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カテゴリ:BALL PARKへ行こう!
昨日、稲葉がファイターズにいてくれる宣言をしたと知って、その記事を何回も読みに行ってるんだけど、読むたびに泣ける。
それもなんだか、嬉し涙ってだけじゃないような。 喜ばしいことなのにこんなめそめそしているのは不可解なので、ちょっと冷静になって自己分析。 まず、稲葉はメジャーに憧れを抱いて、FAでヤクルトを出た人。 現在チームメイトには新庄という、メジャー帰りの男がいる。 契約は1年。 一方、こちらの気持ちは、試合を観に行けば行くほど、チームを救う守備や負け犬ムードを打ち消すホームランに、この人はこのチームに必要な人だ、失いたくない、という想いを強くしていった。 シーズン終盤、ライトスタンドから「稲葉ーっ、来年もファイターズにいてくれー!」と叫ぶ男性客もいた。 しかし、中には「どうせメジャーに再挑戦するための腰掛けのつもりだろう」と憶測する向きもいた。 ヤクルト時代の稲葉のことを名前ぐらいしか知らなくて、どんな選手なのかわからない私は全ての情報をとりあえず取り込むことしか出来なかった。 膨らむのは不安ばかり。 それが、オフシーズンになってイベントやテレビ出演時に稲葉自身の口から「来年はプレーオフに」という言葉が聞かれるようになり、少しずつ、残ってくれるつもりかも、と薄らいでいったものの、でもチームメイトの気持ちを取りまとめて言ってるのかも、という予防線は外せずにいた。 仮に稲葉がいなくなったからといって、ファイターズを応援する気持ちを失ってしまわないように。 そして昨日見つけた記事。 完全に、稲葉を見失う不安は消えた。 例えば、幼い兄弟が子供たちだけでバスに乗っておつかいに行く時。 お兄ちゃんは弟をかばいながらおつかいをやり遂げる。 そして、帰宅して、弟がママに駆け寄るのを見届けて、よく頑張ったね、とパパに頭を撫でられたところで緊張の糸が切れてうわーんと泣き出す、あの感じ。 不安と緊張が一気にほどけた時って、泣くでしょ。 それに近い感覚で涙が出るのではないか、と結論。 ガキだなー(--; ま、ほら、年をとると子供に還るって言うし(早すぎます)。 ちなみに、普段は稲葉のこととなると「あばたもえくぼ」というか、「恋は盲目」というか、ま、そんな感じの状態でいるわたくしですが、冷静に考えたい時には熱さましの特効薬がございまして。 あんにゃろーヤクルト時代(2003年)にウチからサイクル打ってんのよね。 しかも「5回までにサイクル達成は史上初」だぁ? ちっくしょー。 ってな具合に。 実際の稲葉を観る前に、予備知識の中にその事実があったら、こんなに好きにならなかったか、もっと葛藤したかもねー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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