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毎日感じたこと、時々は台湾のこと

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2007.09.25
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カテゴリ:カテゴリ未分類
『機会損失』という言葉があります。

『機械損失』では、ありません。


通常の機械では、ある機械に外部からエネルギーを投入しても、そのエネルギーが全て有効には
使われません。

必ず無駄になります。

それを『損失』といいますが、その中で『駆動部』で発生する損失を『機械損失』といいます。

もし、この『損失』がゼロであれば、『永久機関』ができます。

『永久機関』とは、外部からエネルギーを補充しなくても、未来永劫にわたって運転し続けます。

たとえば、モーターと発電機を同じ軸でつなぎます。

最初は、外部の電力でモーターを回します。

すると、モーターの軸につながった発電機が回転して、電力が発生します。

その電力をモーターに供給して、外部からの電力を切ります。

それで、モーターと発電機は、永久に回転するはずですが、そうは問屋がおろしません。

モーターと発電機には、それぞれ『損失』がありますから、すぐ停まってしまいます。

産業革命初期で、人間が機械を作り始めたころは、詐欺まがいの『永久機関』がありました。

その後はさすがになくなりましたが、そういう詐欺話は、忘れた頃に出てきます。


本日は、『機会損失』についての見聞記です。

販売会社、個人商店にお客さんからの注文があったのに、商品の在庫がなくて、売上にならず、
それによって発生した損失を『機会損失』といいます。

これが度重なると、お客さんは「あそこへいっても無いから、行くのはやめよう」となり、いわ
ゆる悪循環になります。

だからといって、いつも在庫をたくさん抱えていればいいとは限りません。

生鮮食料品は、すぐ売れなくなって、損失になります。

流行に関連した商品は、流行遅れになります。

「次の流行まで待とうか」とのんびり構えていられる経営者、中間管理職は、日本のどこにもい
ないでしょう。


私の勤務先近くに、お昼に出没する『お弁当やさん』も『機会損失』には敏感です。

彼らは、数箇所に『店』を出していますが、全ての店が異なる経営ではありません。

同じ経営グループが2箇所以上に店を出している場合があります。

今日の昼、ある店で、弁当が足りなくなると、携帯電話を出して、『すぐ5個、こっちへ持って
きて』と叫んでいます。

道路の反対側の店への指示ですが、携帯電話を使わなくても聞こえるほどの大きい声です。


客も「売り切れなら、外へ行こう」とは思っていないようです。

時刻は12時30分を過ぎていましたから、外の店へ行っても、残っている可能性は多くはありません。

客は「お弁当、来るまで待とう、ほととぎす」の心境になったのです。

その結末は見ていませんが、双方が満足する結果になったでしょう。

まずは、めでたし、めでたし、です。





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最終更新日  2007.09.25 23:31:30
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