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カテゴリ:日本の出来事あれこれ
私の故郷は、北関東の由緒ある城下町です。
城下町ではよくある風景ですが、外敵から備えるため、狭い幅の道路が湾曲していたり、鍵の手 になっている箇所がたくさんありました。 自動車出現以前であれば、問題はなかったでしょうが、現在では事故の多発地点になっています。 鍵の手になっている箇所では、運転を誤って、自動車が家の中へ飛び込む事故がかなり発生して いました。 熟睡中に飛び込まれ、最初は事態がつかめなかったという話も珍しくはありませんでした。 そういう事故では、当然ですが、自動車の前方から家へ飛び込みます。 ところが、昨日(3月14日)に発生した、群馬県太田市の市長の自宅へは、後ろ向にトラック が飛び込みました。 誰が考えても、故意の、嫌がらせ、脅しでしょう。 以前も、岐阜県のある町長が銃撃されました。 産業廃棄物施設の認可が事件の発端でした。 今回の事件の原因はわかりませんが、実に卑劣な行為です。 私が、市長の反対派であっても、市長を擁護し、事件の実行犯を非難します。 ところで、太田市は群馬県ですが、東隣は栃木県の足利市で、足利尊氏の先祖の発祥地です。 尊氏をライバル視していた新田義貞の先祖は、太田が故郷です。 新田氏と足利氏の初代は、母親が違う兄弟です。 しかも新田氏の初代が兄で、足利氏の初代が弟ですから、本来は新田氏が足利氏より格が上のはずです。 しかし、新田氏の初代は、頼朝に臣従を拒否したため、鎌倉時代140年間は、冷遇されていました。 それに比べて、足利氏は世の動きに敏感だったのでしょう。 鎌倉幕府内で重要な地位を占めてきました。 先祖の『鈍感力』が優れていると、子孫は苦労するという見本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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