カテゴリ:映画は素敵♪
(~映画.com) <窓際のトットちゃん> 初日の初回、を観ました。 ちょっと想像以上に観客は女性が多かったです。 年齢は、幅広く。。。ご高齢のかたもかなり。 男性があまりに少ないことのほうに、驚いちゃったくらいですが、 ま、やはり御本読まれたのも女性が多いのかな。 男性・女性関係なく、よい御本でしたし、このアニメも、でした。 もっと男性も来てくださればいいのになあ。 こんなオハナシ 好奇心旺盛でお話好きな少額1年生のトットちゃんは、落ち着きがないことを 理由に学校を退学させられてしまう。東京・自由が丘にあるトモエ学園に通う ことになったトットちゃんは、恩師となる小林校長先生と出会い、子どもの 自主性を大切にする自由でユニークな校風のもとでのびのびと成長していく。。。 (~映画.com) 黒柳徹子さん自体を「すごく好き!」っていうのじゃ、ちょっと私の気持ちと そぐわないんでして、ちゃんと言うなら、 「彼女は目が離せないほどにユニークなので、凄く興味がある」が正しいかも。 なので、今回のアニメ上映についても 何の躊躇もなく当然、観ないと!(笑) アニメはとても美しい画で作られていました。 なんでも今時、すべて手描きのアニメだったとか。。。 水彩の優しい色がスト-リーととっても合っていました。 そして公開前から話題の一つにもなっていた、吹替陣が 予想以上にヨカッタですねえ。 小林校長先生の役所広司さん、ママの杏ちゃん、パパの小栗旬クン、 大石先生の滝沢カレンちゃん、みなさんとっても上手でしたぁ。 主役トットちゃんの声の大野りりあなちゃんも、抜群に上手で...吃驚! この声優陣が映画をますます「引き上げた」感がありました。 もちろんトットちゃんのユニークさも面白いのですが、 全体に「愛」にあふれている作品でしたし、 きっと、トットちゃんはじめ、ご両親、トモエの先生やお友達、みなさんが そうであったから、に他ならないと感じました。 きっとテーマは「愛」。 小学生の頃、戦争の時代に突入してしまって、 食糧難もかなしい... 空襲もかなしい... 出征する兵隊さんの姿もかなしい... 学校が焼けてしまったのがかなしい... ついには疎開となるのですけれど。 まだ平和な頃の、学校でのお友達との交流や、特に小児麻痺で片手足の不自由だった 泰明ちゃんとの仲良しぶりや、彼女の自然にほとばしる計算のない優しさが とても素敵です。 *小児麻痺... って私が子供の頃はまだまだあった病気で 映画の中に出てきた泰明ちゃんのようなお子さん、結構 いたのです。1961年からポリオワクチンを国内で使用する ようになってから次第に減少し、1980年を最後に国内での 患者の発生はないそうです。 そしてその優しさが、アニメの中の様々なエピソードに反映されていて、 おのずと「反戦」の気持ちと繋がっていくのでしょうねえ。 以前、お盆のころになると、毎年「火垂るの墓」がTVで流れたものですが、 そうじゃなく、今度は「トットちゃん」がいいのじゃないかって思います。 悲惨さをぐいぐい表に出してはいませんが、 人間愛、のみならず、全てのものへの愛が、滲み出ているアニメだから、です。 だから女性だけでなく、たくさんの男性のかたにも観ていただきたいなあ、 と思うんです。 予告編 01'30" ここに書き切れてないあれこれも、 黒柳徹子さん御本人へのこの映画に対するインタビューのページで いろいろ知ることが出来ますので、是非こちらをどうぞ♥ ひとつ、とても印象的だったのは、 空襲で、真っ赤な炎の中で燃え崩れ落ちていくトモエ学園を見ながら、 小林校長先生は「次はどんな学校を作ろうかなぁ。」と一言。。。 す、す、凄い!!!(゚Д゚;) **************************** 今日は夕方から、ほんとにコレが最後の「〆の酉の市」が 近くでありますので、 行ってきますねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画は素敵♪] カテゴリの最新記事
|
|