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1900年(明治33年)3月7日、未成年者喫煙禁止法が公布、同年4月1日に施行されました。
奇しくも19世紀最後の年です。 この法律では、満20歳未満の未成年者の喫煙を禁止しています。 さらに、未成年者に煙草を販売・供与した者に罰則を科しています。 未成年者飲酒禁止法(1922年(大正11年))よりも早く公布されました。 1947年(昭和22年)に改正された後は、しばらく改正がありませんでした。 しかし、未成年者の喫煙は飲酒とともに、青少年の非行の温床になるという懸念から、取締り強化のため、2000年(平成12年)、2001年(平成13年)に改正されました。 2008年(平成20年)から、たばこ自動販売機では『成人識別カード(タスポカード)』が必要になりました。 日本の成人男子の喫煙率は50%を大きく下回っています。 しかし、女性の喫煙率が上昇していることが気になります。 2010年(平成22年)10月、過去最大のたばこ増税(1本あたり3.5円)がありました。 この増税で、一度は禁煙を決意した人が多かったのですが、その禁煙を断念した人も多かったそうです。 思い切った増税でしたが、健康増進策としては国がもくろんだほどの効果はなかったようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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