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東京には『都民の日』があります。
これは、1898年10月1日、東京市の成立、市役所の設置を記念して、1952年に設定さ れました。 当日は、都立の高校、中学校、小学校は休みです。 たしかに、10月1日は『都民の日』にふさわしい日ですが、ほかの日ではどうだろうかと考え てみました。 それが、今日、8月1日です。 江戸時代は『はっさく』と呼ばれて、正月につぐ祝日でした。 『はっさく』といっても、みかん、オレンジの親戚ではありません。 漢字では『八朔』と書きます。 まさに、8月1日そのものです。 今を去る、407年前の1590年、徳川家康が江戸に入城した日です。 三河生まれの家康が、なぜ関東へ移ったのかは、話せば長くなりますから、省略します。 それでも、簡単にいえば、当時の天下人である秀吉からみれば、家康が東海地方にいることが、 じゃまであったのでしょう。 当時の関東は、小田原の北条氏の領土でしたが、その北条氏が滅びたため、広大な領地を家康に 『ごほうび』として与えました。 しかし、東海の領地は取り上げてしまいました。 秀吉は、北条氏の遺臣が残る関東へ、家康を追いやって、自滅させる構想だったかも知れません。 しかし、家康は、持ち前の粘り強さで、新天地を切り開いていきました。 その結果が、江戸を引き継いだ東京が世界有数の大都市となった第一歩であると、私は考えてい ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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