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プロジェクトの遂行では、規模の大小に関わらず、多くの人が参画します。
顔を会わすのが初めてという人もいます。 本日の打ち合わせの出席者に、『伝家の宝刀』と呼ばれる人がいました。 私は出席しなかったので、どういう人かはわかりませんが、いろいろと想像が可能な『異名』で はあります。 よくいわれることですが、『伝家の宝刀』は抜かないことに意義があります。 『抜くぞ、抜くぞ』と言って、相手を牽制することが肝要です。 一度抜いてしまうと、実態がわかってしまい、相手に研究されて、自分に向かって使われます。 『巨人の星』の『大リーグボ-ル』がよい例です。 あれは、最初の一球に最大の効果があります。 あとは、一球ごとに効果が落ちてしまいます。 北朝鮮のミサイルは、どうでしょうか。 あれが『伝家の宝刀』なのか、単なる脅しの道具なのかは、意見が分かれるでしょう。 意外な話ですが、ヒトラーは新兵器の実戦配備には慎重だったそうです。 その新兵器への対抗処置が整わないかぎり、実戦使用を認めなかったといわれています。。 敵に捕獲されて、弱点を研究されたり、敵にコピーされて、自軍に向けて使われることは充分に 考えられるからです。 太平洋戦争中、ゼロ戦が無傷でアメリカ軍に捕獲されました。 アメリカ軍は、それを研究して、対抗策を考え出しました。 それが、ゼロ戦が無敵でなくなった始まりです。 武器に限らず、システム、考えかたは、いつかは陳腐化し、時代遅れになります。 よく『成功体験は危険だ』といわれています。 いつまでも、それが有効だと錯覚するからです。 北海道の某菓子メーカも、成功体験という落とし穴にはまってしまったのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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