|
カテゴリ:カテゴリ未分類
今から43年前のちょうどこの頃、日本はオリンピックの真っ最中でした。
しかし、それとは関係なく世界は動いていました。 43年前の今日、ソ連のフルシチョフ首相兼共産党第一書記が解任されました。 フルシチョフといえば、キューバ危機やアメリカ大統領との会見で、知られていました。 ソ連人にしては、ずいぶんと陽気だな、と思ったことを覚えています。 もっとも、ソ連人などという国民、民族など存在しないとわかったのは、かなり後でした。 フルシチョフが国連総会に出席し、履いていた靴で机を叩くというペフォーマンスをしました。 多くの人々は「あんなことをして恥ずかしくないのか」と思ったようでしたが、『ソ連人』の見 方はちがっていました。 フルシチョフの行動は、大変に愛国的なものである。 ソ連でも丈夫な靴ができることを世界に知らしめたのだ。 ただし、これはジョークです。 それまでのフルシチョフを見ていると、すごい力を持っているな、と思っていました。 そのフルシチョフが『クビ』になったのですから、日本中が驚きました。 驚きは、それだけではありませんでした。 次の日(10月16日)、中国が始めて原爆実験を行ないました。 かつては『一枚岩』と言われた、ソ連と中国の関係は極めて悪化していました。 ある『ソ連人』が言いました。 あいつら(中国人)は、どうやって原爆を運んだのかな? きっと、馬車を使ったのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|