7月21日の豪雨災害からまもなく3週間。
本当に長かった梅雨がようやく明けて夏空の下で改めて周りの風景を見てみると、あちらこちらで土砂崩れが発生していたんだ・・とハッキリわかります。(防府市内では250か所で土砂崩れがあり、まだ完全通行止めとなっている道路も多くあります)
今日現在、避難生活を送られている人の数も32人となりました。
自分で言うのも変ですが、先日のお墓の土砂崩れによる被害は自分の予想以上のショックをもたらし、今日のブログ更新まで数日を要しました。・・・しかし、多くのブログ仲間から励ましのコメントを頂き、心から感謝しています。本当にありがとうございました。
霊園墓地の復旧のめども方針も何も決まっておらず、『ここは最後』と言わんばかりのまだまだ手つかずの状態です。
霊園の管理人さんの話によると、恐らく完全復旧までには1~2年掛かるだろう・・・ということでした。
今回の件で行政(防府市)は対応の遅れやその後の対応のまずさに対する市民からの怒りの集中砲火を浴び炎上しました。
「対応が遅れたと責められても仕方ありません・・・」と市長や防災課の人間がうなだれる一方で、まだ行方不明者の捜索の真っ最中に某課の課長などは「自分のことは自分で守るのが原則」と被災者の神経を逆なでするような発言をし、こういう無神経な対応が繰り返されて「一体、市民の命を何だと思っているんだ
」といかに行政があてにならないか・・・と多くの市民が今でも憤っています。
ハザードマップの作成から避難勧告・避難指示の発令など、すべてが後手後手に回ったのは『財政難』が原因・・などと言うてましたけど、冗談じゃありませんよ![!! !!](//plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/emoji/h734.gif)
市民の大事な大事な税金を湯水のように使って、中途半端なショッピングタウンや天神様(防府天満宮)の下に『道の駅』(現在建設中)などの箱物を次々と造っては失敗を繰り返しておきながら、人命を守るためのお金が無かったなどとどの口が言っているのでしょう![怒ってる 怒ってる](//plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/emoji/h258.gif)
![パンチ パンチ](//plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/emoji/h281.gif)
霊園墓地に私が初めて足を運んだ日、市の職員らしきクールビズの男性二人が被害現場の写真をデジカメで手早く撮影
したあと、ボロボロ泣いている私
の横をヘラヘラ笑いながら通り過ぎて行き、あまりのデリカシーの無さに改めて怒りを感じたものです![怒ってる 怒ってる](//plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/emoji/a003.gif)
同じ時間帯にやはり心配でお墓の様子を見に来られてたご年配のご夫婦は、「ウチは土砂の下敷きで何にも見えません・・・お墓にはウチの息子のお骨が入っているんです・・・」と蚊の鳴くような声で私に話して下さり、肩を落としておられました・・・本当にお気の毒です
今回の災害の件をニュースで知り、日本中からお茶
や食料
、毛布、衣類などの支援物資が寄せられたと聞いています。
災害ボランティアの方々も日本各地から駆け付けて下さいました。
それも、阪神・淡路大震災や新潟県中越沖地震で過去に被災経験をお持ちの方々が「過去の恩返しができれば・・・」ということで多数いらっしゃいました。
私は被災者や避難生活を送った当事者ではありませんが、どんな国や自治体などの行政の支援よりも、このような一般の方々の温かいお気持ちがどれほど有り難いかということがわかりました。防府市民は本当に感謝の念で一杯だと思います。
心優しい皆さんの応援を受けて、防府市民は元気を取り戻しつつあります。
頑張ろう、防府![!! !!](//plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/emoji/h734.gif)
そして、chachamini
も元気を出して頑張ります