学も）で言われることですが「見えないものを見よ」「隻手の拍手の音を聞け」「分からないことを知るのだ」とか言う格言があります。これらの言葉、同じことを言っているように聞こえます。それは、私達は見えているつもりで何も見えていないとかそういう意味に聞こえます。「裸の王様」の教えは見えないこと、この世界を知ったつもりになって生きていることを伝えているものなんじゃないかと思いました。

2015/01/03

コメント(0)
一発目から飛ばしてみる

新年あけましておめでとうございます！はい、新年一発目の記事でございます～・・・そして今回の題材は・・・『死』についてです！おい！新年一発目になんて話しようとしてんだ！？そう思われた方もいらっしゃることでしょう。しかし、死を論じるということは生を論じることに同じと、私は思っています。・・・ということで、今日はまた死について探っていこうと思います。以前までの記事では確か「今日は死ぬのにもってこいの日だ」「武士道とは死ぬことと見つけたり」等の格言を使って、今日死んでも後悔のしないような生き方をしましょう！的な考え方を提示しました。しかし、個人的にどこか違和感を拭えなかったところがありまして・・・というのも、いつかこのブログ内で書いた気がしますが、今日死んでもいいという思考でいるなら大してやりたいことも覇気もなくなるのではないか？それこそ、ニヒリズムからペシミズムに落ちてしまうのではないか？そう思ったのです。それからずっと考えてきました。結果、上の格言は死ぬことを意識しはするものの今日死ぬかもしれないという意味ではなく今死ぬかもしれないという意味なのではないか？そう思ったのです。なるほど考えてみれば武士道の言葉であったとしても「今日は死ぬのにもってこいの日だ」にしてもどちらも死に直面している人の言葉であることが分かります。というのも武士道の世界での真剣勝負、これはまさにきるか来られるかの世界、まさに生きるか死ぬか？です。もっと言うなら「斬り捨て御免」なんて時代劇で聞く言葉ですが「いや、御免じゃねえよ！」なんて突っ込んでもいられませんし・・・（笑）「今日は死ぬのにもってこいの日だ」この言葉はある兵隊さんが言っていた言葉だそうです。やはりこの言葉も死と隣り合わせに生活をしていた人の言葉だったんですね・・・以上のことから分かるのは、もしかしたら今死ぬのかもしれないよ？という意味の言葉が感じられるのです。命をかけた勝負にルールなんてあってもないのに等しい。だって命を取られてから「いや、御免じゃねえよ」なんて言えませんものね・・・ということで、死に対してまっすぐ見据える言葉と思ってきましたが、実はそうではなくて生きるからこそ油断をセずに精一杯できることをしようじゃないか！という解釈がこの言葉から見て取れるのではないか？と言った提案で今回の記事、終了いたします。最後になりましたが、読者の皆様、本年も宜しくお願い致します。

2015/01/02

コメント(0)
双対性な世界　自由について

相対的な世界に私達は生きている・・・上のようなことを言ってきました。その考えが変わったわけではないのですが、最近こんな本を読みました。「重力とはなにか　アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る」・・・うん、本当にいろんな方向から色んな本読んでるよな～・・・一体自分の専門は何なんだ？と、自分でも思う今日このごろですが、この本の中に気になる言葉を見つけました。「双対性」という言葉でした。これは一つのものに対して２つの見方ができるという意味合いのものらしいです。確かこの言葉原子や電子の話から出てきた言葉です。原子や電子とは、この世界の構成要素です。それらのものがこの双対性を持っているという話・・・ということはそれらの物質で出来ているこの世界事態がまさに双対性な世界なのではないか？つまり、この世界にポジティブとネガティブの見方が存在することもこのためではないか？という風に思ったんです。この考え方は私達に自由を与えてくれるのではないか？つまり、どちらの見方もありえることであって、ポジティブに生きていようがネガティブに生きていようが全く間違いはない、ということになるのではないか？たとえ世界の９０％が是と言えども非と思うなら、そう思っていいんじゃないか？もっと楽に生きることが出来るんじゃないか？双対性の世界に私が見出したのはまさに「正しさ」というこの世界を生きる上で窮屈にさせている（個人の意見です）考え方の崩壊を暗示するのではないか？そのように思えた概念でした。勿論今回は相対的な世界なのでネガティブかポジティブかという二者択一の例を話しましたがもっと幅広く全てのものが三位一体型の特徴を踏まえていて三者三様に受け取ることが出来る可能性もありえるでしょう。・・・とにかく、世界に「双対性」を見出すことが一つの自由をもたらす手段になるのではないか？という疑問を投げかけて今回の記事は終了します。

2014/12/20

コメント(0)
植物の成長過程との比較

今日もまた新しいつながりを持つことが出来ました。その方はある芸能事務所の社長さんらしいです。・・・う～ん、こういう言い方をするとちょっと怪しいことを言ってる人と出会ったように聞こえるかな・・・うん、まあその方がちゃんとした方なのは確実です。うん、大丈夫大丈夫。私もある会で見かけましたし、お話してみたいと思ってた方なので、まあ今日のような形で知り合うとは思いませんでしたが（あ、長くなるので詳しくは書きませんね）・・・まあ何はともあれまた面白い繋がりが出来た気がします。勿論、仕事上の繋がりなので普段なら「手品」カテゴリで書くのですが、今日は何故「哲学」カテゴリかというと・・・ふと思ったことがあるんです。最近になって沢山色んな出会いが繋がっているなと・・・そして頭に浮かんだのは比較解剖学的な発想でした。とは言っても物理的なことではなくて仕事の発展というか地域に根づくこととはまさに書いて字のごとく植物的な成長過程を歩むのではないか？ということです。植物は種がまかれてから水をあげたり、肥料栄養を整えたり、うまくいくと根をはり、芽を出し、若葉・・・茎・・・蕾・・・花・・・実（種）と成長していきます。植物がこれらの成長ができるためにはやはり、根をはることが大切でしょう。それはその土地の環境に適応することだと思います。もし、私達の生活がこの植物の成長過程と重なるとすれば、その人がビジネスで成功を収めることが出来るかどうか？ということもそれに重なるのではないか？という考えが浮かんだのです。というのも、最近は面白いくらいに色々なつながりが持てるようになりました。そしてふと思ったんです。これからこの繋がりがどのように発展していくか分かりませんが、今まで何故つながりが出来なかったのかと疑問に思うほどに簡単に様々なつながりが持てているのです。そして頭に浮かんだのが植物の成長過程でした。思えば私は中３から引っ越しを何度かしていて、２～３年で離れるということを繰り返たことがもしかしたら根付くのに必要な時間を自分の種に与えることが出来なかったのではないか？と、思ったのです。もしかしたら、今色々なつながりができているのは、植物でいうところの根をはり、芽を出し花を咲かせるための準備をしているところなのではないか？もし、この考えが正しかったとすれば、私達の夢の成功に必要なのはそこにとどまるということなのではないか？時間が解決するとか言われるのは全く無責任な言葉などではなく、本当に留まることこそが解決の糸口になるのではないか？思えば夢は花開くなんて言われ方もします。うん、これは試してみる価値がありそうな実験だと思います。これからどうなっていくのか想像もつきませんが、「留まること」の実験を意識してみたいと思います。

2014/12/19

コメント(0)
自由になる

「自由になりたい」そう思っている人はたくさんいると思います。ただ、ここで言われる自由とは一体どういうものなのか？学校で勉強をせざるを得ない人にとってはその義務から開放されたいということになるでしょう。会社で働いてる人にとっては仕事から開放されたいということになるでしょう。では、勉強をすることとは本当に不自由なことなのでしょうか？そして、仕事というのも不自由なことでしょうか？いや、そもそも勉強や仕事というのはなんのためにするものでしょう？私は自由になるための行為だと思います。・・・もし私の考えが正しかったなら仕事だろうと勉強だろうと自由の為にすることであってそれは自由と関係ないわけ（少なくとも無関係）ではないということになります。さて、私がこのようなことを考えたのは、前回の記事で紹介しました本を読んでいてこんなことを思ったんです。・・・勉強とは哲学を構成するための基礎を築くものだと思います。今まで色々学んできて哲学とは私達を自由にするためのものだと思います。というのも自由とは全くの拘束なしに成立しないものだからです。この世界にある概念は全て相対的なものです。ということは自由を手に入れる（経験する）ためには一度縛られた状態を理解しなければならないということです。私達の世界は本来はなんの束縛もなく過ごしていたはずです（それは勿論、全くの非文明社会のころでしょうが）ということはこうも考えられるのではないでしょうか？「私達は不自由を経験するために世界に公式を見つける」・・・そう、私達が勉強することは先人達が築いた公式だと言えるでしょう。そして、公式とは世界を固めて見ることにほかならないと思います。しかし、義務教育を経て世の中を見回してみたりすると世界の見方はもっと自由なものだと思ったのです。こんな感覚を持たれた方は結構いらっしゃるんじゃないでしょうか？更に本を読んだりいろいろな経験に触れることによって違った見方があるんじゃないかと思ったのです。・・・そして仕事というのも同じ理由と考えることが出来るのではないか？ということです。ただ仕事の場合、お金がもらえるという対価があるのでもっと自由と直結しているのではないかと思います。経済的余裕というのは一つの自由だからです。この世界は元々自由なものだと思います。だからこそ、束縛を作るために先人はこの世界を定義しようと思ったんじゃないかと、そんなことを考えました。

