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「ＡＫＩＲＡ」の大友克洋監督が撮った実写映画蟲師を見てきた。

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監督・脚本：大友克洋
出演：オダギリジョー・大森南朋・蒼井優・江角マキコ

１００年前の日本。自然界には蟲と呼ばれる生きものがいた。
それは精霊でも幽霊でも物の怪でもない命そのものであり時に人間にとりつき
奇妙な自然現象を引き起こす。
そしてその命の源を探り、人々を癒す力を持つ物は蟲師と呼ばれた。
蟲師のギンコは蟲を引き寄せる特異体質のため旅を続けている。
ある時、蟲に取り憑かれた家に生まれた淡幽を救うため彼女の家を訪れるが
そこでギンコ自身が蟲に冒される。
そしてギンコの過去の秘密が解き明かされる・・・
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えー、とにかく長い。２時間１１分。
ちょっと間延びしちゃうかな・・・
でも映像はすごく綺麗。日本の原風景という感じ。
雪道の風景、セミの声、虫（蟲じゃなく）の声。
自然が本当に自然にそこにある風景が広がる。

物語はとても静かに進む。
映像で魅せていくという感じ。
なので台詞のひとつひとつが大切だと思うんだけど所々聞き取りにくいんだなー。
（蟲師が集まって話をしているところなんかは全くわからなかった・・・）

最後も謎です・・・
原作を読んでいればまた違ったのだろうけれど。

淡幽を演じる蒼井優ちゃんがとてもよかった。
文字で蟲を封じるという力を持っていて指でサラサラと文字を書いていく。
それがすごく綺麗だった。

幻想的な世界が好きな人にはとてもいい映画だと思う。