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東京電力福島第1原発事故で、園田康博内閣府政務官は31日、政府と東電
の統合対策室の定例記者会見で、現在敷地内に散布している5、6号機の建 屋地下水を浄化した水を飲んだ。 安全性を主張する政府・東電に対し、一部の報道陣から浄化水を飲むよう要 望が出ていた。 東電によると5、6号機建屋の地下水はほとんどが津波による海水。樹木の 自然発火や粉じん飛散防止のため、放射性物質を取り除いて安全性を確認し た上で10月7日から散水している。 5、6号機は1~3号機と異なり、炉心溶融などは起きていない。 園田政務官が飲んだ水は煮沸されており、放射性ヨウ素や同セシウムなどが 検出限界値未満で、水質検査でも問題はなかったという。 政務官は「水を飲む行為で安全性が確認されるというよりは、飲む行為を見 て安全と納得してもらえるならと思った」と話した。 園田政務官が飲んだ水は、報道側が分析、検証できるよう小さな容器に入れ て別に用意され、希望する記者に配布された。 2011年10月31日(月)21時42分配信 時事通信 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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