2014/12/16

コメント(0)
聞き流してください

私とは誰か？何度となく繰り返されてきた哲学的な質問だ。私とは誰か？どこから来てどこに行くのか？これらの質問に答えることはおそらく永遠に出来ないだろう。しかし、この質問から分かる立場がある。それは「私」というものが存在しているという感覚があるということ。今生きている世界を実在と思っているということ・・・勿論、上のことを疑うと何も考えることが出来ない。そもそも私達が生きているということさえも曖昧になってしまう。しかし、そう考えるともう一つ分かることがある、それは・・・「わからない」ということだ・・・頭の中に「？」がいくつも浮かんだ人がいるかもしれない。しかしそうではないだろうか？もし、私達が存在しているという感覚を持っていること、生きているという感覚があること、それらを疑うのであれば私達には何も分かり得ないということだ。飛躍しすぎた論理だろうか？私はそうは思わない。何故なら疑うことが出来るからだ・・・この世界にはここまでくればもう疑いようがない事実があるはずだと、そしてそれこそが唯一疑いようのない真実であるはずだ。と言う思想から「我思う故に我あり」といったのはデカルトであるが、本当にそうだろうか？例えば映画マトリックスのように電極を繋がれて何かの意志でそのような思考を見せられているだけかもしれない。もしそうだとしたらそれは「我思っている」と言えるのだろうか？実際、デカルトの弟子で似たようなことを言ったのがいた気がするし・・・（この辺ちょっと曖昧）とにかく、私達には何も（少なくとも真実は）分かり得ないという結論が出てくるであろう。ラベリングという概念や、境界線を設ける、理論を組み立てる・・・そういった行為は安直な浅知恵のようにも思える。もっとわからないという事実を受け止め、そこにとどまる勇気が哲学者には必要なんじゃないか？そんな戯言のようなことをちょっと言ってみた。

2014/12/14

コメント(0)
自己啓発についての個人的考え

昨日の続き（というか解説）になりますが私達が生きる世界には事実のみが存在するという結論が昨日までの話です。レッテル貼りと言う言葉をよく聞きますが「真」や「偽」というのも一つのレッテルであり、真実と言われるものであったとしても所詮幻ということです。どうせ見るならポジティブな夢を見たいですよね～・・・ということで、今回は夢幻と言う観点でこの世界を見よう！というお話です。ここで言う夢幻というのは私達の思考のことを言っています。私達の思考というのは何かしらの決め付け（判断）をしなければ気がすまないような性質になっています。しかし、味も素っ気もない子と言うかもしれませんが、実際のところ現実にはプラスもマイナスもないものだと思います。そんなものに対して我々は自分たちの好き勝手に色々なレッテル貼りをしています。それによって気分を落としたりするなんて馬鹿げています。・・・まあ勿論、私がこう思えるようになったのもごくごく最近のことですし、まだ自分の夢幻に悩まされることもありますが・・・まあとにかく、事実だけを見て「一歩ひいて判断する目をつける」この一点が自己啓発書に書いてあることをまとめたらこうなるのではないか。ということで、今回の記事、終了したいと思います。

2014/12/04

コメント(0)
崩れる境界線

境界線、それは何かを定義づけるために設けられる架空の境目のことである・・・前回の記事で、哲学とは仮説を設定することだと結論づけて思ったことがある。それは科学と哲学の違いについてだ・・・科学史というものもドンドンと新しい発見がされて今までの定説がひっくり返るようなことが何度か起こっているし、化学というもののあり方として今の科学的根拠が正しいとするならばという大前提に則って研究が進められるものであり、新しい法則が見つかればその度に塗り替えられるんだというような話を聞いたことがある。ということは、前回の記事の結論が正しければ科学と哲学の違いというものはないのではないか？ということになる。５日読んだ本にはこんなことが書かれていた。「科学とは既知のものを扱うものであり哲学とは未知のものを宗教は不可知のものを扱うものである」・・・しかし、ここにも一つ疑問が残る。それは、既知と未知の境とは？（未知と不可知についてもも同様）更に言うなら人生の経験則にも寄るんじゃないかということだ。例えば5歳児の既知と30歳の大人の既知とは違う。もし許される比較であるなら人種や文化によっても違うかもしれない。ここで私が出す答えはそれぞれの違いはアプローチの仕方なのではないか？ということだ。科学的アプローチとは、すでに知られているものを題材に未知のものの検証や実験をすることであり、哲学的アプローチとは未だ定義付けしきれていない未知のものに仮の定義付けをして不可知のものに個人的な定義付けすることであり、宗教とは個人的主張である哲学に賛同する人々の集まりなのではないか？ということだ。少なくとも私はそのように思っている。勿論これは私の哲学である。ただ、ひとつの疑問の解答には新たに１００１の疑問が湧くという説がある・・・現時点で私にそれほどの数の疑問は出てこないが、腑に落ちない点がある。それは・・・未知と既知の違い。つまり哲学と科学の違いの曖昧さについてだ。未知のものに仮の定義付けをするということはその定義とは既知の知識であるはずだ。ということは私達は未知のものなんて知ることが出来ないんじゃないか？という結論も考えられる。しかし、そうだとすると、今度は未知と不可知の違いについても境界線があやふやになってくる・・・そもそも境界線はどこにあるのか？本当に存在するのだろうか？身近なところで言えば「私と貴方」こんな当たり前に思っているような2つのものと言う考え方もどこまでが私という領域でどこからが貴方という領域なのか？どこまでが想像であり、どこからが現実への思考なのか？・・・挙げていけばキリがないと思いますし、この疑問にはっきり答えられる人はおそらくいないでしょう。もしいるとしてその思想に集う人達がいるならおそらくそれが宗教と言われるのではないでしょうか？様々な本で聞いた文句が頭に鳴り響きます。「無知の知」「我々が知ることが出来るものは砂浜のひと粒だけだ」「わからないということを知りなさい」「謙虚になりなさい」・・・これらの言葉はすべて同じことを指しているのではないでしょうか？私達が生きている時間などたかだか数十年、そんな地球のいや、宇宙の片隅の豆粒よりももっと小さいような存在が主張を高らかに上げたところで一体何になるでしょうか？・・・なんだか意気消沈したような発言に聞こえてしまうかもしれませんが、違います！これは一種の開き直りです！人生楽しめばいいじゃないですか！スケールは広げようと思えばいくらでも広げられます。世界に影響を与える人もいればただただ生きていくのに精一杯という方もいることでしょう。しかし！どんな人生であろうと究極的に大した違いはありません！だからこそ、私は誰かの役に立って生きたいと思います。自分の出来る範囲でコツコツと・・・最後に私のテーマを書いて終わりにします。「楽しくなければ嘘だ」ありがとうございます。

2014/11/29

コメント(0)
たまには哲学そのものについて

「哲学とはなにか？」そんな問をするとそれこそが哲学だなんて身も蓋もないようなこと言われかねませんよね・・・と言ったところで、今回の記事は哲学とはなにか？です。そう言えば結構な数哲学記事を書いてきましたが、改めて哲学とはなにか？なんて俗にいう哲学的なことには触れてきませんでした。・・・まあおそらく哲学のカテゴリーに興味を持ってこられる方にはそれなりに自分の中に哲学とはこういうものだみたいな持論を持たれてるんじゃないかと思ったんです。そんななか私の哲学に対しての考え方なんて今更言うまでもないのかもしれません。しかし、このブログに限りませんが、私は私のために書いてる部分も大きいので（もしこれらの記事が人の役に立つならそれに越したことはありませんが）、改めて問いかけてみたいと思います。「哲学とはなにか？」・・・さて、定義付けとは境界線を設けることだと思います。ということで、哲学とは何か？という問いの答えをだすために哲学が介入しないものとはなにか？哲学が入らない分野とはなにか？ということから考えてみたいと思います。・・・うん・・・ちょっと困ったことになりました・・・というのも、哲学が介入しない分野・・・というと、実は無いんですよね・・・化学だろうと芸術だろうとあるいは武術・スポーツに至るまで、すべての分野にそれぞれ哲学が流れている・・・これはどういうことでしょう？これは例えば・・・「哲学とは全てである」ということなんでしょうか？しかし、哲学が出来たところで、例えば医術の哲学を持っていたところで診察ができるのか？というとそうではないでしょうし手品にも「マジック哲学」なるものがありますが、そこには手品の種（仕掛け）等は含まれていません。やっぱりそれでは哲学を持っていたところで、それ以外の専門的な要素も必要ということになります。しかし、哲学は必要なものです。では、手品でいうところの哲学とは何かというと、心に留めておきたいことというか、心得というような感じのものです。※個人の意見です確かに心得があったところで医者にも手品師にもなれませんよね・・・しかし、医学等はともかくとして手品とか芸術関係には流派によって分かれたりするものであったり答えのないものだったりと必ず同じものを共有しているとも限らないものです。以上のことから考えますと、一つの答えが導かれるのではないかと思います。それは・・・「哲学とは仮説である」ということです。勿論完成された哲学というのはあると思いますが、それも常に進化していくものでしょうし、変化し続けていくものです。ということで私の答えは・・・「一旦の仮説を設けて（発展されていくことを前提にして）構築していくものである」ということになります。

