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加藤浩子の La bella vita(美しき人生)

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April 11, 2009
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カテゴリ:音楽

 昨日、今日と連続してオペラ公演です。
 昨日はサントリーホールのホールオペラ「ドン・ジョヴァンニ」、
 今日は新国立劇場の「ワルキューレ」。
 
 詳しい感想は、HPの「コンサート日記」に書きましたのでここには書きませんが、いずれも、歌手が揃っていて瞠目でした。
 
 生きのいい若手を揃え、ぴちぴちした(といいたくなる)サントリーの「ドン・ジョヴァンニ」、
 若手、中堅からベテランのクルト・リドル(フンディング役)まで、力のある歌手を並べた新国の「ワルキューレ」。
 とりわけ、ジークリンデを歌ったマルティーナ・セラフィンは初めて聴きましたが、大型ソプラノ!の印象強し。
 女性らしい、表情があり豊かで、湿り気のある声、声量も十分、舞台栄えのする容姿も備えていて、何でも歌えそう。とくに「トスカ」など聴いて見たいと思わされました。はまり役だと思うなあ。

 けれど聴き終えた爽快感はちょっと違い。快く帰れたサントリーに比べ、新国はやや疲れ気味。長さだけでなく、ワーグナーに陶酔しきれない、という個人的な理由だけでなく、指揮者の差もあるようで。
 前者は、昨年の同じホール・オペラ「フィガロの結婚」も素晴らしかったイタリア人のニコラ・ルイゾッティ。遊び心のあるフォルテピアノも抜群、テンポも語感もすばらしく、歌手陣にふさわしく颯爽。
 後者はこれが初めての「リング」というダン・エッティンガー。なんとなくちぐはぐで、ところどころ楽譜を追っているだけというのはそのせい?(それでも音楽の力でそれなりに聴けてしまうのがワーグナーなのでしょうが、それだと私は醒めてしまうのです)
 できれば、どこか小さな劇場で振ってから、日本唯一の国立歌劇場でリングに挑戦して欲しいものです。






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最終更新日  April 11, 2009 10:08:50 AM


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