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カテゴリ:思うこと
人と人が出会うことは本当に不思議。
私が出会えるのは沢山の人がいるのに、その中でほんの一握りの人だけだ。 だから良かったことも悪かったことも全て勉強。 中学生の頃担任の先生にとても可愛がって頂いた。 プリントを作るのを手伝ったりすると、 帰りに生徒をもんじゃ焼き屋まで車に乗せて、 「これでみんなで足りるだろ?」と1000円渡してくれるような (本当はいけないんだよね?)おちゃめな先生だった。 卒業する日、ひとりひとりに言葉をくれたのだが、 私への言葉は 「お前は努力したことがないから、大人になったら苦労するかもしれない。 でも負けない強い心を大切にしなさい。」 その時は「何で最後にこの言葉?もっといいことはないのか?」 と思った。 進んだ高校はその先生の自宅前が通学路だったので、 何回かお会いすることが出来たのだが、 とっても気にかけてくれていて「何かあったら家はここだから。」と 言ってもらった。 先生の気持ちが本当に理解できたのは社会人になって10年もする頃。 私はそこそこソツなく何でもできちゃう子供だったので、 ただただ楽しく、皆にかわいがられて生きてしまった。 目標を高く持つということをして来なかった。 現状をこなす毎日が楽しければそれで良かった。 でも、いざ何かを得たいと思うと壁もあり、方法もわからなかったり。 先生は本当に生徒を個々として見てくれていたのだなと ありがたく思っている。 自信を与えなければいけない子には精一杯良いところを並べた言葉を、 人間的にこれからだと思う子には苦言をくれたんだな。 先生に「あの時の言葉わかったよ。」と言いたいけれど、 お会いする機会がまだない。 たぶん「そうかそうか!わっはっは!」って言うだけなんだろうけど。 時折振り返ってみると思いもよらない一言がとても心のある一言であったと あらためて気付かされることがある。 自分を思って言ってもらった言葉は、今じゃなくても将来役立てれば良いのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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