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テーマ:映画館で観た映画(8403)
カテゴリ:映画、ドラマ
ジムの後、仕事へ。
ものすごい風が吹いてコンタクトを入れた目が痛かったが それは春一番だったらしい。 その後で気温が10℃も下がり、まだまだ真冬だなと思っていたので あれが春一番だとは思わなかった。 イージス艦の事故以来、日記を書く気になれない。 この時期、まぐろはえ縄漁船の1日の売り上げは 多ければ200~300万円にもなるというのに 清徳丸が所属する川津支所の約20隻の漁船は 捜索を続けるという。 また、他の支所の漁船でも、二人を想って漁をする気にならない 人たちがいるという。 こういった記事を読むたびに涙があふれてきて、 胸が締め付けられる。 捜索に参加する人達のために、募金のようなことができないか ネットで探してみたが、見当たらない。 祈るしかできないのだろうか。 海のレースもあと数か月でシーズンを迎えるが まだ、泳ぐ気になれない。 どうか、無事で見つかりますように。 それにしても、1400億円の税金を使って作られたイージス艦が 民間人に被害を与えるなんて。 防衛庁の長官の退官程度ではすまされない。 さて、そんな怒りの中、仕事を早めに切り上げて下高井戸へ。 レイトショーの「パンズラビリンス」の上映最終日だ。 昨年、SMAPの稲垣吾郎が「2007年のNO.1」と絶賛しており、 また週刊文春も同様に昨年のNO.1としていたので かなり期待していたのだが 結論からいうと、こんなに感動した映画は久しぶりだった。 残酷なシーンも多いし(何回か、スクリーンを観れなかった) 誰も幸せにはなれなかったのに、最後の最後で、救われる。 正しいと思うことを信じていいのだと教えてくれる。 じんわりと涙が出てきた。 悔やむべきは、昨年のうちに、観なかったことだ。 こうやって、映画も本も美術館も、どれだけ多くの作品を 見逃しているんだろう。 ちなみにわたしはひとりで観たのだが 入館前には騒がしかった家族連れが 上映終了後は静かにしんみりとしていたのが おかしかった。 泣き顔は観られたくないから、映画はひとりがいいや。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.24 11:29:01
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