2014/11/28

コメント(0)
歯車

今朝、目覚めるとある考えが浮かびました。いや別にオリジナリティにあふれた斬新なアイデアというわけではないのですが・・・世界はひとつの生命体だと言う見方をすると、私達人間や、他の生物も含め一つ一つの生命が大きな生命体（地球もしくは宇宙）の細胞なんだということになります。しかしこの考え方だと少し腑に落ちない部分がありました。もしそのようになっているのならもう少し世の中の仕組みが動きやすくというか生活しやすくなっていていいのでは？という風に思ったんです。そして今日浮かんできた考えはもう少し具体的なものでした（少なくとも私個人の感覚では）それは、時計という比喩でした。いや別に時計でなくても構わないのですが、一つ一つの社会（ここには人間界・動物界というような意味）がそれぞれ時計のような形で成り立っているのではないか？ということです。もしそうならば、時計を構成するものといえば歯車です。一つ一つの小さな歯車たちが噛みあいながら一つの社会を作っているんだと・・・ここまで読まれても生命体であるという比喩と何が違うのか？と思われるかもしれません。そう、何が違うのかというと、歯車は細胞として見るよりも規則的な（決められた）動きがあります。右回りなのか・左回りなのか？こんなふうに考えると、人間関係で上手くいかなかったりした場合や、その他のことでも何か上手くいかなかった時にもしかしたら自分の歯車が逆回転して噛み合ってないんじゃないのか？という考えになりました。まあ、だからどうしたらいいんだ？というような具体的な方法論ではないのですが、この説明を受け入れると今までの自己啓発書で言われているようなことや社会的に仲間はずれにされるような人が言われているような言葉にぴったりあてはまるんじゃないかと思ったんです。自己啓発書で言われるようなこととは・・・「周りを変えようとせずに自分が変わるんだ」この言葉を歯車の比喩で表すと「皆が左回りで回ってるんだからあなたも左回りになりなさい。そうしたら噛みあうから」仲間はずれにされるような人が言われることは・・・「あの人浮いてるよね・・・」この言葉を歯車の比喩にすると余計に分かりにくいので文で書きますがそのコミュニティの中ではその人は逆向きの歯車である。だからどの歯車とも噛み合えずに、上に乗るようにういた状態で動くハメになるんだ。・・・どうでしょう？・・・何が？とか言われそうですね・・・まあ確かに！別に具体的な対策があるわけでもないので！具体例も思い浮かびませんし・・・でも、この見方、私にとって結構目が開けるような感覚だったので今回記事にさせていただきました。最後まで読んでいただきありがとう御座います。

2014/11/26

コメント(0)
半面教育

以前も書いたかもしれませんが改めてちょっと書きたくなったので書いてみます。嘘はよくないことだ、不正はやめなさい。本当のことを言いなさい、正しいことをしなさい。・・・上のような言葉（教え）は世間一般的に教育されることだと思います。しかし、本当にそうでしょうか？いや確かにそれはその通りでしょう。その方が世界は平和に暮らせるし過ごしやすくなると思います。ですが、私はこの教育方針に疑問が残ります。というのは、上に言われる言葉が全て半面の真理だからです。嘘をつく＝不正に対して嘘をついたほうがいい場合というのもあります。その場合は嘘をつく≧正しいという式も成り立つことでしょう。そして上の式が成り立つならば正直に言う＝正解であっても正直に言う≧不正解という場合も勿論出てくるわけです。・・・こんなふうに考えるのは「やさしい嘘」という言葉で示されるように嘘をついたほうがその場を丸く収めることが出来るという事実によるものになるでしょう。しかし、そんなことは言われなくても誰だって分かります。が、私が言いたいのはもう少し角度を変えて式を作った時のことです。嘘をつく＝人を騙すこの式です。いやしかし、嘘で本当に人が騙せるのか？そんなふうに考えることがよくあります。だとしたら・・・嘘をつく≧人を騙すという風にもなりえるということです。いや、変わってないじゃないかと思われるかもしれません。しかし、大いに違います。というのも、嘘をついたからといってヒトを騙せるとは限らないということです。そしておそらくここでもヘルメス哲学の原理が成り立つでしょう。勿論ここでも出てくるのは相対の原理、そしてこれが成り立つなら・・・本当のことを言う＝人を騙すにもなりえるということになります。つまり、本当のことを言いながら嘘をつかずに人をだますことが出来るという事実があるのです。これは手品師をやっていることや、言葉（論理）を使って遊んでいたからだと思います。ということで、一番最初に出した言葉（教え）のもう半分欠けているもの、それは、これだと思います。つまり、本当のことを言っても人を騙すことが出来るということです。さて、皆さんも嘘をつかずに人をだます方法を考えてみると面白いかもしれませんよ？

2014/11/22

コメント(0)
自由の哲学

「私達は予め決められた運命の中生きている。もう決められた運命から逃れることは出来ず、全てもう台本に書かれたことを演じるだけの存在なんだ」こんな言葉をよく目にする。それはもしかしたら真実かもしれない。間違ってるかもしれない。どちらとも言えない。実際、このような考え方もニヒリズムに至る思考法として働くらしい。確かにそもそも決められた世界を生きるならばわざわざ考え悩んだりして生きるのは無意味とか無価値と思うのも納得できる。しかし、私は上の結論のちょっと手前で方向転換をした。それは、運命が決められているのなら変更することは可能だろうということだ。少し矛盾した理屈に感じるかもしれない、しかし、本当にそう思うのだ。というのも例えば決まりそうな予定があったとする。勿論それが確実に決まるわけではないので予定なのだが、そのような予定を立てるということ事態、そうなって欲しいという期待を込めてのことだ。ということは、なるべくそうしたいというふうに働きかけをするはずだ。上の条件で考えると未定というものはむしろ確実になりやすい予定だと言えないだろうか？・・・ここまでは理解してもらえたとしてもやはり決定されたことのほうが帰ることが出来るという理論にはもう少し説明が必要だろう。では今度は決定事項があったとする。これは決定事項なのでそこに意思はもう関係ない。やりたいことかもしれないし、そうじゃないことかもしれない。どちらにしろ決まった事項なのだ。これはたしかに強固に見える。しかし、これは固まったゼリーのようなものだ。スプーンですくって食べれば形は崩れる。もし未定のものだったとしたらそれは形なき液体のようなもの、これはそもそも形が存在しないのだから変えることもできない。・・・ということで、私は運命決定論には賛同した上で、いや、そうだからこそ人生は変えることが出来るという立場を取る。更に言うならもし、運命が決まっていてそれを変えることが出来ないとしたら、それはニヒリズムとは違う気がするのである。というのも、もし、決まったことをしているのだとしたら、そこに何かしらの（例えば神の）意思（意図・目的）が存在することになるだろうからだ。何故か？本当に無意味・無価値ならば、決まったことをする必要がないからだ。そして言うなれば「私達は自由な存在である」ということになる。というのは、何の拘束もないところに自由は存在できないからだ。自由の対義語は束縛だ。身体を縛られ全く動けない状態、確かに不自由な状態に見える。しかし、それでも動かせるものがある、それは心、そう思考だ。このように何かが不自由な状態と比較しなければ私達は自由という概念を説明できない。無論、上に挙げた例は極論だ。しかし、一種の事実は表現したつもりだ。この世界の概念は全てが相対的なものなので縛られているということがなければ自由を感じることが出来ません。ということで、運命決定論は、ある意味自由を感じるための壮大な哲学なのではないか？これが今回の記事の結論です。

