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テーマ:映画館で観た映画(8407)
カテゴリ:映画、ドラマ
レイトショーで1,200円。
1,200円という、その価値は充分にある。 それ以上の価値があるかどうかは微妙。席はガラガラ。 そして中谷美紀がこの演技で助演女優賞を総なめにしそうな予感。 だって、マジで怖かったもんね~ 広末をうまく引き立てたというか 主役は誰だっけ(マジでどっちなんだ?)という強いインパクト。 以下はネタばれですが、すでに有名な小説なので犯人が誰かは みなさんご存じではないかと思います。 まず始ってすぐに「dentsu」が出てくるあたりで やたらとシツコイCMや、他商品とのタイアップCMの理由が判明。 なるほど電通がかなりのお金を出して作られたわけか。 失踪する旦那も広告代理店だしね。 でもCMで出しすぎたかな~と思うのだ。 「あなたはわたしの夢を奪った」 が最後に出てくるんだけど、なんか重みがないし(広末だし…) 赤いコートの女性が立っているシーンや その女性が断崖らしきところから落ちていくシーンを知っていると ストーリーが見え見えでドキドキしない。 ま、観に行くこっちもストーリーは知ってるんだけど なんかこう、もっとスリルが欲しかったなぁ 木村多江は登場シーンが少ないのにやっぱ上手い。 あの地味な目立ち方はすごい。 韓国で撮影したという金沢の街中のシーンは良かったなぁ …と、早速金沢旅行を夢見るワタシだ。 あの断崖、どこにあるんだろう。 ちなみに中島みゆきの歌は最後の最後まで出てこない。 しかしバックの金沢(と思われる)海が印象的で 海を眺めながら、歌を全部聴いてきた。 わたしだったら、最後にくれた手紙や写真を焼くことはないな~ と思いながら。 なお最初に流れる 学徒動員の古い映像や戦争時のいくつかの悲惨な映像、 マリーと弟が、両親の真っ赤な焼死体を見て泣くシーンは 日本人として決して忘れてはいけないシーンだと思う。 先の天皇陛下のお言葉と併せて、目をつぶらずに、しっかり見てほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.11.17 01:28:47
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