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アル・カポネという人名を聞くと、『ギャングの帝王』『夜の帝王』を思い浮かべる人が
多いでしょう。 今日は、1931年、そのアル・カポネが被告となった裁判で、有罪判決がおりた日です。 裁判といっても、殺人や誘拐ではありません。 『脱税』です。 アメリカでは『脱税』に対しては、非常に重い罰が課せられます。 イギリスから独立した原因のひとつが『税金』であったからでしょうか。 彼は、すぐ刑務所に収監され、1939年11月16日まで8年間服役しました。 収監された時、彼は32歳でした。 テレビで見ると、もっと歳を重ねているように見えますが、まだまだ若かったのです。 彼は、イタリア移民の子です。 服役中に、何度か彼の母親が面会に来ました。 息子と母は、ガラス窓を隔てて、一言も話さず、相手を見つめていたといわれています。 なぜならば、面会室では英語以外は話してはいけない規則であったからです。 イタリア移民の母は英語を話せなかったのです。 イタリア系と言えば、ロサンジェルス市警のコロンボ警部もそうです。 『刑事コロンボ』のある回ではイタリア語が話せるのにも、別な回では一言も話せません。 演ずるピーターフォークは、今年で80歳ですから、忘れたのかも知れません。 映画ですから、気にしないことにしましょう。 アルカポネは、1947年1月15日、梅毒のため、48歳で死去しました。 アメリカのある新聞は『悪夢の終り』と見出しに書いています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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