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かつての唱歌、童謡に『待ちぼうけ』がありました。
『待ちぼうけ、待ちぼうけ、ある日せっせと野良かせぎ』で始まる歌です。 ある農夫が森を切り開いた畑で農作業をしていると、兎が飛び出して来ました。 その兎は、木の根っこに転がってしまい、農夫に捕まってしまいました。 それで味をしめた農夫は、それから真面目に働こうとせず、うさぎが木の根に転がるのを待つだ けになりました。 せっかく開拓した畑は、元の森に戻ってしまいました。 この話は、昔の中国から日本に伝わったといわれています。 愚かな人を引き合いにだして、「こういうことをしてはいけません」という教訓にしたのです。 ヨーロッパの教訓話には『ヘルム』という架空の町の名前がでます。 この町は『愚か者』ばかりが住んでいます。 彼らのやる事為す事が、からかいのネタになります。 中国にも愚か者が住む架空の土地があります。 私が聞いた話では『宋』という土地です。 『待ちぼうけ』の農夫は、『宋人』となっています。 『宋人』は他にも愚かなことをしています。 別な農夫は、稲の成長が遅いのに苛立っていました。 ある日、稲の茎を持って、そっと持ち上げてみました。 なんと、稲の茎が伸びて成長したように見えました。 農夫は喜んで、田に植わっている全ての稲の茎を持ち上げました。 家に帰ってから、息子に「今日は、稲の成長を助けてやったよ」と自慢しました。 息子は、驚いて田へ行ってみると、稲は全部枯れていました。 昨日の夜、期限切れになるウィルス対策ソフトの更新作業をしました。 30分もあれば、終わるかなと予測していましたが、なんと4時間もかかり、就寝は次の日にな ってしまいました。 あれほど、パソコンが遅く感じたことはありません。 しかし、『宋人』のようなことをしても無意味ですから、ひたすら『じっと我慢の子』でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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