2014/11/17

コメント(0)
解決法～何にアプローチすればいいのか～

アドラー心理学では、人生の悩みは全て人間関係だと言う・・・今回はこれを掘り下げてみる。人間関係とはなにか？私達人間は生きていく上で様々なものと関係性を持っています。そこで、私の勉強不足は百も承知でアドラー心理学の言う人間関係というものを拡大解釈してみました。つまり・・・人間関係≠人と人との関係であって人間関係＝人と何かの関係である。ということです。人間関係と言う言葉を聞いた時に人同士の関係ならすぐに思い浮かびますが、例えば私なんかはトランプとの関係とか、主婦の方だったら料理との関係とか、学生だったらペンとノートとの関係とか、様々な関係が成り立つことでしょう。アレクサンダー・テクニークでは、人が地球で生活をする上で働いている原理、重力との関係性を重視してその影響下でどう行動するか？ということを考えたりします。こんなふうに考えると、確かに人は何か都の関係性の中で思い悩んだり、していくものだと言えるでしょう。さてでは、ここまでの拡大解釈によって何にアプローチしていけばいいのか？人間関係が人と人との関係ならば係る人の心等、そういったものを研究すればうまくいきそうな手立てが見えそうなものです。しかし、心持たぬ（見えぬ）ものとの関係に一体何を対処すればいいのか？そんな疑問が聞こえてきそうです。しかし、ここでもちゃんと心（考え方）の原理は働いています。それは、自分の心です。私達が関わるものに対して、一体どのような見方をしているか？例えばお金というものとの付き合い方に対して「お金とは汚いものだ」とかあまりポジティブなイメージを持てていなかった場合、良好な関係を築くことは難しいと考えられるでしょう。そう、人生の悩みが全て人間関係の悩みということは、そこに働いている心理とは、おそらく自分自身（心）との関係を改善していくことによって解決されるのではないか？これが私が至った解釈です。

2014/11/15

コメント(0)
繋がる点と点

世の中に不満を持つ人がいる。私もそのうちの一人だった。いや、もしかしたら無意識では今もそうなのかもしれない、まだ自分が自覚していない心には世の中がどんな風に見えているのか？・・・自覚できていないんだから考えても仕方がない。こんなことを考えるのもおそらくはニーチェの言う遠近法なのだろう・・・何故こんなことを言い出すのか？今回の記事は不満を愚痴る回なのか？いや、そうじゃない。実は最近読んでいる本があって、まあ世間的に（一部では）話題になっっている本なのでご存じの方もいらっしゃるかもしれないが「嫌われる勇気　自己啓発の源流　アドラーの教え」というものだ。本屋でずっと見かけてはいたのだが買いはしなかった。しかし、何かのめぐり合わせだろう、母が買っていたのだ。そして読むといいんじゃない？と言われ、今借りて読んでいる。この記事でアドラー心理学について語るには余りに大変だし、まだ読み途中だし・・・ｗなので、アドラー心理学の教えを今まで読んで分かったことを書きたいと思う。このアドラー心理学とアレクサンダー・テクニークにはかなりの共通点があるということ。これは先程まで読み進めたところで確信に変わりました。それまで読んでいた感覚だと・・・「あ～、授業内でたまに出てくるアレクサンダー・テクニークの心理的なアプローチと似てるな～」くらいにしか思いませんでしたが、何よりの根拠（というか原理？）として根底に流れている考え方が、心身統一体の考え方だったのです。更にはこのアドラー心理学、私が今まで触れてきたヘルメス哲学にも通ずるところがありそうで、例えば意識と無意識とか理性と感情と言った二元論的な思想を否定する考え方だったこと、これはヘルメス哲学で言うところの相対性の原理、この世界の全てが相対的であり表れ方の振動数が違うだけであって、本来はすべて同じものであるという思想に合致する。ということがわかったのです。そして、アドラー心理学のもう一つの考え方として、目的論というのがあります。これを使って今の状況を分析するなら、私は今までの自分の経験・知識等をまとめる体系化された哲学を求めていたのでしょう。更に言うなら今の時間認識論で言うなら時間は過去から未来へ向かうのではなく未来から過去へ流れるものなのだというのがあります。おそらくアドラー心理学もこれに反することはないでしょう。目的論こそまさにこの考え方ですし。ということで、今私の頭のなかにあった点と点が一本の光で繋がるような感覚を味わっています。そして今後もっとたくさんの線で結ばれていくことと思います。そして、私の持っている点たちがどんどん一つのものになっていく・・・そんな予感がします。今回はとにかくその途中結果として、こんな記事を書きました。

2014/11/11

コメント(0)
運気アップ法？

あまりにニヒリズムばかりの話をしているとパッサパサに乾いてしまうので、今回は少し違う話をしようかと思います。いやでも根底に流れているものがニヒリズムであることに変わりはありませんが・・・ちょっともしかしたらスピリチュアリズム的な話になるかもしれません。今回の記事の題材は「運」です。よく言われるのが「運も実力の内」こんな言葉があります。例えば私は先ほどある動画を見ていました。それはIQテストについての動画でした。そこではIQテストが全部で３つ出されていました。IQの低い問題から徐々に上がっていくというものでした。私はそのテストを順に見ていき、１問目（一番簡単とされる問題）は分かりませんでした。しかし、次の２番目の問題は問題を見た瞬間に分かることが出来ました。IQの数値としてはそちらのほうが高いにも関わらずです。・・・そんなような経験、何回もありました。いつだかIQ問題をどんどん出していく番組が流行ってましたが、そこでもいくつもの数値化されたIQテストが出てきて、高かったり低かったりするのですが、決して低いから必ず分かるとか高いから絶対わからないとかそういう整合性はなかったように思います。いや勿論、IQの数値が高いほど難しい可能性が高かったのも事実ですが、それでも数値と能力が比例する式には到底思えませんでした。IQテストは一種のパズルだと思います。ある方式（論理）にもとづいて組み立てられた不完全な図（式）をその法則を見つけて解く・・・これがIQテストだと思います。では、その時の問題に使われる公式（論理）が自分が普段から慣れている公式（論理）を使った問題だったとすれば、世間一般的に高い数値の問題だとしても簡単に解けてしまうなんてことはザラにあるでしょう。世界の歴史は長いものですし、たまたま子供の頃からそんな風に自分の慣れ親しんだ領域内の問題ばかりに出会って簡単に解くことが出来てしまい、世間から天才ともてはやされる人も出てくる可能性があります。・・・これって、間違いなく「運」の問題に見えるんですよね・・・しかし、ここで考えられるのが「運」を上げる方法です。上の例ではIQテストを題材に運良く天才と呼ばれる下地ができた人を出しましたが、運がいいという法則は他のことにも当てはめられるはずです。つまり、経験がモノを言うということ、人生は突き詰めて考えると生きていく中でその人に訪れる出来事によって構成されています。では、たくさんの経験をしていろいろな物事への耐性というか知識が蓄積されていれば人生はかなり楽に過ごすことが出来るのではないでしょうか？「何事にも興味をもつことが大事」「何事も経験」そんなことをよく言われますが、この言葉のほんとうの意味は運気を上げることだったのではないか？そもそも運がいいとはどういうことか？字で考えると「運」とは訓読みで「運ぶ」と読みますし、様々な経験則があることは物事の運び（受け取り方・流し方）能力が優れているということなのではないか？こんなことをふと思いました。

