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2008.08.22
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カテゴリ:■一日一賢
今日の一日一賢



■地球異変余禄 ヒマラヤ編3(2/4)





 名古屋大学が保管している1万枚の空撮写真には、約30年前のヒマラヤの姿が記録されていた。当時は「これから氷河期が来るかもしれない」と言われていた時代で、氷河は拡大する可能性もあった。そして今、地球温暖化の脅威が迫る中で、空から望むヒマラヤはどんな姿に変貌(へんぼう)しているのか。2007年11月、朝日新聞社機「あすか」でヒマラヤを飛んだ。



080822-1

エベレストから流れるクンブ氷河はやせ細っていた。厚さ200メートルの氷が年間で1メートルも薄くなっているという



080822-2

世界最高峰にさらに近づくと、エベレスト南壁が眼下に迫る



080822-3

中国との国境線を避けるように右旋回すると、クンブ氷河の全容が見えた。氷の上に土砂が積もった「デブリ氷河」で、全体が茶色に見える。写真右下の白い筋は、氷河の末端から発生した洪水の跡だ



080822-4

末端に近づくと、生々しい洪水のつめ跡がはっきり見えた。氷の融解でできた池が決壊して発生した



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昔の写真と照らし合わせながら、機内から氷河を観察する藤田耕史・名大准教授(左)と上田名誉教授



080822-6

機体は西へ飛び、決壊の危機にある氷河湖ツォ・ロルパ上空へ。写真左下に長さ3.5キロ、幅500メートル、深さ130メートルの湖が見える



明日へ続く



プロフィール

080723-26TakedaTsuyoshi

武田 剛(たけだ・つよし)

朝日新聞編集委員。92年入社。03年末から1年4カ月間、

第45次日本南極観測隊に同行し、昭和基地で越冬取材。

帰国後、地球環境をテーマに「北極異変」「地球異変」

取材班を立ち上げ、06年にグリーンランド、07年に

ネパールヒマラヤ、08年に北極圏カナダを取材。

著書に「南極 国境のない大陸」(朝日新聞社)、

「南極のコレクション」(フレーベル館)、

「ぼくの南極生活500日」(同)。40歳。













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最終更新日  2008.08.22 05:44:06
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