毎日感じたこと、時々は台湾のこと

橋本竜太郎元首相が、７月１日（土）午後に亡くなりました。
（以降、敬称略）

私が思い出すのは、平成１０年夏の参議院選挙です。
その直前に、消費税率が３％から５％に上がりました。

私が投票のため、投票場の中学校へ入ろうとすると、
どこからあらわれたのか、多くの人（つまり有権者）が
こちらへ向かっているのです。
衆議院選挙でも、目にしない光景でした。

その結果は、自民党の惨敗でした。
責任をとって、橋本は総理大臣を辞任しました。

その後任が、あの『ボキャ貧』といわれた小渕でした。
とはいえ、その後の後任のおかげで、小渕は悪名を
残さないですみました。

ところで、小渕の娘は、どうしているのかな。

橋本は政界を引退しましたが、息子が衆議院議員なんですね。


江戸町奉行の与力、同心と同じですね。
建前では、与力、同心は、本人一代限りで、世襲ではありません。
実際は、本人が在職中に、見習として、息子を奉行所に出仕させ、
実務に習熟させてから、本人が引退するパターンだったそうです。

なかには、父と息子が、同時に衆議院議員というケースもあります。


橋本の思い出は、『経世会の七奉行』です。
金丸信が何かの容疑（たしか、佐川事件だったかな）で逮捕され、
政界を引退しました。
金丸信のニラミというか、重石がなくなると、七奉行が分裂し、
足の引っ張りあいをします。

そのあさましさは、いい反面教師です。


『反面教師』という言葉は、中国語なのですが、中国公安局の女性との
艶聞がありましたが、あれはどうなったのでしょうか。

橋本死去の報を受けて、中国は哀悼の意を表し、『中日関係に積極的に貢献』と
称賛しました。

どちらにとっての『貢献』なのでしょうか。


しかし、日本には、『元首相』がたくさんいますね。

大勲位こと中曽根、自民党を野党にした宮沢、橋本に禅譲した村山など。

さすがに、森はでませんでした。
周囲がださなかったのでしょう。
何を言い出すか、わかりませんから。