|
カテゴリ:地元生活
週に2回、義父の入居している有料老人ホームに
片道40分、自転車に乗って様子を見にいく。 毎日田畑に出かけて農作業していた義父は、ホームの生活が暇で超退屈。 私が訪ねる午後には、 いつも個室のベッドで転がってテレビ観ていたり、新聞や本読んでたり。 「暇過ぎて覇気がなくなる~~」と私に訴えるが、持って行ったおやつは完食する。 リビングでも行って、ほかの入居者とコミュニケーションを取ろうとせず、 頑固に個室にひきこもる手のかかる爺さんである。 ホームも、いろいろ退屈しのぎのイベントを考えていてくれて、 「陶芸教室」「書道教室」「フラワーアレンジメント」「腰痛克服体操教室」など、 お知らせのチラシが置いてある。 しかし、脳梗塞を克服したとはいえ、義父は小刻みに震える両手は治らず、 陶芸や書道は向かない。 今日、老人ホームを訪れたら、月に2回映画鑑賞会を始めたというチラシを見つけた。 早速義父に持っていった映画鑑賞会のチラシ、 初回は「ローマの休日」二回目は「シュルブールの雨傘」・・・・ 大正生まれで、地方でひたすら生きてきた義父に洋画はどうだろう?? 古い映画も昔観たことがあるわけでなく、映画館もない田舎の農村で生きてきた義父。 もちろん有名な外国の女優さんも知るわけもなく、行ったことがある海外は、中国だけ。 ちょっとおしゃれな老人ホーム、おしゃれなおばあちゃんのための選択のような気配? これからうちの義父に向くような邦画の上映をしてくれたらいいんだけどな。 たとえば、「寅さんシリーズ」や「伊豆の踊子」「七人の侍」など、どうかな? 私的には、高齢者向けの映画では、 「八甲田山」や「幸せの黄色いハンカチ」・・ 高倉健さんなど出てくる映画や吉永小百合さん主演映画とか もうすぐおとずれる「おくりびと」のような、または「「楢山節考」のような、 これからの現実に参考になるような映画はいかがなもんだろうか? クレームくるかな? なにか良いリクエストありますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|