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[顔真卿] 東京国立博物館 Amazon 楽天ブックス=扱いなし マンガと言っても文章・写真とマンガで半々。 Amazon 楽天ブックス 国文科一年の必須科目の書道のコマで、 王義之おうぎしの「蘭亭序」をお手本と指定され、 それまで王義之について何も知らないワタクシではありましたが、 以来、今日の日までも、その筆のファンであります。 やはり”超名筆”のかただったのですねぇ。 何も知らない一学生にも何かを感じさせ、その後40年以上も好きと思わせ続ける。。。 その王義之を”超えた名筆”なんて、サブタイトルの付けられた展示を、 ワタクシ、観のがす訳にはいきませんで、 といっても御天気次第だったのですが、幸い昼間は暑いくらいの上天気。 上野の森へ行って参りましたよlぉ。 ほら、青い空ぁ~~~🎶 \(^o^)/ 2019/2/20 上野:東京国立博物館 そうですね。。。そこそこ混んでいました。 が、初日からしばらくは、もう相当混んでいたらしいです。 で、私は書道の専門家でもないし、長く書道に親しんできているわけでもない、 ただ「字が好き」というだけの、いわば、ド素人なのですけど、 その私が、かの王義之と顔真卿、どこがどんなふうに違う字なんだろう。。。 果たしてわかるものかしら??と、展示の間を歩き回ってきました。 観終わっての感想: 中国でも台湾でも滅多に公開されない故宮秘蔵の展示だそうですが、 展示順路で目にしてきた範囲の感想は、 顔真卿の字は、王義之より”ニュアンスのある字”に思えました。 顔真卿/顔氏家廟碑 なぜ、そう思ったのか。 図録はちょっと面白くなさそうで読みづらそうだったので、パスしまして、 例によって、表の書店でもっと読みやすい関連書物を、と 別冊太陽/王義之と顔真卿 をGET. (トーハクのあと、三省堂へ廻ったんデス) コレを読むことにより、いろいろ分かってきました。 私の感じたことは、そうズレたものでなく、 顔真卿はナチュラル派だったようで、 壁を伝う雨の跡や、簪の足、などからも書へのインスピレーショを受け 師の教え以外に自ら悟らねば、としてきた人だった。 なるほど~~と思うのです。 王義之は、ずっと永く代々の皇帝に支持されたことからも、 中国の”書聖”と言われてきたわけですが、評価の仕方が、近代にさしかかり 少しずつ変っていったこともあり。(書の主流が帖学から碑学へ移っていく等) 顔真卿が、今ここで注目展示となるわけの一つに、 「王羲之書法」が次第に形骸化していき、顔真卿や懐素らが「心情を吐露する書」 という新しい表現を開いたそうです。 顔真卿は、先人たちの書法を継承しながらも、独自の美意識に立脚し 「顔法」と呼ばれる新たな書風を創出したと解説されています。 そこで、今回のサブタイトルがつくことの理由がわかるわけですね。 で、まぁ、中国の書に関する歴史には、ここで書き切れすはずのない いろいろなことがあるわけですけど、 形骸化していった王義之の書とはいえ、 好みの感覚でいうならば、 私は字姿の美しい王義之はやはり好き、です❤ スッキリ、解り易い読み易い美しく気持ち良い、字、であるなぁ、って 思います。 別冊太陽/王義之と顔真卿 は、二人の比較だけにとどまらず、 それを理解するために必要な「書を知るための基礎知識」など、 中国の書の歴史や、漢字についても詳しくまとめられ、とても解りやすい 私のような初心者には、よい作りの御本と思いました。 きっかけは「王義之を超えた名筆―顔真卿展」であったわけですが、 あらためて「字」というものすごく広く深いものの入り口に立たされた気分で、 せっかくのチャンスなので、ちょっとずつでも探検していこうと 思わせてくれましたねぇ。。。。 あ、そうそう。 いつも楽しみなミュジーアムショップでは、美しい缶の御菓子と、紅木文鎮。 巻紙などを抑えて書く用の木製大文鎮ですが 大判のムックなどの本を広げる抑えにピッタリ!! 上にも書きましたが、トーハクの帰りに本を探しに三省堂に廻りました。 といっても、帰路の時間を考え池袋のほうでイイや、と。(;´∀`) 本のほうは狙い通り、図録より解り易いものをすぐ買えまして、 で、安心しましたら、もう1時すぎててお昼まだだったので、 お気に入りの『梟書茶房』へ、久しぶりに寄りました。 飲み物付きのランチセットが1000円🎶 パスタ/アラビアータのセットにしまして、美味しくいただきましたぁ~~。 食後の珈琲楽しみながら、買った本を読み始めたりして。。。 🏠に帰り着いたのは、出かけてから5時間半後。 う~~ん。べリちゃんリミット間近でしたねぇ~~(^^:) ************************* 月イチの、「ペン字・筆ペン字」の日です! 行ってきまぁす。 \(^o^)/ ✤メールはこちらからお送りいただけます✤ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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