2014/11/10

コメント(0)
空の哲学＝在の哲学≧無の哲学≠有の哲学

最近ずっとニヒリズムについて考えなおしてみたりした記事を書いてきました。そこでまた一つ世間で言われているニヒリズムと私の中のニヒリズムには違いがあるように思います。お釈迦様の思想として有名なのが空の哲学、般若心経にも空という字が多く出てきます。まあそれ以上に多く出てくる字が無なのですが・・・このことによって般若心経とは無を説く経典と言われています。しかし、私は違う気がします。確かに空という字は無に比べると少なく感じます。しかし、無という字が否定（敢えてこういう言い方にしますが）しているものは人間の感じる感覚のみであるように思えます。つまり、この世界の存在そのものとか、そう言ったおよそ真理とかの言葉が付されるものには一切何も言っていないと思うんです。そして、私が今までに述べてきたニヒリズムの概念ですが、私は全くこの世界を無だとは思っていません。むしろこの世界以上のものが仮にあったとしても私達に想像できるわけもありませんし、考えるだけ無駄、というか、余計に虚無感に立たされます。般若心経は決して無を説いているのではなく空を説いているのではないか？ということです。そのための説法がこの世界の概念で一番近い無だったのではないかと思うんです。よく考えてみれば説明しようと思っている事柄をそのものを持って説明することなど出来ようはずもありませんよね・・・般若心経とは決して無の哲学を説いているわけではなく前半部分で空という字を８文字使い空というものがどういうことなのかという概略を見せた後に無という字を使って空を説明しようとした経典なんじゃないか？というのが私のたどり着いた答えです。さて、般若心経のことはこれくらいにして、では一体空の哲学とはなんなのか？無と空との違いは？ということについて、私なりの答えを書いてみようと思います。まず、この記事のタイトルですが右から見てみましょう。「無の哲学≠有の哲学」この式は当たり前のように見えるでしょう。そもそもが真逆の意味ですから、しかし、ここでまたヘルメスの原理を思い出すと、実は有と無は同じものの表れ方に過ぎないということになります。つまり、有と無は対して違うものではなく同じものという風に見ることが出来ます。そこまでの見地を持って初めて見えてくるのが「在の哲学」おそらくこんな哲学誰も聞いたことがないのではないかと思います。私も今まで見たことないですし、この記事で初めて使う言葉です・・・多分ｗまあそれはいいとして、在とはなんでしょう？色々字を付けることが出来るでしょう「存在」「実在」「健在」・・・これらの字（言葉）分けて考えると・・・「「実（真）に在る」「健よかに在る」こうなります。「存」については訓読みがありませんでしたがまあ意味合いとしては「それが在る」じゃないかと思っています。これらの言葉に共通した部分、勿論「在」です。在とは訓読みにすると「在る」になります。私の考えはこれは空間の別称ではないかということです。どんなものだとしてもそこに存在できるためにはそのものよりも大きなもの、つまり空間が必要です。そう、そしてもう一つの空の哲学、これこそが般若心経の説いていたものだと思うのですが、これももしかしたら空間のことを言っていたのではないか？というのが今回の私の主張です。例えば量子論的な見方をすれば私達の見ている世界は突然穴だらけ（空間だらけ）になると言います。その考えを受け入れるなら私達の目はとてもお粗末なシロモノであるということになるいでしょう、まあ勿論、それは私達が世界を認識する上で便利な機能として成り立ってるわけですが・・・最終的にこういうことです。「有の哲学」、おそらくは誰もがここからスタートします。この世界に生を受けて有るものと無いもの等の区別を学び成長。そして・・・「無の哲学」、俗に言われるペシミズムやニヒリズムの領域。この世界のものが信じられなくなる。そしてより深く思考していき・・・「在（空）の哲学」有るものと無いものの区別が薄らぐ境地。ここに至るのではないかと・・・私が見る限りでは化学の道のりがこの工程にものすごく近いように思えます。この世界にあるものとは何なのか？もっと便利にできるものはないか？そういった需要から電気を発見し、重力、エネルギーと言った公式を発見、そして今、物質について否定的な目を持っている量子論等の分野が陽の目を見ようとしている。未だに量子論等に反対する科学者もいるようではあるが、それも時間の問題ではないか？そんな風に思えて仕方がない。今後より一層、否定的ニヒリズムが衰弱していき、肯定的ニヒリズムが開花していくことを願っている。

2014/11/09

コメント(0)
流行・ねこよけ水

ねこよけ水の話を聞いたことがある。その場所に猫が近づかないようにペットボトルに水を入れて置いておくというものですが、実際のところ、いや、効果はあるらしいですよ、一時は・・・そう、猫も生きていますし学習します。そのうちあのペットボトルが何もしないこと（無害なこと）が分かってしまう・・・うん、慣れてしまうんですね・・・もうその地点で効果は０です。一時は怖がって近づきませんしちょっとの間だけ効果があって猫が近づかない・・・これ、ちょっと考えると私達のある社会現象とそっくりだなと思ったんです。そう、流行・・・世の中には様々な流行があって、人はそれに近づく（群がる）・・・まあ近づくことはねこよけ水とは逆の現象ですが、それがしばらく続くと・・・やっぱり慣れ（飽き）が来て人は近づかなくなる・・・そう、流行は書いて字のごとし、流れ行くもの、決して永住はしないものです。昔の格言で言うところの「万物は流転する」というものがありますが、まさに変わらないものはないという事実を語っています。ここから考えると、途方もない大変な境地が見えてきそうです。というのは、人の慣れ（飽き・適応力）のスピードがめちゃめちゃ早いということです。一旦飽きられてしまった刺激から次の刺激が流行るにはもっと強くなければならないということです。分かりやすく（？）ある単位にしてみましょう。例えば今ナニが流行ってるのかよく知りませんがある流行ってる者があるとします。そして、それが電圧で言うところの１ボルトだったとしたら、その刺激が飽きられた場合、次は２ボルト以上の刺激でなければ流行ることがない、ということになります。勿論そんなに正確に数値化したものが規則正しく成り立つわけではないでしょうが、似たようなイメージのものが流れている感じがします。何が途方も無いのかというと、例えば１ボルトのものが流行った後に綺麗に２ボルトのものが来るとは限らない、もしかしたら３ボルト、いやもっと大きな刺激が流行ってしまったらどうでしょう？電圧を例に言ってるのでそこまで電圧を上げると死んでしまうってチャチャも入りそうですがｗ他にいい単位が見つからなかったので、それに脳に流れる信号は電気刺激ですし・・・まあとにかく何が言いたいのかというと、下手に流行に乗らないほうがいいんじゃないかって話です。いや勿論、流行を知らなければ周りの人と話が合わないだとかそういう弊害もあるでしょう。しかし、私は人と調和するために自分の好きなものを追いかけてるわけじゃありません。いや、多少は人に話そうとしてネタを集めることもありますが、はっきり言ってそれは二次的要素が強いです。一番は自分がそのことについて深く知りたいという気持ちが先攻しています。それに、人と話すためにとむりに世の中の流れに合わせてもまずもって興味が無いことにそんなに集中出来るとは思えませんし、周りに合わせられるほどのネタとして集めることは出来ないでしょう。・・・まあ、こんだけ書いて何が言いたかったのか、というと・・・自分の好きなモノを追いかけましょう！って話です！以上！

2014/11/08

コメント(0)
我流ニヒリズム～価値について～

私はニヒリスト・・・しかし、やはり世間で思われているニヒリズムとは違うものの気がする。ニヒリズムは無価値論と言われている。確かに私も無価値論ではあるのですがちょっと感覚が違う・・・気がする。無価値論はとことんまで全てにおいて価値がないと言うこと。しかし、私の場合は真逆、つまり、この世界にあるすべてのものに価値があると思うこと。いやそれでは、ニヒリズムとは全く違うじゃないかと思われるかもしれません。が、まだ先があります。というのはこの価値というものに同等という言葉を付け加えます。つまり、この世界にあるもの全てに同等の価値を見るということ・・・例えばAという人物がいてその人がBという人物よりも優れている価値があるとすればA>Bこうなるでしょう、私はこれを認めません。生きている存在であるからには全ての生命が同等の価値であるはずだと思っています。多分ここまでの理論に異論を唱える方はあまりいらっしゃらないんじゃないかと思います。では、何故これがニヒリズムになるのか？そもそも価値というものは比較の中に生まれるものです。ということは全てのものが同等の価値を持つ・・・もう特に何も言わなくてもお分かりでしょう。全ての人・ものが同等に価値を持てる＝逆に誰も優れることがない＝誰もが同等に価値を主張できないこんなふうに考えます。どうでしょう？私には全てのものが同等に・・・見えないこともありますがｗ、それは好き嫌いの問題ですし、人間生きている間完璧になんてなれませんので、そこを言い訳する気はありませんが、とにかく価値は皆全て同等にあります。少なくとも私はそう思いたいです。しかし、それと同時に・・・あまり言ってもキリがありませんが、とにかくそういう風に思っています。

2014/11/07

コメント(0)
アレクサンダー・テクニークとヘルメス哲学

まだあまりまとまっていないので上手く書けるか分かりませんが・・・私はヘルメス哲学にある持論を持ちました。ヘルメス哲学が様々な自己啓発の大本だとするならば、そして、私の解釈が間違っていなければ、ヘルメス哲学は認知心理学の原理そのものであると・・・そして、認知心理学とは我々人間がこの世界をどのように捉えているか？という研究だと認識しています。もし、上の考えが正しければすべてのものの共通項としてヘルメス哲学の原理を当てはめることが出来るのではと思い、中でもアレクサンダー・テクニークをヘルメス哲学の原理に合わせ説明できないかと考えていました。今回の記事はその答えの一つです。まず、ヘルメスの格言より・・・「上なるものの如く下に。下なるものの如く上に」アレクサンダー・テクニークでは、頭と脊椎の関係性を見ること思い出すことによって身体の構造に則った動きができるようになるというものです。格言と照らしてみれば「上なるものの如く（頭の位置の調節）下に（影響を及ぼし）下なるものの如く（身体のバランスにより）上に（頭を楽にできる）」こんな読み方が出来ないでしょうか？次に・・・「この世界にあるものは全て相対的である」この言葉は人の動きに対応しているように思えます。「この世界にあるものは（全ての動き）は相対的である（伸筋と屈筋で行われる）」さて、どんどん行きましょう・・・「全の精神の中から全てが生まれる」本当はこの格言を一番最初に持ってくるのが正解なんでしょうが、アレクサンダー・テクニークの大事な原理とどっちを取るかを迷った結果と思って下さい。さらにこの格言が一番の悩みどころというのもあります。普通にヘルメス哲学やスピリチュアルの教えとして考えるなら理解は出来るのですが、今回の場合は話が違います。上の２つの原理が成り立つ場所を当てはめてみましょうか・・・「全の精神（重力のもとに）全てが生まれる（全ての動きが成される）」うん、私がヘルメス哲学において重きをおいている３つの格言それぞれがアレクサンダー・テクニークと合流出来た気がします。さて、アレクサンダー・テクニークと言えば呪文があります。「頭が上に前に・・・」この呪文はまさに相対性の原理（ここでは屈筋・伸筋のこと）を言っています。どういうことかというと頭を首の一番上で動かしているのは筋肉です。そして頭を上にという意識を持った時、背側の筋肉が伸びていくことでしょうこれが伸筋の動き、そして、勿論それだけを伸ばしていてはうつむいてしまいます。なので腹側（前側）から屈筋がありますのでそこでバランスを取るように頭を持ち上げる。これがヘルメス哲学で言うところの「相殺の原理」ではないでしょうか？私達の体の構造においてヘルメス哲学を使うとしたら屈筋・伸筋のバランス（身体の力加減）を調節することだと言うことが出来る。・・・と、これが私なりに考えたヘルメス哲学とアレクサンダー・テクニークの合流です。

