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毎日感じたこと、時々は台湾のこと

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2008.10.24
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カテゴリ:カテゴリ未分類
郵便局の窓口で「この国、地域は郵便の受け付けができません」という案内を見たことはありませんか。

戦争、紛争が起きていたり、治安が極端に悪い場合は、郵便物の配達が不可能です。

他には、国同士が敵対していると、郵便物のやり取りができません。

具体的には、かつての中国と台湾の間がそうでした。


もう20年以上前ですが、妻が台湾に住む初老の男性から手紙を預りました。

その男性は中国大陸の出身で、その手紙は故郷の兄弟姉妹にあてたものです。

日本は中国と国交があり、郵便が出せるから日本から中国へ送ってほしいという依頼です。

しばらくすると、男性の故郷から写真同封で返信が届きました。

日本、台湾よりはるかに激動の時代を経験しながら、男性の兄弟姉妹は生きていたのです。


日本から台湾へ写真を同封して送りましたが、台湾当局の検閲により、写真は没収されました。

それでも手紙は男性の手に届きましたから、40年ぶりにお互いの消息がわかったのです。

その男性が、なぜ中国大陸から台湾に来たかはわかりません。

1949年、国共内戦に敗れた国民党と一緒に台湾へ『移転』かも知れません。

または、翌年に勃発した朝鮮戦争に参戦した中国義勇軍の一員であったのでしょうか。

捕虜となり、大陸の故郷でなく、台湾への送還を望んだかも知れません。


1950年6月25日、北朝鮮軍が38度戦を突破しました。

第二次世界大戦が終わって、わずか5年ですが、また戦火が燃えあがりました。

その4ヵ月後の10月25日、中国が『義勇軍』の形式で参戦しました。

彼らはチャルメラを吹き、ドラを鳴らしながら進軍したそうです。

装備に劣る中国義勇軍は『人海戦術』で、国連軍の物量作戦に対抗しました。

そのため、100万の死傷者を出したと言われています。

一説では、前年に降伏した旧国民党軍の将兵を処分するため、朝鮮半島に送ったといわれています。


かつてソ連が華やかりしころ、アメリカ、ソ連、中国が『三大国』といわれました。

その三者の組み合わせで、実際に戦場で戦火を交えたのは、朝鮮戦争におけるアメリカと中国だけです。

第一次世界大戦末期にアメリカ軍と赤軍、1960年代にソ連と中国の国境をめぐ武力衝突がありました。

それは、戦争に比べれば『小競り合い』です。


『大国』というものは、我々が考えるほど『好戦的』ではありません。

そのかわり、手下の国に『代理戦争』をさせるのは好きというか、得意です。

それによって、毎日の平和な生活を望んでいる民衆だけが犠牲になるのです。





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最終更新日  2008.10.24 23:20:52
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