カテゴリ:映画は素敵♪
作品情報はこちらから 左膝ひどくグネってしまって以来、初めて公共交通機関利用のおでかけ。 正直、下り階段で左足に体重かかるのが一番いま苦手。 スマホをこまめに見ながら、使用ホームのスカレーター位置を確認しつつの道中。 めんどくさっ!(;´∀`) ま、いろいろ時間がかかるだろうとは想定内だったので、早めのスタートで 無事に東銀座まで行きました。 さて、前にもお話してますが、 もちろん舞台で見る歌舞伎がベスト、であります。 が、 見そびれた出し物、長時間拘束がNG、近くで見える良いお席が"too expensive! " とかとか、の私でも歌舞伎を楽しめる大チャンスが「シネマ歌舞伎」であります。 また、シネマ歌舞伎には舞台に増してよいこともあって、 全部ではないですが、作品解説や楽屋や稽古の等の様子の映像があることも。 これが私、好きですぅ~🎶 そして、シネマならではの「寄り」の場面を観られるのも楽しいです。 今回の「海神別荘」も、泉鏡花モノということで、 はじめに玉三郎さん自ら手掛けた作として、 〈美しき泉鏡花パビリオン〉と題された、泉作品のレクチャーも入り、 なるほど~~、と、なにも知らずに観るより一層楽しめるわけです。 で、これ2012年夏の舞台だったそうで、 海の「公子」の海老蔵さんが、声も発生も動きかたも若いっ!! 思えば、それ以降、海老蔵さんにはお子さん出来たりのお幸せな時期と 奥様ががん闘病の甲斐むなしく亡くなってしまったり、 喜哀凝縮された時期を過ごされ、 今は、もう、比べ物にならない別のオトナの役者さんのようです。 でもしかし、 この「海神別荘」では、むしろその若々しい感じが合っている気がしました。 今の海老蔵さんでは、大人すぎぃ~、かも(;´∀`) どちらかというと「新派」寄りのお芝居でせりふの多いもの。 こんなものでも海老蔵さんは声がとても良いので、 美女に刀を向ける盛り上ったシーンあたりから、さらに熱をおびたセリフ回しがよかった~。 玉さまは、どちらかというと京劇寄りのお声、でなさってました。( *´艸`) が、そういえば「舞」はなかった! 竜宮城の舞のひとつもあるかと想像しましたが、 もっと人間の内面を刺す、ぜんぜんチャラチャラっ気のない内容だったな。 ただ・・・この公子の姉というが「乙姫さま」だということはハナシに出てきました。 こんな物語です。 地上の美女(玉三郎)が海底の宮殿・琅かん殿の公子(海老蔵)のところへ 輿(こし)入れする。 公子は優しい言葉をかけて、美酒でもてなす。 美女はその幸福感を語りつつも地上への未練を訴え続ける為、 公子は不機嫌となり、美女がもはや人間ではなくなったことを告げる。 そうと知って落胆した美女を、公子は斬(き)り殺そうとするが……。 (~SMT) 人間界から、荒れる海への貢ぎ物「美しき人柱」として、海に流された 玉さま演じる「美女」 その姿、美しい衣装を観るだけでも、ワタシはかなり楽しかったですぅ✨ 103分ということでしたが、短く感じられて、 結構、入り込んで観ていたんだなぁ、と思いました。 華やかな賑やかな歌舞伎っぽいものではないけど ちょっとコレも好きでした♡ 帰りはほんとは行きたいチャイニーズが八重洲の方にあったんだけど お天気よくないので、さっさと地下鉄に逃げ込み帰ってきました。 また、こんど、です。 ************************** お天気どうだろなぁ。。。 昨日と似てるのかなあ。 でも、午前中酷くならない事を祈りつつ、父を迎えに行って 妹と3人で母のお墓参りと、ランチ会です! 昨日買ってバケツに…(;´∀`) ✤メールはこちらからお送りいただけます✤ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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