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日々の戯れ言

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2008.06.14
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カテゴリ:life
久しぶりに神保町へ行く。
まずは、絵葉書購入。 軍事郵便をメインに絵柄よりエンタイヤを中心に探す。50枚ぐらいピックアップしたが、一枚¥300となるとそんなに購入出来ないので、絞りに絞って11枚。なかでも面白かったのは明治44年4月12日の消印で陸軍士官学校の生徒が郷里の知人に送ったもの。
自習時間に睡魔と奮闘したもののついに陥落。そこで見た夢の内容を綴っています。文中に星マークをやたらと使う彼は、現代に生まれていたなら携帯メールで絵文字乱発だったに違いない。

古書店を何件か回る。ワゴンのなかに昭和6年の少年倶楽部があり見入っていると、年配の男性も少年倶楽部を物色。年齢的にはさすがにリアルタイムに見たことない感じだったが、所々笑いながら懐かしさを感じているようだった。で、自分は1冊¥500だったので悩みに悩んで1冊購入。決めては山口將吉郎の挿絵があったのと折り込みのポスター。でも帰宅後、じっくり読むと吉(西郷吉之助)が登場するお話もあった。これまた挿絵の吉が男前!文章では太った大きなお武家と表現されているのに、結構スリム。この保存状態で¥500は安いなぁと思ったら、よく見ると1970年に復刻されたものだった。まぁいいか。いい具合に汚れて味がある。
別の店で芥川龍之介の企画展のポスターが目に入る。「芥川龍之介の手紙 敬愛する友 恒藤恭へ」ポスターには手紙からの引用と思われる一文があった。うろ覚えだが、一高でのことを全て忘れていまっても構わないが、君と過ごした時間は決して忘れない…といった内容だった。芥川龍之介について詳しい方ではないがイメージ的には病的に痩せた姿とちょっと哀しげな表情で煙草を吸い笑っている「作家」の顔しか浮かばない。そんな彼にも若き頃に支えとなる友人がいて瑞々しい青年時代があったんだなぁと思った。この企画展、見に行きたいが山梨である。もう10年以上訪れていない土地だ。断念。
最後に入った店で「伊藤晴雨 自画自伝」を購入。以前より欲しいと思っていたものだったので迷わず購入。責め絵で有名な晴雨ですが、新聞社に勤めていたこともあってレポート絵も味があって面白いです。
絵>東京は晴天でしたが梅雨だったってことで紫陽花。





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最終更新日  2008.06.14 23:47:53


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