2014/11/06

コメント(0)
全て在る

ヘルメス哲学をまた考えてみようと思います。ここで考えるのはやはり相対の原理（これは私独自の言い方です）この世界にあるもの（見出されるもの）は全て相対的である、例えば善悪・・・さらに、相対的なものは全て同じものの度数（振動数）の違いにすぎない・・・つまり、善悪とは善であろうと悪であろうと同じものの現れであるということ・・・昨夜はニヒリズムについて私なりの解釈を書きました。異論はあることと思いますがこれからも私の思考を崩されるようなことがない限りニヒリズム的視点で書いていきます。ところで、ニヒリズムをこんな風に思われてる方がいる気がします。それは・・・「ニヒリズムとは虚無思想である」と・・・この世界は虚しい、実態なんて何一つありはしないのだ・・・確かにニヒリズムにはそのように解釈できるような思想があります。しかし、私は敢えてここでニヒリズムを実在論と呼ぶことにします。この思考受け入れがたい方もいらっしゃるかもしれません。おそらく少し説明が必要でしょう。ニヒリズムとは哲学者ニーチェによって築かれた思想です。いや、本当はもっと前からあったものだと思うのですが・・・例えば哲学の授業で一番最初に習う言葉「万物の根源は水である」（タレス）とか「イデア論」（プラトン）これらの思想も一種のニヒリズムであると私には思えて仕方がないのです。例えばタレスの言葉に関して言うなら、水であるだけならばやはり意味というものは成さないでしょうし、イデア論にしてもこの世界と別個の実在そのものを創造したわけなので（ニーチェの言う遠近法ですが）この世界事態に意味はないというニヒリズムに近いのではないでしょうか？私は何故ニーチェがそれまでの哲学を否定していたのかがよく分かりません。私の中ではニヒリズムとは全ての思想が融合できる唯一の場所だと思うからです。だっていいじゃないですか！どうせ無意味・無価値と思って生きるんですから！どんな思想でもその人の慰め（生きがい）になるのであれば何も戦う必要ありません。あ、そうそう、ヘルメス哲学に合わせるなら「虚無思想/実在論」であるならこれも度数の違いに過ぎず同じものの現れであるということになります。そう、私はニヒリズムとは意味や価値と言った思想を認めないだけであってこの世界に見いだされるものの否定ではないということなんです。つまり、この世界はただ在るそれだけなんです。味気在るかどうかはもう問題ではありません。感覚はありますから味も色も感じることは出来ますし、善悪という概念も生きる上では必要でしょう、ただその概念事態には意味を見出さない。これが私の言うニヒリズムです。ヘルメス哲学（相対性の原理）においてこの世界に見出されるもの、それは全て一つのものであって、ただ在るだけなのだと思うこと、勿論それに対処しなければならないのは生きている限り続くことです。しかし、正しくあろうとか気負う必要は全くないということです。全てはただ在り、ただ在る・・・

2014/11/05

コメント(0)
ニヒリズムについて

ニヒリズムとは、無価値論者のことです。いや、今更そんなこと言わなくてもと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、昨日の記事のようにいつでも初心に帰るというのはいい刺激になったり（逆もありますがｗ）することもあるので、新たに私が思うニヒリズムを考えてみたいと思います。・・・あ、言うまでもなく私はニヒリストです。さて、豚とシッタカブッタという漫画をご存知でしょうか？ちょっと前に流行った（個人的に）と思うのですがその中でブッタと言われるキャラクターがニヒリズム的な思想について語っていたシーンが有りました。シッタカブッタ「人生には意味が無いのか・・・」ブッタ「そうだよ、だから意味をプレゼントしてあげればいいんだよ」このブッタとシッタカブッタの会話がとても印象に残っています。私の中でニヒリズムとは世間一般的に言われるようなシニカルな（部分もありますが）イメージではなくて個性を出すための考えだったのです。というのもニヒリズムとはそこでとどまる思考ではなくてそこから始まる思想なのではないかということです。今の世の中絶対的に信用のおけるものなんて存在しませんし、求めるべきでもない気がします。今、信じられるもの、例えそれがどんな結末を迎えようともあるとすれば自分の心だけではないでしょうか？しかし、一般からずれているものとは迫害を受けやすいもの、誤解を恐れずに言うなら私はこれも一種の宗教のように思えてしかたがないことがあります。いえ、別に宗教が悪いと言っているのではありませんし、否定するつもりも毛頭ありません。ただ、その人自身が信じられるものに従えているのならいいじゃありませんか！私が思うニヒリズムとはベースとなるべきものであってそこから自由に始まる思想の冒険のスタート地点なんです。たまに、ごくたまにですが、ニヒリズムそのものに飲み込まれそうになって何もかもが嫌になる時もあります。私には世界が金メッキにしか見えない時があります。しかし、いや、だからこそ何も怖くありません。いや勿論、人間の心なんてコロコロ変わっていくものですし、考えが二転三転して、とてつもなく怯えてしまうこともあります。先週の私がまさにそれでした。ということで、また初期の思考をほじくり返し、なぜニヒリズムになっていったのか？何故ここまで味気なく感じてしまうのか？を考えなおすためにちょっと振り返ろうと思ったのです。・・・さて、この記事をここまで読まれた方の中にはかなり暗い話、絶望に満ちた世界が見えたかもしれません。が、私には真逆だったことを思い出したんです。そう、ニヒリズムとは私の思考の中では唯一感じることが出来る真理であり、いくらでも塗り替えることの出来る便利な道具なのです。さて、この人間（私）は明日は何を思うのでしょうか？じっくり見物していきながら、生きていきましょう・・・

2014/11/04

コメント(0)
初心に帰ってみる

ものの言い方によってこの世界は千変万化する。奇跡という言葉で片付けるとこの世界には奇跡ばかりがあふれることになる。例えば子供の頃のように何の知識もなく、ただ世界を見ることができれば、いや、もしかしたらこの見えているということでさえ、奇跡のように感じられるかもしれない。ヘルメス哲学では原因と結果という言葉がよく使われ、物事全てには因果律が働くと言われる、偶然とはただ気付かずにいる原因を表す言葉にすぎない・・・もしこれを、世の中の科学的規則性に当てはめることができたら「奇跡とは未だ知られていない科学的規則性にすぎない」とも言えるのかもしれない。私達はどこかないと思いながらも奇跡的なこと（超常的なこと）を望んでいるように思われる。これも不思議だ。そもそも何故ないと思っているのか？いや勿論、経験上いろいろな知識が身について奇跡的なことなんてオカルトだと思ってしまうようになったのはそのとおりだろう。しかし、だからと言ってこれ以上に何かまだ知られていない規則性がないとも限りませんし、おそらくまだまだ沢山あるでしょう、何せこの世界（宇宙全体）を構成してる物質の９０％以上が観測できていないという話ですし、これから先の研究でいろいろな展望がないと思うことのほうが理にかなわない思考のように思えます。しかし、私達の知識にないもの（ないと決めつけているもの）は見ることが出来ないと、言います。これは認知心理学でいうところのトップダウン的な見方に起因するものでしょう。しかし、新しい規則を見つけるような研究は今もずっと続いています。ということは、私達の心構えとして必要なものが一つ考えられます。それは謙虚であること、今ある世の中（与えられた知識）が全てと思わずに砂浜の砂一握りの真理しか知ることができていないということを念頭に置いて研究することが大切なんだということになるでしょう。そして、この考え方はおそらく私達がこの世界に見る可能性を広げてくれる思考になると思います。可能性を広げるためにという、初志に立ち返った記事でした。

