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人工憑霊蟲猫シリーズの第4弾
文庫版の件獣読みました 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 美作研究学園都市に傷心の旅から戻った白石と龍造寺。しかし、学園は鬼神の巣窟の如き有様だった。“有鬼派”大生部の不気味な活動。『本草霊恠図譜』を守らねばならない。奇妙な伝承のある牛首塚古墳の発掘、謎の予言メール、驚愕の陰謀が進んでいた。“蠱猫”小夜子たちは阻止すべく戦う。衝撃の妖怪伝奇小説 毎度このシリーズはぐんぐん引き込まれて、 すぐに読み終わっちゃうのよねぇ ボリュームはかなりあるはずなのに。 前作でいったん落ち着いたんだと思っていたら 水面下で着々と鬼神復活の計画が進んでいたというワケ ちなみにタイトルの「件獣」というのは 体が牛、頭は人間という妖怪で いろんな予言をすると言われてるんですよ 前作同様にちょっとお調子者の龍造寺視点でストーリーが語られてます でも今回は本当に龍造寺が主役 ただずっと軽い口調で続くんじゃなくて 途中で牛首塚古墳発掘している奈義という市教委の人物の視点にも切り替わるので メリハリが出て読みやすかった やっぱり作者の化野燐さん自身が学芸員だったから 発掘調査の描写が細かくてリアルで 大変さがにじみ出てています 毎回有鬼派との激しい戦いの場面があるんですが、、、、 うわわわわわっ 今回は激しいを通り越して衝撃の展開 もう、これ以上は言えません(笑) 文庫版で読んだんですが、 ノベルスよりもおまけが満載でお得な感じです 写真あり、対談あり、観光案内(?)あり やっぱり読むなら文庫にしよっと で、次は、、、、呪物館 これまでの人工憑霊蟲猫シリーズ ←応援お願いします♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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