カテゴリ:本
今月2冊目は、奥田英朗さんの小説を読んでいたけど、今日寄った図書館で面白そうな本を見つけ、そちらを優先してしまった(^^;)。
“ご当地評論家”永浜敬子さんの『いなかもんの踏絵』 ☆☆☆☆★ 47都道府県のご当地の人が、『そうそう!』と頷ける情報満載♪ ご当地の人でなくても、なかなか楽しめる内容だ。 例えば。。。 北海道編だと、『葬式で香典を出すと、領収書をもらうのは当たり前だ。』とか、『“いずい”と“はんかくさい”は、標準語に訳すことが困難だ。』、『家の中に水道管の元栓がある。』へ~~~。 山形県編は『秋のアウトドアは芋煮だ。』『山が見えないと不安になる。』『庄内支庁をはさんだ、鶴岡・酒田の溝は深い。』。。。くすっ。 大阪府だと『ビートルズのハード・デイズ・ナイトを聴くと、“突然ガバチョ”を思い出す。』『安い買い物をしたときは「なんぼだったと思う?」と、値段を自慢する。』『電話をかけるときに「あのぉ~、もしもしぃぃぃ~~~。」と藤山寛美のものまねをしたことがある。』『“エーちゃん”といえば、矢沢永吉ではなく、中村絵鋭一だ。』爆笑の嵐、流石だ。 広島県も『“広島太郎”を知っている。』『福屋のテーマソング“ララ福屋”が歌える。』『西田篤・南一誠・一文字弥太郎のいずれかのファンだった。』となかなかの健闘ぶり♪ 私は47都道府県のうち、足を踏み入れた事が無いのが、栃木・長野・福井・滋賀・奈良・徳島・大分・宮崎・鹿児島の9県。 これが、多いのか少ないのか判らないけど、そのレベルでもどの都道府県のご当地ネタは笑える(^▽^)。 1時間もあればサクサク読めるし、暇つぶしに最適な本という感じだ。 もし古本屋で100円で売っていたら、買うかもしれない(笑)。 一応定価は840円で、発行元はぺんぎん書房。 昨年出たばかりだから、多分まだ絶版にはなってないんじゃないかなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 19, 2006 09:14:18 PM
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