2014/11/03

コメント(0)
気楽な思考

私達が普段見ている世界には、実態がない・・・上の文を読んで何を今更と思われる方や、訳わからんと思われる方、様々いらっしゃるでしょう。そもそも実態とはなにか？そして、一体ここで何を私達が見ている世界に当てはめているのか？ということを答えなければならないでしょう。実態とは、抗いがたい事実のことです。例えば性別とか、生きていること、重力・・・等、あげればこれもキリがないでしょう。さてでは、私達は上のような実態を感じて生きていないのでしょうか？いや、勿論感じています。しかし、それは無意識的にと言わざるを得ません。というのも普段から自分の性や重力をいちいち気にしながら過ごしている人はそうそうはいないはずです。勿論何かの障害を持たれて自分の性等に違和感を感じて過ごされる方はいらっしゃいます。もし、これを病気と捉えるなら、それこそ質は色々異なるかもしれませんが色盲の方や聴覚障害を持たれた方・・・これまた様々な障害があることでしょう。ことこう言った議論は一般論化しようとするためにこのような方々をはじめから省いて行われているように見えます。手品をやっている私も一般論にどれほど嫌という思いをさせられたことか・・・例えば「誰でも出来る」という言葉、まずここに私の見方からすれば『両手が使えれば』というカッコ書きを見なければならないということを理解するのに結構な時間を要しました。それでもやり方しだいで原理さえ分かれば何とか出来る方法はある（それでも物理的にどうしても出来ないものはありますが）とまで思えるようになるにはもっと時間を要しました。いや何も、ここで障害者についての人権云々と言った堅苦しい話を展開しようというのではありません。ただ、我々は化学の名のもとに客観的事実という幻影を植え付けられているということです。例えばさっきの『両手が使えれば』なんて但し書き普通はまず要りません。私ですら要らないと思います。では何が問題なのか？まず、お互いの世界は個人個人全て違うのだということを理解すべきということでしょう。たまたま時空間的に同じ場所にいて会話ができているので、同じものを見聞きして同じ価値観を共有できている（お互いの価値観は揃っている）と、思ってしまいがちですが、もしそれが本当なら、これほどつまらない世界もないでしょうし、世界はもっと平和になっているはずです。世界はまったくもって一つではあり得ないのです。これを比喩的に表したのがもしかしたらパラレルワールドと思ってもいいのかもしれません。とにかく今の世の中、ちょっと無理があるような気がします。一人一人全て考え方物事の受け取り方が違うのに何故同じ法律（道徳的価値観）で平和に過ごすことが出来るでしょうか？勧善懲悪とは、様々なドラマで今も描かれていますが、あそこで勝利を収めた正義の世界に、本当に善の、平和の世界が待っているのでしょうか？ただの押し付けにも見えてしまいます。いや勿論、あのドラマの世界で悪として描かれるものが勝ったところで幸福な未来が待っているとは思いません。しかし、すべての価値観は存在しているのです。それこそがひとつの可能性と言うことが出来るでしょう。私達一人一人の人生の軌跡、それこそがひとつの可能性なんだと思います。ここで冒頭の文に戻りましょう。私達が見ている世界とは、この世界を見聞きすることによってそれらに与えている私達の意味付けのことです。・・・このことによって何が言いたいのかというと、全て幻影です。私達の思考（この世界に対する意味付け・価値観）には私達の行動を決定付けるような（例えば凄まじくネガティブになって自殺するとか）そんな行動を起こさせるほどの力は持っていないんです。こんな喩え話があります。生きるのはサーフィンのようなものだと・・・この世界のあらゆる事象（思考だったり出来事だったり）を波と見て自分の気分次第でその波に乗ろうとするかどうかです。さっき言ったような絶望の波に乗ったら、それこそ自殺のような道を選ぶこともあるかもしれません。が、しかし、本物のサーフィンを思い出して下さい。・・・そう、決して乗りたくない波には乗る必要がないんです。乗るか見過ごすかはその人次第です。・・・どうでしたか？上の喩え話、結構的を射ていると思うんですよ・・・・・・さて、またいろいろな方向に話が飛んで、ちょっと収拾をつけづらくなりましたが・・・ｗとにかくあれです！そんなに申告になる必要もないんだな～・・・と・・・

2014/11/02

コメント(0)
疑問に対する疑問

「何故、生きなければならないのか？」こんな質問を見かけることがある「これはなぜ死ぬことがよくないのか？」という問いと同じものだしかし、前者の言い回しのほうがより多く見かける気がする例えばこれを無意識的なメッセージだと考えたらどうだろう？私達の無意識はネガティブな表現（命令）は受け入れられないという特徴を持っています。例えば最近本のタイトルにもなった「シロクマのことだけは考えるな」考えるなと言われてもその考えてはいけないものをポンと出されて意識させられたら絶対に考えてしまいますよね・・・もしかしたらこれと同じように「生きていなければならないのか？」という疑問は、遠回しに死への表現ではありますが、この問いの内容自体に死を考える言葉は入っていない気がします。例えば死という言葉にもいろいろな状態があるようで「目が死んでいる」だとか「死んだも同じ」だとか何かを批判したりする時に使われる言葉でもあります。ただ上の死を含む表現は決して肉体的な死を表していません。例えば「目が死んでいる」というのは、その人の全体を見て目に覇気（光）を感じられないとかそういう意味で、これは「目は口ほどに物を言う（心を表す）」という諺からも分かるように心に熱を感じないという意味です。こんな批判的な言い方をするにしてもやはり人は死を嫌っているんだと思います。これらの批判から立ち上がり生きている！という意気込みを見せる人もいます。・・・ちょっと話が他の方向に飛びすぎたかもしれませんが、私が言いたかったのはこういうことです・・・「生への問いかけはことばじょうでは否定形であっても生きたいと願う無意識の現れなのではないか」と・・・こんな風に普段何気なく使っている言葉、自分から発している否定的な問いかけ等を観察してみると（それが正しいのかどうかは分かりませんが）また一つ違った見方ができるかもしれませんね。

2014/10/30

コメント(0)
全ての全て

この世界にあるものとは、全てが何かの引き立て役になっている。昨日まで私はうつ状態でした。おそらく今まで生きてきた中で一番の・・・しかし、もう悩みません。気づいたのです。完璧なほどに今までのいわゆる悟りの教科書的なものに書いてあることすべての意味が流れる滝のようにすさまじい轟音を立てて私の中に入ってきました。ニヒリズム、これこそ本当の真実です。・・・とは言っても、いきなりすぎて誰も何を言ってるのか分からないことでしょう。実際私もこれからの身の振り方（世界との接し方）がわからないですしｗただ、一つだけ言えることがあります。もう悩むことはなさそうだということです。無論私の本当の年齢を聞いて「何を小生意気なこと言ってるんだ」なんて思われる方もいらっしゃるでしょう。確かにもしかしたら、私以上の苦しみを味わった後に今の私の境地に辿り着いたら、もっと美しい世界（楽しい世界）が広がっていたかもしれません。ですがもう気づいたんです。これ以上は何も悩みませんし、おそらく平和になれるでしょう。私が一体何を持って今の考え（感覚）に至ったか、今回はその話をしましょう。かなりフレッシュなネタですｗまず、今までの苦しみにありがとうと、言っておきましょう。具体的に何を思ったのかというと、やめようと思ったんです。・・・いやだから何をだよ？と、思われた方。正解！・・・え？もうそういうのいいって？ｗうん、あんまり茶化すのもやめておくか・・・私がやめたのは自分をカテゴライズすることです。全ての苦しみの諸原因は自分と違うものと自己同一化する思考だという教えがあります。これはまさにその通りですが、ここでもう一つ言わなければならないことがあります。それはヘルメス哲学で言うところの「相対性の原理」この思考はこのブログではおなじみです。この原理によると例えば善悪とか明暗、寒暖・・・etcこういった相対的なもの全てが同じ一つのものの現れにすぎないということです。この考えに従うと・・・そう、勿論苦しみを誤った自己同一化によって引き起こすならその逆（ここで苦しみの真逆の概念というとよくわからないのですが）一文字で楽としておきましょうか、その概念さえも引き起こすのは誤った自己同一化によるものということが出来ます。さて、このように見ていきますと私達が感じることが出来るすべてのものが一つの誤った自己同一化による刺激なのではないか？という邪推にも似た真理（私はそう思っています）が出てきます。なるほど、こう考えると昔悟りを開いた聖者仏陀が言った言葉が思い返されます「生きることは全て苦しみである」そう、この世界にあふれている刺激はどのように感じるかは関係なく、全て苦しみとネガティブに言うことが出来ます。勿論、同じように全ての刺激が喜びだということも出来ます。しかし、悟りという一点においては、苦しみであるととらえたほうがいいでしょう。何故なら喜びには問題意識が芽生えませんから・・・この世界の中での誤った自己同一化を意識するには苦しみを感じていると思ったほうがよさげに見えます。（これが昨日までの私の状態でした）さて、では一体何が私達の自己なのでしょうか？ここで私が私達とひとくくりにしたのは勿論、同じものだからです。もう私には境界線が見えなくなりました。私のアプローチは言葉からの考察というのが結構定番だったりします。今回もその範囲で考えてみましょう。本当に存在するものとは何か？１，存在するもの・・・２，「存在」・・・３，存続して、在るもの・・・存在という言葉を分解してみるとこんな考えが見えてきました。スピリチュアルの教えでよく見かけるのが「在る」という言葉です。そして真理とは普遍的なもの（変わらないもの）という教えも合わせて考えましょう。すると、存在という言葉の中でもうすでに真偽が現れています。そう・・・存続とは、行為であり、変化するものです。一方、在るとは、普遍的なものになるでしょう。この存在という概念は存（世界との関係性）在（私そのもの）こんな風に見ることが出来るのではないでしょうか？つまり、存在とは今の思考状態のことです（間違った自己同一化の）。では何をしたらその状態から抜け出せるのか？色々な修行法があるでしょう。その中の一つが「これは私ではない」です。よく悟りの本にこんな言い回しが出てきます。「これ」と「それ」です。例えば「これ」というのは直接的に何かを言い表すことの出来るものであり、「それ」とは言い表せないけど感じることの出来る何か（もしくはただ単に在るもの）さて、もう一度存在の言葉にこの考えを当てはめてみましょう存（これ）在（それ）・・・どうでしょう？私達が普段感じることのできる直接的なもの「これ」は存続させる（変化する）対象であって、「それ」には触れる（表現する）ことすら出来ないということが感じられます。そしてこの世界に見いだせるものは全て「これ」と言えます。つまりこの世界に対して自らを表現（カテゴライズ）すること事態がそもそも誤った自己同一化なんです。・・・この考えに至る方法の一つが鬱なんじゃないかと思います。誰かが鬱とは機能障害だと言われていましたが（普通に生きる上では勿論そうでしょう）しっかり向き合って極限まで考えこんで、もう嫌というほどに陥ってある瞬間に思考と自分の同一化を解きたくなればこれはもう、一つの真理からの招待状なのではないかと思います。・・・そう、思考の上では何にでもなれるのです！つまり思考とは変化するものなのです。・・・もうお分かりですよね？そう、私達は思考（存）しなければ生きていけませんが、そこに真理（在）はありません。では何が真理なのか？・・・これは表現できないものでしょう、やはりあえて言うなら「それ」になります。最後に一つの言葉を書いておきましょう・・・「今・ここで、ただそれだけ・・・」

