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茨城県西部の鬼怒川の堤防が決壊し、多くの地域が被害を受けています。
茨城県というと、多くの人は旧国名の「常陸(ひたち)」を思い浮かべるでしょう。 たしかにそうではありますが、茨城県の全域が「常陸」ではありません。 茨城県西部の西半分は「下総(しもうさ)」です。、 現在の千葉県北部とは、同じ「下総」なのです。 現在の茨城県と千葉県の県境の大部分は利根川です。 しかし、旧国名および国境が決められた奈良時代(?)には、利根川は太平洋岸の銚子ではなく、現在の東京湾が終着地でした。 つまり、「下総本土」と現在の茨城県内の「下総」は「陸続き」でした。 それでは、「下総」と「常陸」の「国境」は何であったのでしょうか。 私は、鬼怒川であったと考えています。 字面では「鬼が怒る川」ですから、相当な暴れ川であったのでしょう。 しかし、「鬼怒」は明治以後の当て字であります。 さて、私の故郷は茨城県西部です。 高校の同級生の何名かは、今回の被災地から通学していました。 東京に住んで何十年、普段は思い出すことはありません。 このような自然災害があると、なぜか故郷を思ってしまいます。 ニュースによれば、死者は出ていないようです。 1日も早く復旧することを祈っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.09.10 19:58:46
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