浜名湖オルゴールミュージアム
今回、最後に訪れた、オルゴールミュージアムは、遠州鉄道が経営する物です。友人の業者が昔、何点か収めたことがあるというところで、顔パスで入れました。びっくりしたのは、リプロデューシングピアノがあったことです。ピアノは名機のスタンウェイ、デュオアートのメカです。何と、演奏してくれたのは、ラ・カンパネラ、そうです。松本時計博物館で蓄音機で聴いた曲です。スタンウェイが実際に奏でるのですから、凄いですよ。ロールはリカット「復刻版」でしたが、なかなか良かった。当店にデュオアートのロールが200本ほど在庫があるので、捜してみようと思う。自慢ではないが、リプロデュースピアノのロールは、1700本売ったことがある。リプロデューシングピアノと言うのは、ピアノを弾く人から、直接ロールペーパに穴を開けて、録音した物で、その人の手の動きを忠実に再現する物で、あたかも、本人がそこで弾いている様な臨場感があるのです。音符を忠実に、穴を開けたものは、プレーヤーピアノと言って、ロールも一段劣ります。ラ・カンパネラ、超難曲ですよ。透明人間が弾いているように、鍵盤が踊っていましたよ。是非、浜松に寄ったら、館山寺のロープウェイに乗って、オルゴールとピアノを聞いてみてください。