子どもが自分の存在を認めてもらえる。それは、大人が思っている以上に
大きな出来事です。
「ありがとう」
「助かったよ」
「ごめんなさい」
そんな言葉を子どもにかけることで
子どもたちは存在を認めてもらっている。
そういう気がします。
学校でも、
係活動や給食当番・掃除当番活動での仕事で、
当たり前と思われていることをしていても、
「ありがとう、きれいになったよ。」
とか、
「気がついてくれて、うれしかった!」
という言葉をかけるようにしています。
そうすると、
その仕事はもちろん、
他のことにも意欲が出てくるし、
なんといっても、
「自分は役に立つ存在なんだ」
「自分もまんざらじゃないな」
そんな気持ちになるようです。
家でも、ぜひ、
いつものようにしていることに、
「ありがとう」「うれしいよ」「助かった」
と声をかけることをお勧めします。
当たり前のことを素通りせずに、
その行為を認める。
(私は、あなたの存在を承認していますよ)
それが大切なことのようです。
昨日の、朝日新聞に載っていたのですが、
少年院の子どもたちが、
何十人もで「長縄跳び」をする。
最初は、バカらしいし、全然うまくなんて跳べない。
下手なやつは、迷惑だ!!
そんな感じから、
一辺に成功することを課題にします。
跳べない子をどうやって、うまく跳ばせるか。
みんなが考える。
跳べない子も、最初は悪い意味でスポットが当たって、
嫌なようですが、
みんなのおかげで跳べた時に、
とてもうれしいし、みんなからも言葉をかけられ、
存在を承認されます。
自分の存在の意義を見出します。
みんなが協力する意義を見出します。
これは、
グループ・エンカウンターの一つだと思います。
上手、下手でなく、
4人いたら、
4人の存在が大切なのだということ。
4人いることに意義があるということ。
「自己有用感」を高める。
ことに大いに意義がある。
やけになったり、いじめをしたり、暴力をしてしまう子どもたちに、
今、そのような手法が
注目されています。
ぜひ、みなさんの学校のこと、みなさんのお子さんのこと
そして、保護者としてのご意見をお待ちしています。
いろいろな方からのコメントや情報をいただきたいので、
もしよろしければ、
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