2014/10/28

コメント(0)
真・ニヒリズム

昨日は気持ちの整理がつけられず記事を書けませんでした。若干５日は訪れることと分かっていたのですが、とうとうこの時が来ました・・・いや、そんなこと言われても読まれてる方には何も分かりませんね・・・実はですね、今まで隠していたわけではなく、最初から全開のつもりで書いてはいたのですが、実は私ニヒリスト（無価値論者）です。あれ？いや、そのことについては書いているか・・・まあ、そういったわけで私は・・・「自分の生命に価値を見出していません」上の一言、厄介なのがこの世界の全てに価値があるという思想からのインスピレーションで見出した思想なんです。頭に沢山？が浮かんだ方もいらっしゃると思います。しかし、これは事実なんです。どういう訳かと言いますと、価値とはそもそも全てが同等ではない（希少性）という意味で付けられているということが大前提、いやもしかしたら、この前提さえも違うのかもしれません。が、とにかく私はこのように理解しています。もし上の理解を受け入れるならばすべての生命は価値あるものです。しかし、同時に無価値にもなります。というのは、そこには希少性がないからです。この世のすべてのものに同等の価値を見出すならば、他にその価値を測ったり比べる対象物もありませんし、結果的に価値を見いだせなくなった・・・こんな感じですかね・・・多分最後の線を切るすんでのところで考えるのを無意識的に止めていました。しかし、ある経緯でゴールひもを切ってしまいました。ちょっと鬱状態になり、一人泣きました・・・しかし、生きているのは仕方ないです。こういう言い方をすると反感を買いそうですがｗとにかく私は昨日自分がやるべきことをやりました。ある場所へ出かけたのです。・・・少し驚きました。それは、自分が凄まじく冷静だったことです。外にでることも若干ためらっていた自分が嘘のように人に優しくしようと思えたのです。私の哲学にはおそらく何の救いもありませんが、それと同時にそれは無害なものになりえるはずです。ヘルメス哲学により救いがない＝貶める力もないのですから・・・それに自分の考え方が勝手なのは自分が一番分かっています。その考えに則ったつもりになったりもしくはそれを言い訳にして周りの人を同じ考えの元生きて下さいなんてことは言えません。よく分かりました。この世界の人々は希望が欲しいんだと・・・それに私の感覚では私はニヒリストではありますがその根本の理論は有価値の世界から来ているのです。そして、ここからの考えはちょっと残酷に聞こえるかもしれませんが、こんな考え方をしている人はそうそう滅多にいるものではないでしょう、もしかしたら、自分の人生で一度会うかどうかくらいの確率じゃないかな・・・ということは、他の皆さん（私以外の方）の感覚では全てに価値があるという思想はきっと死んでいない（矛盾しない）のです。私にはそれが不思議でならないのですがｗそしてその考え方は納得出来ます（受け入れられます）。が、私の中にはその有価値論の矛盾を見つめている私もいる。・・・よし！長いものに巻かれよう！いや、巻かれたふりをしよう！・・・と、いうことで私の中では２つの考えがあるのです。おそらく一方のニヒルは自分勝手な感覚、他方は世の中丸くしましょうよ的な一般論。※私の解釈です。そして色々と突き詰めると実は同じ根本からの違う読み取り方でしかないわけです・・・このような考えに至った時、私はとにかく人の役に立とう、私の中で自分も含め何に対しても同程度の価値があるという意味で無価値にしか感じないけど、他の人はそこまで考えないんだ。なら私もその手前にいるふりをしよう！そしてなるべく、人に迷惑をかけないようになるべく誠意・優しさを持って触れ合おう・・・・・・という、考えに至りました。・・・あ、ここで書いた事自体私の欺瞞であることは百も承知です、すみませんｗただ、このような考えに至ることが出来たということは、そろそろゴールテープを切って見えてくる世界（自分）と向き合う時が来たんだということなんだと思います。長文になり、読んでいる方への配慮不足等あったかもしれませんが、ここまで読んで下さりありがとうございます。

2014/10/27

コメント(0)

全84件 (84件中 1-50件目)

1 2 >

ジャンル別一覧

出産・子育て
ファッション
美容・コスメ
健康・ダイエット
生活・インテリア
料理・食べ物
ドリンク・お酒

ペット
趣味・ゲーム
映画・ＴＶ
音楽
読書・コミック
旅行・海外情報
園芸

スポーツ
アウトドア・釣り
車・バイク
パソコン・家電
そのほか
すべてのジャンル

人気のクチコミテーマ

避難所

朝日新聞の言葉狩り！「大東亜戦争」…

(2024-04-26 17:29:43)
楽天写真館

円安が１６０円超えに・・・

(2024-04-26 17:30:07)
ビジネス・起業に関すること。

業績をあげたければ、戦略に従え！

(2024-04-26 10:56:14)

障害者マジシャンの未確かな記憶 ～可能性を広げるために～

[哲学] カテゴリの記事

言葉考

長々とした招待状

復活のブログ

ニヒリズムを支えるもの

ニヒリズム：唯識の根底にあるもの

自信の付け方

実在について

改めてヘルメス哲学とは・・・

言葉について

今月の講座

新しい学問 実践編

新しい学問

役に立つニヒリズム

こんな考え方どうだろう？

わからないことの使い方

「考える事」について・・・

永遠の生徒

ルールの対応

だらだらと書いてみた

無知の知について

逆に言えば

二分化

大は小を兼ねる～小も大を兼ねる

仕事としてやるべきこと

新説・裸の王様

一発目から飛ばしてみる

双対性な世界 自由について

植物の成長過程との比較

自由になる

聞き流してください

自己啓発についての個人的考え

崩れる境界線

たまには哲学そのものについて

歯車

半面教育

自由の哲学

解決法～何にアプローチすればいいのか～

繋がる点と点

運気アップ法？

空の哲学＝在の哲学≧無の哲学≠有の哲学

流行・ねこよけ水

我流ニヒリズム～価値について～

アレクサンダー・テクニークとヘルメス哲学

全て在る

ニヒリズムについて

初心に帰ってみる

気楽な思考

疑問に対する疑問

全ての全て

真・ニヒリズム

障害者マジシャンの未確かな記憶　～可能性を広げるために～

新しい学問　実践編

双対性な世界　自由について