カテゴリ:本
『クローズド・ノート』 雫井脩介 ☆☆☆★★
ちょっと、話題になっている本ですよね。 たまたま、図書館ですぐに借りられたんで読んでみました。 読み始めて1/3で、先が読めてしまいます。 お話も淡々と進むので、そこで読むのを止めてしまおうかなと思ったのですが、この時点で判る“落ち”をどうもって行くのか興味が湧いて最後まで読めました。 かなり天然キャラの主人公・香恵は、マンドリンクラブや、万年筆のコーナーを常設している文房具店でのアルバイトに精を出す、教育大学2年生。 ある日香恵は、アパートのクローゼットの中から、前入居者の物らしい1冊のノートを見つける。 「伊吹’s note」と表されたノートの中身は、小学校の4年生を受け持つ伊吹先生の日記だった。 最初の100ページ位は、作家のファンでない人は結構ツライかも でも、“落ち”は想像以上に良かったです。 『おお~~、こう来るか』って思いながら、かなり涙腺が刺激されました。 それと、“落ち”に負けない位、作者の後書きが良かったです これで、今月は11冊でしょうか(『晩鐘』は上下とも600頁を超えるので、2冊でカウントしました)。 後で、見直してみようっと お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 18, 2006 12:00:01 AM
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