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夜遅くまでのハードな残業や、盛り上がった飲み会の帰り――疲れのあまり、歯磨きや着替えをせずに朝を迎えてしまった…なんて経験は誰しもあるはず。
今年4月には、大相撲の幕内・逸ノ城がコンタクトレンズを付けっぱなしにしていたら、目が腫れてドクターストップがかかったというニュースも…。 ついやりがちな「そのまま寝ちゃう」行動について、体への悪影響を取材した。 ●1)歯磨きしないで寝ると口内の細菌が30倍! 「食べかすが雑菌の栄養となってしまうのはもちろん、寝ている間は口内を清潔に保つ唾液の分泌が少なくなるため、細菌が繁殖しやすい環境になっています」。 そう教えてくれたのはさとうデンタルクリニックの佐藤悠野院長。 ライオン社が調査したデータによると、夕食後に歯磨きをしないと起床時には虫歯菌が30倍にもなるという。 歯磨きは虫歯だけではなく、口臭を防ぐもっとも有効な手段でもあるそう。 ●2)髪にワックスを付けっぱなしで寝ると薄毛の原因に… 毛髪花学研究所の所長を務める美容師の松村秀文さんいわく、ワックスに含まれる「油脂」が髪に悪影響を与えてしまうそう。 油脂は時間をかけて皮膚と混じり合い、炎症を引き起こし早期の薄毛や抜け毛の原因になってしまうのだ。 朝風呂派という人も、寝る前にせめて髪だけは洗うように心掛けよう。 ●3)コンタクトを付けたまま寝ると黒目の皮が剥がれることも… 「一晩付けっぱなしで寝ただけでもドライアイや、角膜炎を起こす可能性があります」と指摘するのはスマイル眼科クリニックの岡野敬先生。 時には、こんな恐ろしい状態になってしまうことも…。 「寝ている間は涙が出ないため、コンタクトレンズを付けたままだと乾燥しがちに。 目に吸着して剥がすときに黒目の皮が剥けてしまった例もあります」(岡野先生)。 ●4)メイクをしたまま寝ると10年老ける? 2013年にイギリス人女性ジャーナリストのアンナ・パースグローブさんが「メイクを落とさずに就寝、朝のシャワーで顔を洗い、再びメイクをする」という実験を1カ月間行った。 すると3日目にはまつ毛に白い吹き出物が出始め、肌はマスクをしたようにつっぱり始める。 10日目には目が腫れ、徐々に唇の端は切れて痛み出したという。 そして1カ月後には顔全体がまだらに赤くなって肌にひび割れが起こり、凸凹の状態に…。 専門家が肌を調べたところ、実験開始前と比較して肌年齢が10歳も年を取ったんだとか。 女性はもちろん気を付けたいところ。 男性はぜひ、毎日忙しく働いている彼女や同僚に教えてあげてほしい。 どんなに面倒くさくても、寝る前の身支度をサボるのはNG! 特に酔っていると、「ちょっとだけ休んでから」と自分に言い訳して横になり、そのまま朝を迎える…なんてことも珍しくないので、お気を付けあれ! (橋本岬/アバンギャルド) 2015年7月19日(日)11時1分配信 R25 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.07.20 13:28:07
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