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毎日感じたこと、時々は台湾のこと

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2014.06.04
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カテゴリ:カテゴリ未分類
(前回から続く)

●自分は中国人ではないと主張する香港の若い世代

 中国に返還前の香港では、ほとんどの香港人が自分は中国人であると意識していた。

 しかし返還後の香港人の多くは、自分は香港人であって中国人ではないと主張するようになった。


 この傾向は若い世代ほど顕著である。

 2012年10月に香港中文大学で実施した調査によると、1980年代以降生まれた香港人の中で自分は中国人だと意識するのはわずか2.4%だった。

 2013年6月3日に発表した香港浸会大学の調査では、自分は中国人だと意識する学生はゼロだった。


 香港人意識が高揚しつつあるなか、「香港独立」の声も聞こえるようになった。

 生鮮食品から飲用水まで中国に頼り切っている香港の独立は現実的でないと考える香港人が多いのだが、「香港独立」の主張は「中国と一緒にされるのは嫌だ」との香港人の心情を代弁している。


●強権で香港人の心を引き留めようとする中国当局

 こうして離れていく香港人の心を引き留めようと、中国当局の取った対策が愛国教育の強化だった。

 「国」とは当然香港ではなく中国のことである。

 香港人は「教育」によって中国を愛することになるだろうと権力者たちは考えているのだが、香港人からすれば、この強権思想は中国の文明度の低さを証明しているようなものだった。


●反中国で連帯する香港と台湾

 中国への反感が日増しに高まる香港人と、似たような状況の台湾人との間でかつてない程の連帯意識が生まれた。

 台湾のヒマワリ学生運動に合わせて、3月30日には香港の街頭で千人ほどの大学生たちが集まり、「中国反対・台湾支持」のデモを行った。


 利益ばかりを追求し、政治に無関心だった香港人は生活の尊厳を奪われて初めて政治意識が目覚めたのだろう。

 しかし一旦目覚めた香港人意識は決して消えることはない。

 香港が中国を粉砕する爆弾になるかもしれない。

(完結)





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最終更新日  2014.06.04 05:56:47
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