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もうすぐ首になるのだから止めようと思ったが、同じような不心得者を出な
いために一言しておく。 一川保夫防衛相が、8日陸上自衛隊第1空挺団の降下訓練始めを視察した。 その時の姿が戦闘服まがいの上着に黒いキャップの着用であった。 キャップには空挺団員の空挺記章と桜星が5つデザインされたものだ。 統合、陸上、海上、航空の各幕僚長の階級章が4つの桜星だからその上とい うつもりだろう。 どんな経緯で一川防衛相がこのような服装の着用に及んだのか判らないが、 いかにも子供じみている。 素人によるシビリアンコントロールとの珍言を発した人物にふさわしいもの だ。 いうまでもなく、防衛大臣は自衛隊の統括者であるが、自衛官でないので階 級章や制服・制帽は当然にない。 自衛官の服装は本来戦闘従事を前提にする規律集団の所属を示す厳粛なもの で、自衛官以外の者には何人であろうと許されない性質のものである。 ところが過去にもこのような理(ことわり)とケジメを知らず自衛官まがい の服装をしたがった知能程度が優れない防衛庁長官が居たが、一川防衛相は これと同類である。 先日死去した北朝鮮の金正日朝鮮人民軍最高司令官でさえ、こんな珍妙な服 装をしたのを見たことがある人がいるだろうか。 (品川 阿生居士) メイル・マガジン「頂門の一針」2487号 2012(平成24)年1月9日(月)から お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.01.09 14:05:56
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