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本日(3月15日)は旧暦2月19日で、観音菩薩の誕生日です。
もっとも、これは妻から教えられました。 それだからというわけではありませんが、東京都内の台湾仏教教団へ行ってきました。 別にあらたまったこともなく、しいていえば、『観音経』を読んだぐらいです。 ひまにあかせて、仏教に関する本を読んでいます。 それによれば、『菩薩』はインドのサンスクリット語の『ボーディサッタ』の音訳です。 これをどう訳すかによって、『菩薩』の意味が変わってきます。 現在読んでいる本では、『悟りを求める人』と解釈しています。 つまり、『まだ悟りを得ていない』、したがって『菩薩は仏ではない』です。 いわば『仏候補』『仏見習』『仏予備軍』でしょうか。 ここでいう『仏』とは『お釈迦様』で、実在の人物です。 日本で知られている『観音菩薩』『普賢菩薩』『地蔵菩薩』『文殊菩薩』『弥勒菩薩』は、特定の人物をモデルにしたものではないそうです。 「悟っていないのですから、菩薩は我々と同じである」と考えては、恐れ多いでしょう。 我々は、悟りを得るためのスタート地点のはるか前にいます。 煩悩多き、衆生(仏教用語で『しゅうじょう』と読みます)に代わって、悟りを得てくれる、そう考えると、少しは楽になるかも知れません。 その本には『帝釈天』などの『天』、『不動明王』『愛染明王』など『明王』についても、解説しています。 でも、『半可通』なのに、これ以上書くと、ご迷惑でしょうから、今日はここまでといたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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