Honeybee Maja

日曜は、Bo'nessの保存鉄道からエディンバラに戻る途中に、１００年以上の歴史を誇る鉄筋の鉄道橋であるForth Bridgeにも寄ってきた。これも、うちの父のリクエストだった。
いつも、エディンバラに空路戻ってくるとき、上空からエディンバラを見下ろし、その北部を流れるRiver Forth（フォース川）の河口と、そのすぐそばにあるうちのある辺りを目を凝らして見るのが私にとって恒例となっている。その時に、フォース川を隔てて南にあるエディンバラと、その北にある半島、Fife（ファイフ。ここにはかの有名なSt. Andrewsがある）を結ぶ二つの橋を見るのも楽しみの一つ。一つは自動車用の橋。これは、近年建てられたもので、デザインも今風でいまいちつまらない。だけど、それと平行して架かっているこのForth Bridgeの美しいこと！鉄筋で、赤く塗られた巨大な橋。これを、１００年以上前に人間が作ったというのもすごいことじゃないの！
この橋は、相方も好きで（相方は橋が大好き）、よくドライブがてらこの辺をうろうろすることも多い私。何回行ってもあきない。また、袂から橋を見上げ、そこを通る列車を眺めるのも楽しい。
父は早速、カメラ小僧になり、ひたすら写真を撮りまくる。母と伯母も、結構感動している。良かった。その後、そばのパブで彼らにとって初めての、スコットランドのビールを楽しんでこの日は終った。

そして月曜日。やっとエディンバラ市内を観光することに（笑）。午前中は、お城が見たいと言う彼らを引き連れエディンバラ城へ。私は、あまりに高い入場料（こないだまで確か９ポンド５０だったのに、この日はなんと９ポンド８０に値上げ！！信じられん、、、）と、私はもう内部を見ているし、実際内部は大して私にとっては感動がないので彼らだけ入ってもらって私はパス。エディンバラ城、好きだけど、私は外側から眺めるのが好きなの。

しばらくロイヤルマイルのカフェバーで一人、ぼーっとすることに。
やっぱり、四六時中親と一緒に居るのは結構疲れるもんだ。伯母がいてよかった、、しみじみ。
親と居るときタバコは吸えないので、この時数本吸った。美味しかったぞ（健康には悪いけど）。

お城見物した親たち。どうだったか聞くと、「まあ、まあまあだわねえ～」とのこと。やはり、下調べも全然していない彼らにとっては、スコットランドの歴史もちんぷんかんぷんだろうしね～。もう少し勉強していらっしゃいな、と、思った。

そばにあるウィスキーセンターに併設されたレストランで昼食をとる。ものすごい量に、辟易する彼ら。だから言ったじゃん～。量ものすごいから、まーやはメインしか食べませんよ、って。欲張りだなあ（笑）。

午後はホリールード宮殿を見学した。ま～、ここの入場料も高い！でも、お城と違って学割がきくし、私も入ったことなかったので見てみることにした。結構楽しかったけれど、ああ、これのために人々の税金が使われているのね、、とも思ってちょっと複雑。内装なんか、ホントに素晴らしかったけれども。

夕方、歩き疲れて棒のようになった足を引きずりながらカフェへ。そこで、私がこちらに来てから出会い、仲良くしてもらっている友人Nちゃんも合流。みんなで中華のディナーを食べた。やっぱり、両親たちには、この国の肉、肉、肉！！と、重たい料理がそろそろ辛くなってきていた模様。何か軽いものが食べたいなあ、という父に、う～ん、和食もあるけどそれじゃあねえ～、と言うと、「中華がいい！！」との答え。おい、中華って、軽くないだろう。どっちかっていったら、重いだろう。飲茶なら蒸し料理だから軽いかもしらんが。父よ、日本語間違ってるぜ、、、。

そうして彼らは宿へ帰って行った。私は、親たちと一緒に居て少し息抜きがしたかったので、Nちゃんとパブで少し飲んでから帰宅。

疲れた～！！明日はヨークへ。頑張るぞ～。ぐう、、、、。